どうも、水星の申し子です。

2024年2月10日 8時00分頃、
水瓶座で新月を迎えます。

新月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

「月」ってどんな星？

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか？
どんな星だと認識していますか？

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月ですが、
わたしは、ただ美しいだけではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

月とは「不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ？
ってハナシですが、その答えは「感情」。

わたしたちは日頃、
「感情をなるべくフラットに保ちたい」
と思いながらも、外部からの刺激につい反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

安心への欲求こそ、まさに「月」です。
月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの？」
「お散歩に行きたいの？」
「遊んで欲しいの？」

と観察して、適切なお世話や躾しつけをする。

これが月＝感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話と躾しつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心のダムが崩壊しそうになった時には、
「わんこのお世話と躾しつけ」
を思い出して、意識してみてください。

2月10日は水瓶座で新月

さっそくチャートを見てみましょう。

星がチャートの東側（左半分）に集中しています。

満月までの二週間は「意志力」が試されそうです。

人がどうこうではなくて、
「あなたはどうしたいのか？」
を判断軸に行動してください。

ただ、コレは今回に限ったことではなく、
今後ずっと意識していただきたいことです。

メディアの情報を鵜呑みにしたり、
「皆がそうしているから」という
思考停止の状態になったりすることは危険。

つねに「自分はどうしたいのか」を
判断基準にしてください。
誰かにどう思われるとかも関係ないですからね。

月と太陽が位置するのは、
水瓶座21度「絶望し幻滅した女」

心身の無理をしながら、
大きな目的に献身することを意味する
若干、「M気質」な度数ですね。

前向きに言い換えれば、
つねに未来に希望を抱いて、
自分を追い込み、ストイックに目的を遂行する。

新月付近、オーバーワーク気味だけど、
献身的に働いている自分に対して、
悦びを感じる人が増えそうですね。

お仕事を頑張るのはもちろん良いのですが、
ぶっ倒れるまで働かないように！
「ほどほど」を意識してください。

月と太陽は「第12ハウス」。

なにか大きな目的を達成するために、
縁の下の力持ちや裏方として、
やや自分を犠牲にして尽力する、
というシチュエーションがあるかもしれないです。

あるいは、今は表立ってなにかをするよりも、
水面下や陰で努力をするとき、とも言えます。

この時季にストイックに努力を重ねれば、
二週間後の乙女座満月でカタチになりそうですよ。

何度も申し上げますが、
冬至～春分までの三ヶ月間の過ごし方で、
今年の秋に収穫できる実りが決まります。

2月4日に立春を迎えて、
ようやくスタートが切れた感覚の人も
いらっしゃるかもしれません。

早い内に今年の目標を立てて、
そのためにできることを行動に移してください。

そして、今回のチャート、
アセンダントが魚座、MCが射手座なので、
夢や理想は壮大に描けるのですが、
実務実行能力に欠けがちになります。

夢や理想が「絵に描いた餅」にならないよう、
現実的な実務もコツコツと行いましょう。

世の中には、夢やしたいことはある、
アイディアは湧くように出てくる、
でも、行動に移さない人、カタチにならない人、
中途半端に終わる人、いらっしゃいますよね。

おそらくそれ、
「本当にしたいこと」じゃないんですよ。

本当にしたいなら黙って行動に移しますし、
自分でできないのであれば、
できる人の力を借りてでも実現させます。

熱が入っていない、本気じゃない、
あわよくば、誰かが叶えてくれたらラッキー♪
くらいに思っている。

厳しく聞こえてしまったら申し訳ありませんが、
そういうことなんだと思います。

人それぞれ性質が異なりますし、
実際そのくらいの軽いノリでも結果が出ちゃう
というのが「風の時代」でもあります。

だからどうこう言うつもりはないのですが、
わたしは本当にしたいこと以外しませんし、
「有言実行」を心がけているので、
ほぼできないであろうことは公言しません。

したいことにはほぼチャレンジしているし、
目標に対しても地味にコツコツ向きあっているつもりです。

人様になにかを伝え、導く仕事をしている以上、
有言実行、言葉と行動を一致させて、
「信頼」していただきたいと思って発信を続けています。

わたし自身、この新月の度数のように、
М気質なところがあるんだと思います。

追い込まれた方が力を発揮できるタイプだし、
周りから見たら逆境の状態でも、
意外とヘラヘラ立っていられる設定なんです。

どうしても自分に甘くなって、
なんでも中途半端になるなぁという方は、
「人生で本当にしたいこと」を考える時間を
取ってみた方がイイですよ。

いま、人生が終わるとしても後悔はないですか？

「アレをしたかった」
「あそこに行きたかった」
「あの人に会いたかった」

ピンと来たことがあれば、
それ、行動に移しましょう。
公言してみましょう。

人生一度切りです。
他の誰でもない、あなたの人生です。

最優先事項を決めて、
それに取り掛かる新月にしてください。

以上！
皆様、beautifulな新月をお迎えください。

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