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Q.なんで歯磨きしなきゃいけないの?

A.歯磨きをしないと、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。歯が痛くなったり、歯がなくなってしまっって、食事を楽しめなくなるかも。

歯磨きしないと、最大10倍の細菌がお口の中に生息してしまう…!

皆さんは小さい頃から、家庭や学校で「歯磨きしなさい」と言われてきたと思います。虫歯にならないためには歯磨きが大切と、聞いたことはあると思いますが、ちょっとくらい磨かなくても大丈夫じゃないと思っていませんか?

歯磨きする最大の理由は、食事をした時などに歯の表面についてしまった細菌を減らすためです。お口の中には、虫歯や歯周病、口臭などの原因になる細菌がウヨウヨしています。歯磨きをしない人のお口には6000億から1兆個ほどの細菌がいると言われますが、しっかり歯磨きをすると1000億から2000億個にまで減らせるのです!

歯磨きをして、食べカスや細菌の塊(歯垢)を取り除くことで、虫歯や歯周病になりにくいお口の状態になるのです。

◎歯磨きをして、虫歯や歯周病、口臭などの原因になる細菌を減らそう!

歯磨きは3食の食後が基本。甘い飲み物を飲んだらお口をゆすごう。

歯磨きは基本的に食後のタイミングがおすすめ。朝、昼、夜にご飯を食べたら、磨くようにしましょう。しかし、回数を多く磨けばいいというものでもありません。歯磨きの回数が多過ぎてしまうと、歯茎下がりや歯が削れてしまう原因にもなるので、【3食の食事の後に歯磨きをする】ことを心掛けてください。

磨き方にもコツがあります。勢いよくゴシゴシと磨くと、しっかり磨けた気持ちになりますが、歯の表面が削れやすくなるのであまりよくありません。親指と人差し指で挟んで持ち、軽い力でシャカシャカしましょう。磨き方を知りたい人は、お近くの歯医者さんでも教えてもらえるので、定期検診がてら聞いてみてください。

甘い飲み物を飲んだ時は、お口をお水でゆすぐのが効果的。お口の中にいる虫歯菌は糖を好み、糖をエサにして、虫歯の原因となる酸を出します。普段は歯磨きをして、しっかり細菌の塊を落とした方がいいですが、甘い飲み物を飲んだ後にはお水でゆすぐだけでも虫歯対策になります。

◎朝、昼、夜ご飯の後に歯磨きする
◎軽い力で磨く
◎甘い飲み物を飲んだらお水でゆすぐ

歯磨きは、小さなお子様から大人までが実践できる、毎日の習慣です。小さな一歩が、虫歯予防の大きな一歩になります。虫歯や歯周病にならないために、歯磨き習慣を今日から大切にしましょう。

▷次回予告:「Q.フロスってやる意味あるの?」もお楽しみに。

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