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「安心」と「安全」を履き違えると、大きなエラーが起こってしまう。

「国民の安心・安全を守ります!」

いかにも政治家が好みそうなキャッチフレーズだ。嫌味で言っているわけではない。むしろ、とても大切なことだと思っている。

だが、この「安心」と「安全」という言葉は、似て非なるものだと認識しておく必要がある。たしかに字面はよく似ているし、声に出してみても一文字しか違わない。だからこそ、私たちはその違いに敏感でいる必要がある。

特にこうした非常事態では、「安心」と「安全」を混同すると、とんでもないエラーが起こる可能性がある。いや、もう起こり始めているのかもしれない。

たとえば、みなさんからのご批判を覚悟で、PCR検査の問題を考えてみたい。

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