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Twitterで誰かを攻撃しているみなさん、もっといい方法がありますよ。

緊急事態宣言が発令されて、まもなく1週間が経ちます。みなさん、しんどい毎日ですよね。本当に大変な日々だと思います。

そんななか、先日、こんな記事を目にしました。

多くの人が、このコロナの影響で心がささくれだっていて、著名人のツイートが炎上しやすい、というのです。

たしかに記事にある為末大さん本田圭佑さんのツイートには異論を唱えたくなる人が出てくるのも理解できるのですが、このスガシカオさんのツイートまでが炎上してしまうとは、たしかに異常事態かもしれません。

「今一番大切なことは、みんなが一人一人どうすべきかを考えて、一致団結してこの危機を乗り越えることだと思うんだ 批判や怒りや疑いじゃなくてさ、不要な外出を控える、自分や家族を守る、他人を思いやる、医療を守る…それしか新型コロナに勝つ方法はない」

特に問題ない、というか、とても真っ当なことをおっしゃっていると思うのですが、ご本人のもとには様々な声が届いたようで、のちに削除。

ほえー、マジか。この内容で炎上してしまうのなら、もう著名人は何をつぶやいていいやら戦々恐々としているはず……。

まあ、炎上慣れしている私は、それでも臆せず発信していこうと思っていますが(それによって不快な思いをさせてしまうこともあるかもしれません。ごめんなさい)。

もちろん、自分の意見を発信する側にとっては「勘弁してくれよ」といったところかもしれませんが、そもそもなぜ昨今はツイートが炎上しやすい状況になっているかというと、多くの人々がいまの生活に「勘弁してくれよ」と感じているからですよね。

日々の生活に不安を感じていて、ストレスを溜めていて、しかもそんな状況がいつまで続くのか見通しも立たなくて——本当にしんどい日々ですよね。だから、誰かに当たりたくなる。愚痴りたくなる。それが八つ当たりだと、頭ではわかっていても、目の前に著名人というサンドバッグがあれば、思わず殴ってしまいたくなる。

その気持ちが、わからないではありません。もちろん、それを推奨するかと言われれば答えは「NO」ですが、SNSの使い方なんて人それぞれですし、私などが自制を呼びかけたところで何の抑止力にもならないでしょう。

ただ。

「誰かを攻撃することはやめましょう」という呼びかけは、あまり効果がないだろうと思う反面、こんな呼びかけならどうだろうと思ったのです。

「Twitterで誰かを攻撃しているみなさん、もっといい方法がありますよ」

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「乙武洋匡の七転び八起き」
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