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キタムラの「冷製」マネジャー日記 #113

こんにちは。乙武の右腕ことキタムラです。基本的に乙武の1週間のスケジュール紹介を中心に、思ったことを適当に書いていきます。たまに毒も吐きますが、温かい目で見守っていただければ幸いです。それではよろしくお願いします。

さて、あいかわらず緊急事態宣言中のネタ不足に悩まされております。この週も、オトタケとの稼働は火曜と水曜の2日だけ。困った。自分のプライベートを切り売りしていくしかないのか。ということで今週は、私の話も交えてお届けします。それではいってみましょう。

【3月8日(月)】
この日のために私は、前日の昼から食事を抜いていた。健康診断の予約を、しかも生まれてはじめて胃カメラの予約をしていたのである。本当は胃カメラなんて御免こうむりたいのだが、今年不惑を迎える立派なオッサンとしては、そろそろ健康に気を使わなくてはならないのも事実。ただ正直ビビっていた。じつは私、粉薬も吐きだしてしまうレベルで喉の異物には敏感なので、胃カメラを飲んだ日にはどうなることやら。想像しただけでも恐ろしい。

朝から新宿のクリニックへ向かう。大雨が降っている。私の心を写しているかのような空模様だ。思えば5年ほど前、ひょんなことから暇になったオトタケに付き添って人間ドックに行った時、胃カメラを入れて泣きながら吐き気に耐えているオトタケの反応が面白すぎて、ここ20年くらいでいちばん笑ったバチが、ついにこの日当たるのだろうか。5年の月日を経て自分に還ってくるとは。あの日あんなに笑わなければよかった。コッソリ撮影して落ち込んだ日に楽しんでいたオトタケの胃カメラ動画、完全消去するので許してほしい。

クリニックに到着。めちゃくちゃビビっていた私は、受付で「胃カメラはいちばんラクなやつにしてください。眠らせてもらってもかまいません」と懇願するも、「だいじょうぶですよ」とつれないお返事。不安な気持ちを抱えたまま、まずは血液検査や身体測定などをこなしていく。学生時代は180センチを超えていた身長はなぜか179.1センチまで縮み、大台を割る。このままいくと80歳くらいにはオトタケより小さくなるのではないだろうか? 逆に体重は3年前より2キロ増えた。辛い。

MRIや超音波検査を受けた後、いよいよラストの胃カメラである。まずは喉の麻酔薬を飲まされる。喉の感覚がなくなってきた頃、感染症対策のためのアクリル製の箱の中に入れられると、ついに胃カメラのお出ましだ。え、そんなに太いものが?

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「乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116

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