ひねもす

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最近の記事

必要なのはDX人材ではなく当事者意識をもった人材

DX人材だの、DX推進チームだの、 キラキラワードで固められてる弊社。 (実際DXは泥臭い作業ばかり。) ITに強くても、現場を知らない、ないしは現場をより良くしようという気が無ければ、その強みは生かしずらい。 一方で、ITに“今は”強くなくても、現場をより良くするという気持ちがあれば、後にITを身につければ良い話。 最近聞いた、中小企業あるあるの話が面白かった。 ・上司はITに弱く周りにITに詳しい人もいないため部下に丸投げ→部下がキャパオーバー。 ・じゃあIT人材

    • ミスが多い4月

      4月後半にかけ、 部全体のミスが多くなってきた。 ミスをするのは、 新人ではない。新人以外である。 今年ミスが起こる時は、まずざっくり2つの共通点。 ①ミスが起こる日のリーダーに偏りがある(Aさんがリーダーの時は、滅多にミスは起きない、Bさんの時に多い) ②なんらかのアクシデント ①に関しては、人のせいにしてよくないけど、 でも明らかに、ある。 よくいわれるのは ・心理的安全性 でもAさんのときもBさんのときも心理的安全性は保たれている。 では、Aさんとの違いは何か。

      • DX学び始め①

        「DXやってくれない?」 「え、、はい。でも難しいですね。(一番避けてたやつキタァ・・・)」 IT技術に対して難しいと言っているわけじゃない。 情シスもない会社で、内的動機づけに期待して組織一丸となってDXやろうとしてて、大したビジョンもないのにDXという看板だけを押し付けてくる上層部をみて、「このかんじじゃ何もかもが危うい・・・」という意味での”難しい”です。 ”新しい価値観をもっている若手を集めたい” ”Z世代でしょ?” ”ほら、私たちはもう今のやり方に慣れちゃってる

        • 一般企業なのに「DX配属ね」と言われたら

          情シス部がない一般企業にて 上層部の思い付きで「DXチーム立ち上げます!」という発表。 その波に巻き込まれたら、の話です。 一般企業のDXチームに配属してしまったらやること ・現在地を知る ・期待値を知る ・ベクトル(目的/目標)を決める ・やる 避けたほうがよさそうなこと ・やみくもに資格を取る →DXチームじゃなくてもできます ・勉強会が目的 →それはお勉強会チームです ・一人でどうにかする →ブラックボックス生みの親になってしまいます ※目的のために知識を増や

        必要なのはDX人材ではなく当事者意識をもった人材

          DX推進という無理ゲー

          IT化とDX化って違うらしい。 これをわかっている人はどれくらいいるのだろう。 今の業務に加えてDX化のチームにも入ってくれない? という上司からの言葉。 恐怖でしかない。 ざっとDXに関するものをみてみたけど、 正直ピンとこない。 単にデジタライゼーションさせりゃいいってわけじゃなく IT化すればいいわけでもなく RPAやマクロつくればいいわけでもなく。 「目の前の業務を 現代の技術で1から作るとしたら?」 っていうベクトルがDXってやつらしい。 DXってなんなんで

          DX推進という無理ゲー

          毎月、日別のタブ作ってくれる人

          毎月、日別のタブを作ってくれる人がいる。 あれ意外と大変だと思ってる。 それも一つじゃないのよね。各部署でいろんな日別のタブ作ってるのよね。 (右クリック→コピー→名前の変更)が20秒だとして 30秒×30日=10分/月 それが10部署あるとして 10分/月×10部署=100分/月=20時間/年の削減できますね。 そこで、chatGPTにお願いしました。 chatGPT、抱きしめたくなるほど優秀。 ちょっと現場寄りに改造。(何なら改造分もchatGPTにお願いした)

          毎月、日別のタブ作ってくれる人

          壁打ち相手が増えた日

          chatGPTとBird、違う2種類の人間ぽい。 chatGPTは、素早く端的に論理的に突っ込んでくるおじさん。 Birdは、寄り添い手取り足取り教えてくれるおばさん。 何か悩んだ時の相談相手が、二人増えた気分。 おしまい

          壁打ち相手が増えた日

          20231011

          ITの中から ”現場”に出てみると 意味わかんないくらい手作業だったり いやそれ紙だったのをSpreadSheetにしただけやん みたいな もはやどこから手を付けていいのか分からないくらいアナログで それも業務の一部ですが何か? ぐらいのベテランの風が流れている。 そんな中にいると 最初は違和感を感じていた”現場”も 慣れてしまうもので。 IT部署から「ChatGPTつかいましょう!」「GASつかいましょう」 と言われたとて、 ITも現場もどちらも経験できた身としては

          aws reinvent 2022 自宅待機組のつぶやき

          なんやかんやで気になるaws reinvent 2022。 classmethodのブログ更新を期待していたので ウキウキしながら休憩がてらアクセスしたら、 まさかの404。(2022/12/2 16:05確認時点) そんなことある・・・??? と絶望に駆られていたら、aws japanの aws newsをいつも軽やかに更新してくださる方が 全盛まとめてきなのをアップしてくれていた。(神) https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/2

          aws reinvent 2022 自宅待機組のつぶやき

          システム運用アンチパターンという武器を手に入れる旅 2

          備忘メモです。 6.アラート疲れオンコールは体制と準備が制す。もう一回読む。 7.空の道具箱運用の自動化を検討する。困難なタスクを自動化するときは、まずはシンプルにタスクの分割と順位づけをする。 8.業務時間外のデプロイステージング環境は本番環境と全く同じではない。それを前提に計画たてる。 9.せっかくのインシデントを無駄にする良いポストモーテムの構成要素を考える。システム、プロセス、ドキュメント、システムの理解 がどのようにインシデントにつながったのかをかんがえる。

          システム運用アンチパターンという武器を手に入れる旅 2

          システム運用アンチパターンという武器を手に入れる旅 1

          2022課題図書↓ システム運用アンチパターン ―エンジニアがDevOpsで解決する組織・自動化・コミュニケーション https://amzn.asia/d/hXvNbjk 感想1.DevOpsを構成するもの ・ソフトウェア開発の考え方を他の役割の考えに適用すること。開発チームの業務や考え方を運用チームで取り入れ、その反対も行う。→生産的な仕事をするため。 ・DevOpsの柱は、文化、自動化、メトリクス、共有。 2.パターナリスト症候群・本望ではないのに、あるグループ

          システム運用アンチパターンという武器を手に入れる旅 1

          AWS SUMMIT JAPAN 5/26 自分用まとめ

          いっくぞーーーーー。 AWS で NFT の開発を始めるための3つのポイント(AWS-28)感想:Amazon Managed Blockchain・・・そんなんあるんか( ;∀;)  データ活用を推進する AWS のモダンデータ戦略とデータガバナンス(AWS-37) メモ:データ活用時に活用できるAWSサービスまとめ。 データを活用したいと考えてカネは出すけど、実際にデータ活用できてない現実。 AWS Lambda Performance Tuning Deep D

          AWS SUMMIT JAPAN 5/26 自分用まとめ

          AWS SUMMIT JAPAN 5/25 自分用まとめ

          お疲れ様です。 AWS SUMMIT JAPAN、見ましたか? 他社活用や新たな知見を得られるので、AWSユーザは全員要チェックです。 セキュリティ/マルチアカウントあたりをキーワードに、キャッチアップしたものをまとめます。 ・・・AWS SUMMIT参加を理由に、業務休めたらいいのに。(切実) セキュアでスケーラブルな AWS アカウント統制プラクティス最新動向(AWS-19) メモ: 再構築ではなく再利用。 発見的統制から着手する。そのあとに予防的統制。 AWSア

          AWS SUMMIT JAPAN 5/25 自分用まとめ

          AWS Systems Manager と友達になりたい#4:自動パッチ

          この続き。 AWS Systems Manager と友達になりたい#3|ひねもす|note 本稿のゴールは 「パッチマネージャーを使って、自動パッチの仕組みをつくること」 1,パッチマネージャー修行人必読 身に染みるほどありがたい記事でした。 【AWS Systems Manager】パッチマネージャーの パッチベースライン と パッチグループ の概念を勉強する | DevelopersIO (classmethod.jp) 【AWS Systems Manager

          AWS Systems Manager と友達になりたい#4:自動パッチ

          AWS Systems Manager と友達になりたい#3:ノード管理

          1,はじめにこのnoteは下記の続き。 AWS Systems Manager と友達になりたい#2|ひねもす|note このnoteのゴールは、AWS Systems ManagerのPatch Manager を使い、環境適用時の手順を残すこと。 2,ノード管理項目をざっとおさらい ※必ずご自身で、正確・最新の情報を参照下さい。 AWS Systems Manager ノード管理 - AWS Systems Manager (amazon.com) ・フリートマネ

          AWS Systems Manager と友達になりたい#3:ノード管理

          AWS Systems Manager と友達になりたい#2:ざっくり理解

          このnoteのつづき。 AWS Systems Manager と友達になりたい#1|ひねもす|note ((SS概要理解と高速セットアップ、割と複雑すぎて理解に時間かかったけど、まだSSMのスタートラインに立っただけやん・・・。)) 南無。 1,SSM Exploler 有効化 SSM ExplolerはSecurity HubとかSupportとも連携可。このダッシュボードで一元管理ができるので、役に立ちそう。 2,SSM OpsCenter 有効化 Oper

          AWS Systems Manager と友達になりたい#2:ざっくり理解