私たちがよく耳にする言葉に、「ピンチをチャンスに」なんてものがあります。まあ、たしかにその通りではあるんですけど、多くの人は、「それができたら苦労しないわ」と感じるかもしれませんね。ピンチ（窮地）なんてものがそう簡単にチャンス（好機）に変わるのなら、人生こんなにラクなことはありません。

しかし、そんなことを書くと、みなさんはこう思われるかもしれません。

「乙武さんは、『ピンチをチャンスに』転換してきた人じゃないか」

たしかに、私ほど「生まれた瞬間から人生の大ピンチ」を迎えてしまった人もそうそういない気がします。にもかかわらず、世間から見れば、いい意味でも悪い意味でも「障害を武器にのし上がってきた人」というイメージを抱かれていることでしょう。そういう意味で言えば、たしかに私は「ピンチをチャンスに」変えてきたと言えるのかもしれません。

では、そこに何かコツはあるのか。これまで私がどのようにして「ピンチをチャンスに」変えてきたのか。そのヒントを言語化してみたいと思います。

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乙武洋匡の七転び八起き」
https://note.com/h_ototake/m/m9d2115c70116