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パパなのに「観光客」にならないで

これを書くとまた「はあちゅうさんは男性が嫌いなんですねー」とか言われそうだけど、(←嫌いなわけじゃなく、男性への攻撃でもなく、男女不平等な現状に対して声を挙げているつもりです)

男親の育児への関わり方が、観光客みたいなことが気になる。

もちろん全員がそうだとは思っていない。羨ましくなるくらいの神夫を持つ人もたくさんいるし、シングルファザーとして頑張っている人もいる。

でも、まだそういう人は少数派で「当事者」ママ &「参加者」パパで成立している家庭は多い。男親の家事・育児への関わり方を見ていると、その土地のいいとこだけを見て「住みたい~!」とか言う観光客みたい…とつらくなることがある。悪い部分を見てなかったり、見たところで「俺は観光客だから、関係ない」のスタンス。

育児にも「おいしい部分」とそうじゃない部分がある。日曜日に子供と遊ぶのは、子育てのおいしい部分で、大変なのは、仕事と家のことを並行してやらなきゃいけない平日と、ケガ・病気などの非常時。

園の持ち物の準備や提出物。送り迎え。子供のための買い物やリサーチ。トイレ。着替え。お風呂。歯磨き。一つ一つは、時間的に10分から20分しかかからなくても、積み重なると膨大な上に、常に邪魔が入る環境の中、毎日繰り返され、自分のことより優先させなくちゃいけないことが多い。

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