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体だけでなく心の「アツさ対策」もやってみましょうか?【キャリコンサロン編集部】

静寂は突然打ち破られました。

それはまるで雷鳴のように静かな空間に大きな衝撃をもたらしたのです。

「あー、本当にイライラする」
「暑すぎる。もう、無理!」
「殺意が湧いてきた」

ウチの奥様がタダならぬ怒りの表情で部屋に入ってきたのです。

ご存知の通り、猛暑が続く2023年の夏。

エアコンの無い台所で料理してくれていた奥様の我慢も限界に達したようです💦

これはマズイことになった…

何か恐ろしいものに巻き込まれたような焦りを禁じ得ぬ心。迅速な対策を講じねばさらにマズイ事態が訪れるかもしれない。

そんな不安を抱えた私は、

「とりあえず、明日首にかけるタイプの扇風機を買ってくるから!」

と奥様に誓い、何とか料理を継続してもらうことでこの日の私の胃袋の平和は保たれました。

さて翌日。この日は人間ドックで会社をお休みしました。

バリウム検査後に飲んだ下剤によって不安定なお腹の状態を抱えながらいそいそと電気量販店へ。

首にかけるタイプの扇風機はいっぱいあって、どれにしようかと悩んでいると、

「こっちの方が断然涼しいですよ」

という店員の声に惹かれて歩いていくと、こんな商品が目に入ってきました。

[F.O.インターナショナル] ICE RING

いわゆるネッククーラーと言われる商品です。

この商品の中に入っている液体が特別で、28℃以下の環境に置いておくと自然に凍結します。

クーラーの効いた部屋に置いておけばいいので手間要らずです。

冷えピタよりも冷たさが圧倒的に長持ちするし、冷た過ぎることもありません。

という店員の説明を受けてサンプルを試してみました。

確かにこれはイイ!

当初と方針を変更。
こちらを買って帰りました。

帰宅した奥様に商品を見せると

「え〜本当に涼しくなるの?」

と半信半疑でしたが、実際使ってみると評価は一変します。

確かにこれはイイ!

今では家に居る時はほぼ欠かさず、犬の首輪のようにこの商品をつけて生活してくれています。

このようにして私が所属する「キャリコンサロン編集部」の今週のお題でもある「暑さ対策」のミッションは完了しました。

しかし、まあこう暑いとちょっとしたことで心の方も「アツく」なってしまいがちですよね?

そんな心の「アツさ対策」に役立つのが、

「アンガーマネジメント」です。

アンガーマネジメントとは?

1970年代にアメリカで生まれたとされている怒りの感情と上手に付き合うための心理教育、心理トレーニングです。
怒らないことを目的とするのではなく、怒る必要のあることは上手に怒れ、怒る必要のないことは怒らなくて済むようになることを目標としています。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会HPより

アンガーマネジメントは「怒り」を論理的に捉え、誰にでも習得できる実践的な対処法を提示しています。

パワーハラスメントの防止策として注目を浴びており、書籍も多く出されているので、皆さんも目にしたことはあるのではないでしょうか?

自分で言うのはちょっとおごがましい気がしますが、私も「アンガーマネジメント」を習得できた一人だと思っております。

どうやって怒りをコントロールできるようになったのでしょうか?

それはキャリアコンサルタントで学習したことを「アンガーマネジメント」に活用したのです。以下にその具体例をお話します。

(1)相手の話を「傾聴」する

自分の考えは横に置いておき、人の話を最後までしっかり聴き、そして相手の立場になって発言の意味を考えるようになりました。

こうすると相手の発言に対して怒りの感情は湧きにくくなったのです。

(2)「自分を客観視」する

キャリコンの世界ではこれを「自己一致」と呼んでいます。

相手の発言や行動に対してイラっと感じた時、自分から気持ちを引き離して外から自分自身を眺めるようにしました。

「アツくなっている自分があそこにいる」
「自分はこのことにイラっとしているんだな」

と自分を客観的に分析すると、不思議と怒りがスーッと和らいでいくようになりました。

(3)「DESC法」を活用する

「DESC法」は感情に流されずに自分の意見や思っていることを相手に伝える方法です。

具体的には以下の4つのステップに沿って行うと「アツく」なることなく相手に言いたいことを伝えられるようになりました。

① D(describe)
客観的な事実を述べます。
② E(express)
自分の感情を表現します。
③ S(specify)
相手に望む行動、妥協案、解決策を提案します。
④ C(choose)
相手の反応に対して、自分の選択肢を伝える

詳しくは、2年前の記事にも投稿させてもらっていますので(懐かしい!)こちらを読んでいただけると嬉しいです。

いかがでしたでしょうか?

まだまだ猛暑は収まる気配は見せませんが、これらの「アツさ対策」で厳しい夏を一緒に乗り越えようじゃありませんか!

ではまた来週までご機嫌よう(^_-)-☆

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