見出し画像

8/2 水瓶座 満月

どうも、水星の申し子です。

2023年8月2日 03時31分頃、
水瓶座で満月を迎えます。

▼YouTubeでもどうぞ!

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月。

月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めて最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

「不安定さの象徴」って具体的には何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
本能的に安心を求める欲求、
これこそがまさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
と観察し、適切なお世話としつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

8月2日は水瓶座で満月。

7/18蟹座新月、半年前の水瓶座新月で
始めたこと、意図したことがあれば、
その結果を受け取るタイミンングです。

二週間前、半年前を振り返ってみてくださいね。

夏至を迎えて以降、体調を崩したり、
感情の浮き沈みが激しかったり、
人間関係がこじれたり。

最近、きつめの星の配置が続いています。

畳みかけるように、酷暑。
大雨や雷で大変な地域もあります。

海王星魚座期、クライマックスの数年です。
個人だけではなく、
社会、世界、地球レベルで
浄化が促されていますね。

でも命ある限り、
生きなければなりませんから。

大それたこと考えなくてイイから、
とりあえず、半径3メートル圏内を
ご機嫌にして生きましょうよ。

というか、
それがすべてだとわたしは思いますよ。

では、チャートを見ます。

月だけが「風のサイン」で、シングルトン。

アセンダントが蟹座なので、
シングルトンの月がキーになりますが、
コレが吉と出るか凶と出るか。

月が位置するのは、
水瓶座10度「一時的だと証明される人気」

・どんな局面も大局的な視点で分析する。
・データで先を予測し、物事を判断する。
・何事にも染まらず、誰にも迎合しない。

こんな意味がこめられている度数です。

月は、「第7ハウス」、
太陽は「第1ハウス」にありますので、

対人関係やパートナーシップにおいて、
俯瞰的な視野で見渡し、
冷静に先を見据えて、行動する。

これが満月のテーマかなと。

ただ、ご覧の通り、
月の度数がかなりドライなんだわ(゚∀゚)

この満月付近、

「人に興味ないし、興味を持たれたくもない」
「一人でも我が道を進みますんで」
「わたしは誰にも迎合しません」

こんな感じで、
極端にドライな感じになりやすい気がします。

天邪鬼になりがちな人は、
普段以上にご注意ください。
(あんたのことだよ。)

一方の太陽が位置する獅子座10度は、
ポジティブで前向き、社交的で盛り上げ上手、
いわゆる「リア充」な度数。

冷静でドライすぎる月と、
素でオッパッピーな太陽が向かい合うので、
その二者間で衝突が起こりやすそう。

明るくて盛り上げ上手な人が、
せっせと場をあっためている中、
「あ、わたし帰ります。」と冷たい一言を放ち、
瞬時にしらけてしまう感じ。

一対一のコミュニケーションでも、

「あそこに遊びに行こうよ!絶対楽しいって~!」
という提案を、
「え。わたし/オレは行かない。一人で行けば?」
と一刀両断して会話終了、みたいなね。

加えて、月と太陽、木星で
「Tスクエア」になっているのが曲者クセモノだ。

木星が月と太陽の両者を煽るので、
月も太陽も、「いき過ぎ」てしまう。

獅子座の太陽は、
「わたし/オレに注目してよ。
わたし/オレって特別なんだよ。ほら!」
とぐいぐい自己主張、自己アピールをする。

一方、水瓶座の月は、
「は?あんたのことなんか興味ない。
ていうか、パーソナルスペースに入ってくるな。」
と取り付く島もない。

会話が成り立たないし、
そもそも会話しようともしない。
そういうシチュエーションが増えそうです。

こういうのって、
親子、パートナー、先輩・後輩、
特に身近な関係性だとあるあるですよね。

世界ナンバーワンのベストセラービジネス書
皆様ご存じの、『7つの習慣』。

7つある習慣の中で、
著者のコヴィー博士が「最も難しい」
と言っているのは、どの習慣だかご存じですか?

正解は、第5の習慣。
「まず理解に撤し、そして理解される。」

コミュニケーションは、
人生で最も重要なスキルと言えます。

わたしたちは教育課程で何年もかけて、
読み書きの方法、話し方を習います。
しかし、「聴くこと」についてはどうでしょう?

「相手を深く理解できる聴き方」を
身につけるための訓練や教育を受けてきた人、
そう多くはないですよね。

大概、まず自分を理解してもらおうとします。

自分の言いたいことを解ってほしいとき、
相手の話をまったく聞かずに自分の話ばかりするか、
聞いているふりをしたり、
会話の一部分のみを選択的に聞いたりして、
結果、自分の話にもっていくか、
聞くけど、意味はまったく理解していないか。

なぜこのようなことが起きるのか?
の理由について、コヴィー博士は、

「相手を理解しようとするのではなく、
答えようと思って相手の話を聴いているからだ。」

と答えています。

頭の中で、自分が言いたいことや
質問したいことを準備しながら、
自分の思いを聞いている。

つまり、自分のこれまでの経験を頼りに、
相手の話を自分のフィルターを通して聞いている、
ということなのです。

著書の中では「自叙伝的な聞き方」
とありますが、要は自分の過去の経験を
相手に押し付けるってことです。

上司が部下に対してやっちゃう、
「オレらが若い頃はな、」みたいなヤツです。

その武勇伝、マジで要らんから、
とりあえず相手の話に耳を傾けてみましょう。

自分のことを解ってほしいなら、
まずは、相手の話を傾聴し、
相手が何を感じているのか、
考えているのかを理解する。

かぶせ気味に、
「だからぁ~」とか言わなくてイイから、
とりあえず黙って最後まで話を聴く。

話しただけで、吐き出しただけで、
満足するかもしれないじゃない。

解決策とか評価とかアドバイスとか、
必要なかったりするじゃない。

ただ頷いて話を聞くだけで、
自分はひと言も発さなくても、
相手からの信頼を得ることはできるわけですよ。

「アドバイスちょうだい。」
って言われて初めて、助言したらエェやん。

他者とのコミュニケーションがカギとなる満月。

自分のことを解ってほしいなら、
まずは相手のことを理解する姿勢を示す、
ぜひ意識してください。

以上!
皆様、beautifulな満月をお迎えください。

noteを始めて3周年記念祭開催中!
今月中のお申込で全鑑定書を免税します!

おすすめは、一番人気の
ホロスコープ鑑定書〈完全版〉


「良い!」「納得!」「気づき!」と思っていただけたら、投げ銭(サポート)いただけると、舞い踊って悦びます。