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PMが評価すべきは「事故が起きないようにした人であるべき」と思う。

自分がPMの場合、他のPMのもとで働く場合
と両方あるのですが、
状況ごとにどのようなムーブが良いのか?
というのを自分なり整理してみたいと思います。

良い状況の時

例えば、どんどん右肩上がりに売上が上がっている時。
この時は、
「現状良い状況の理由は何か?」
を突き詰めて、リスク要因を洗い出し、
良い時期がダメになった時の備えをしておく必要があります。

よくあるダメなパターンは、
「あ、今調子が良いから、ここは特に考えなくて良いや。」
と思考停止になることです。
(僕も何度もやったことありますが)

改善を積み重ねてて、やっと現状維持くらいの温度感でやるのが
ちょうど良いバランスだなと思います。

悪い状況の時

まず、

ハインリッヒの法則というのがあります。
同じ人間が起こした330件の災害のうち、
1件は重い災害
29回の軽傷(応急手当だけですむかすり傷) 300回の傷害のない事故(傷害や物損の可能性があるもの) 的なやつです。

よーするに、
300回の傷害のない事故 の時になるべく原因を潰して、
29回の軽傷の時には必ず原因を潰す。

という行為をやり続けよう。
ということです。

んで、悪い状況が起きたのは、
29回の軽傷を無視してきたことが起因で起きていると思うんですよね。

そこに気づかないと同じことが繰り返されます。。。

ここで、注意しないといけないのが、
「29回の軽傷」や「1回の重い災害」を消化した人を評価してしまいがち。
ということです。
やばい事態が起きた時のヒーローみたいな。

ただ、一番偉いのは、300件の事故を見て、
「重い災害を起こさないようにした人がいたよね?」
という。

僕がPMのプロジェクトでは、
「重い災害を起こさないように動いている人」
を評価したいという意思表示でした!!

余談1


事故が起きるのは、
ちゃんとしたメンバーのみがいる前提で行くと、
・人間関係
・権限とKPIが一致していない。
が根本原因だなと思うことが多いです。

組織が機能するために、細かい調整を続けることが大事なPMの仕事だと思います。結局組織とは、人間関係論だと思う今日この頃。
結婚生活が日々学びの場ですw

余談2

「29回の軽傷」や「1回の重い災害」を消化した人を評価してしまいがち。

これは医療の現場でめちゃめちゃ多いなと思っています。
健康のことなので、みなさん関わるやつ。

「画期的な治療薬」
をみんな探すけど、
僕は
「病気にならない生活を作る人」
のほうが価値が高いと思っています。(未病を治すみたいな)

そのために身体のメンテナンスを定期的にしていますし、
歯のケアにも結構なコストをかけていたり。。。

こういう感覚で人生やっている人と働いたらうまくいく確率が高いと思っています。価値観が合いそうな方はご連絡いただけると嬉しいですー!


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