また行ってきた函館の話〜 I❤Hakodate so much!
・noteからお知らせが来て、この記事が「国内旅行記 記事まとめ」に追加されたそうです。閲覧ありがとうございます(´ω`)
何度も書いているように私は函館を愛してやまないので、しばらく行かないと本当に禁断症状が出るんですよ。というわけで少し前ですが、10月にまた行ってきました。(上は雪のJR函館駅、撮影は私)
なぜそんなに好きなの?と訊かれても、好きだから好きとしか言えない…
あの風景、あの空気感、街も人も食べ物も全部大好きだ〜!(あ、函館市に限らず周辺エリアという意味で、道南の一帯を含みます)。私にとっては第二の故郷というよりも、ここが故郷だと感じるんですよ、魂のレベルで。
もう20回近く行っているので観光やグルメに励むわけでもなく、景色を見て街なかをブラブラして、地元の人の行く安い店で飲食してボーッとしているだけですが、私には最高のリフレッシュ。あ、必ず温泉に泊まるようにしています。
石川啄木は短い生涯の中でわずか132日間しか函館に住まなかったのに、「函館で死にたい」と手紙に書くほど函館を愛していました。凄く分かる。何かと息苦しかった岩手から明るく開放的な函館に行ったらそりゃそうだろうなあ(※私は岩手出身なので、良い部分ももちろん知っていますが)。
映画監督の故・森田芳光氏も函館を愛して年の半分位は函館で過ごしていたそう。氏が急死した後、奥様はしばらく函館に行けなかったとか。氏が愛した街を見るのが辛くてたまらなかったそうです(雑誌で読んだ話です)。
↓この「かなし」は悲しいではなく愛しいの意味。
函館駅から湯の川方面に行く幹線道路沿いに「啄木小公園」があり、啄木の像がありますよ。津軽海峡を一望できて、カモメも飛んでいます。
天気のいい日は、お弁当を買ってここで食べたこともあります。
函館が好きな理由の一つが津軽海峡。ずっと太平洋を見てきた私は、最初「太平洋とは全然違う海」と感じました。日本海側に旅行したことも何度かありますが、日本海とも違う海です。
波は荒いけど海らしい海で、表情がクルクル変わるから見ていて飽きません(津軽海峡の中央部分は公海なので、たまに中国やロシアの軍艦も(・Д・・))
函館は個人商店が圧倒的に多く、街のあちこちに「昭和」が色濃く残るのも、私が好きな理由の一つ。全国の大都市がみんな再開発で未来SF的に変わる中、ホッとする昭和感がまだ残っていて、それに惹かれて遠方から足繁く通う人も結構いるそうですよ。ちなみに人口は二十数万人です。
海外を含めて、初めてなのに「ここには来たことがある気がする」と妙に懐かしくなった経験ないですか? いわゆるデジャヴ。私は中国返還前の、まだイギリス領だった香港に初めて行った時に「ここ知ってる!」感が満載で物凄く懐かしくて、知らない路地も怖がらずに一人でスイスイ歩けて、自分でも不思議でした。あれは絶対、過去生で住んでいましたね。
函館も私の過去生で縁があると思うので、「一体何回行けば気が済むの?」と呆れられても、たぶん行けるうちは行きます(〃ω〃)
※函館といえばイカなのに、海流の関係かスルメイカがずっと絶不漁で、今後は養殖を考えないといけないらしいです…(-ω-。)
↓上は八幡坂のクリスマスイルミネーション。向こうに見えるのは引退した青函連絡船。 下は金森倉庫の海に浮かぶツリー。(出典)
観光客の訪れるあたりは昭和じゃなく、普通に現代的で綺麗です。
嬉しいご厚意は、地球に暮らす小さな仲間たち(コウモリと野生動物)を守る目的の寄付に使わせていただきます(๑´ω`๑)♡