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Twitterのリプライとおじいちゃん

Twitterを見ていて、時々、自分の意見をリプライしたくなることがある。決して、攻撃、反論するつもりではなく、自分の意見を伝えたくなる。

実際、リプライしてしまう時と送信する手前で踏みとどまる時とがある。リプライした後、大体後悔することが多い。(現に、今日、リプライしてしまい後悔している)

その後悔の理由や踏みとどまった理由は共通していて

「実名を名乗らずに意見するのはフェアじゃないな」

という理由。

この時に、いつも頭に浮かぶ、私のおじいちゃんのエピソードがある。

私のおじいちゃんは、学校の先生で退職前には校長をしていた。私が高校一年生の時に他界した。

とても、交友関係が広く、私が生まれた時には既に退職していたが、よくおじいちゃんの家には、友人が訪れて賑やかだった記憶がある。

豪快な性格の持ち主だったらしく、そんなおじいちゃんをよく思わない人や対立していた人もいたようだが、賑やかだったおじいちゃんの家を思い出すと、いろんな人から慕われていたんだと思う。


以前のnoteにも書いたが、私の好きなヒト・尊敬するヒトの堂々一位は、おじいちゃんである。


私が小学生くらいの時に、親戚が集まってワイワイしていた時に、そんな、おじいちゃんから聞いた話。武勇伝?

(今の時代にこんなことをしたら、大問題になりそうな話。と前置きをしておく)

おじいちゃんが校長をしている時に、仕事仲間との呑み会で泥酔して、当時、お互い考えが合わず気に入らなかった校長先生の学校に泥酔した状態で夜訪れ、正面玄関に、ウ◯チをしてやった。と。

そして、おじいちゃんは、そのウ◯チに自分の名刺を刺して、帰ってきた。と。

その話を聞いた時、おじいちゃんが、その学校の校長先生が気に入らないからと言ってウ◯チをしたという衝撃は、勿論あったが、

名刺を刺してきた

ということに、

「自分のした行為に逃げも隠れもしない」

という正直さ、潔さを感じてしまった。


決して褒められた話ではないんだけど、

やっぱり、自分が、誰かのTwitterをリプライしようとする時に、思い出してしまうエピソード。


そんなこんなもすべて含めて、

私は、おじいちゃんが大好きだ。

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