見出し画像

【乙武洋匡の教育連載 vol.7】私たちは「#ブラック校則」とどう向き合っていくべきか。

先週に引き続き、「#ブラック校則」について、みなさんと考えていきたい。先日、判決が出た「黒髪強要」訴訟はあきらかに人権侵害だと言えるものだが、あれはあくまで氷山の一角であり、他にもブラック校則と呼ぶことができそうな理不尽なルールはどこにでも残存している。

上記のサイトにいくつか例示されているが、

・男子は丸刈り、女子は肩に髪がついてはいけない。
・スカートから膝が見えたらダメ。
・カーディガン禁止。
・眉毛の手入れ禁止。

など、思わず「理由が知りたい……」とつぶやかずにはいられないルールが並んでいる。

さて、こうしたルール。はたして本当に必要なのだろうか。そして不要だと判断された場合、どのように変えていけばいいのだろうか。もっと言えば、必要か不必要かを判断する権限は誰にあるのだろうか。

私自身、こうした理不尽なルールを目にすると、つい熱くなってしまうタイプなのだが、今回はなるべく冷静に、建設的な意見を述べていこうと思う。

          ------✂------

ここから先は有料公開となります。

個別の記事を数百円ずつご購入いただくよりも、定期購読マガジン(月額1,000円)をご購読いただくほうが圧倒的にお得となります。

月の途中からご購読いただいても、当該月の記事はすべて読めるようになっているので、安心してご登録ください。

記事の更新はみなさんからのサポートに支えられています。ぜひ、この機にご登録をお願いします!

「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116

ここから先は

1,743字

¥ 300

みなさんからサポートをいただけると、「ああ、伝わったんだな」「書いてよかったな」と、しみじみ感じます。いつも本当にありがとうございます。