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【ヤクルトドラフト総評②】意図が垣間見える1位入札順

ヤクルトのドラフトnoteを
    ぼちぼち書いてきた私、早坂

ヤクルトのドラフト総評
     書いていくシリーズ第2弾。

①-⑤は10/29時点全て投稿済み
⑥は後日投稿予定

それぞれにシナジーはありつつ
単発で読めるように作ってあります。

第2弾は1位入札に絞ったnoteです。


早速タイトル回収…
と行ってもよいのですが、


せっかくなので
1位入札の流れについて早坂の感想を述べつつ

タイトル『意図が垣間見える1位入札順』
の結論へと向かっていこうと思います。



指名結果

想定内のようで外だった武内入札


ヤクルトの1位初回入札は
武内夏暉(国学院大)


公言しないとは言いつつも、

当日にはサンスポ
「1位は武内か西舘勇(中央大)」と出たり、

デイリーに至っては
「ヤクルト1位は武内か」と出たり。

初回入札のドキドキが失われて
正直言って萎えました。

監督が「当日の驚きがあってもいい」
と言ってるんだからさぁ…

「言うなよ!!怒」と朝からイライラ。


早坂的には
東都7人衆で武内が1番のお気に入り

かつヤクルトが先発として指名するなら
武内が1番活躍するビジョンが見える

と思っていたので、

武内の1位入札は解釈一致でした。


既に2公言入った状況、
武内に行くかなあと懐疑的だったので
予想できていたわけではないんですが。

というか1位予想は
上記の報道が出るまで全く読めず。

そもそもヤクルトが誰を最も評価しているか
サッパリ分かんない状況でしたし。


そんな中、ヤクルト球団としても
「武内が1番の投手」と見てい
たようで


気に入った選手なら競合上等

   の傾向があるヤクルトからすると
     2球団公言なんて関係なかったですね。

当たる気がしなかった武内

なぜでしょう、
  武内を引ける という”波動”
    液晶画面から全く感じられませんでした。


なぜこの心境になったのか、
       おそらく要因は2つあります。


1.隅田がフラッシュバックした

2021年に西武,ヤクルト含む
   4球団競合の末西武に入団した
        隅田知一郎(西日本工業大)

隅田と武内の共通点は

・ヤクルト西武含む競合大卒左腕
・顔(が似ていると勝手に思ってる)

くらいなんですが。笑


 「うわー、これ隅田の再来ですやん」
    「これは西武やろなあ」

と思ったら、案の定西武になりました。


2.武内とソフトバンクは相思相愛

武内は福岡出身で、
がっつりSBファンらしいです。

https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/797140


そしてソフトバンク側も 武内を高く評価


“公言”したのは西武の方が先でしたが、


ソフトバンクは武内濃厚
西武の公言前から西スポで記事が出ていました。

   
    「ソフトバンクもお似合いやな」

              と思っていましたし、


西武,ソフトバンク,ヤクルトの競合
  ヤクルトが運命の糸を手繰り寄せるとは
    あまり考えられなかったというわけです。


強いて言うなら

ヤクルトとのパイプは
   まぁ強い方ではありますが…。

うーん。

あとは 慣れ親しんだ神宮とかいう
あまりにも広義すぎる縁しかありません。


ちょっと”ストーリー性”ってとこでね、
早坂の中では薄かったなと。


さて、武内を外して

ハズレ1位・西舘昂汰(専修大)


東都2部ということもあり
まともに試合を見たことはありませんが

報道をチェックしていくと
   ヤクルトが評価しているのは
          確認できていましたし、

ヤクルトの西舘評

小川GM「馬力のある投手。
尻上がりにコントロールも安定してきた。上位もありえる」

【大学野球】スカウト11球団25人集結 専大・西舘昂汰が自己最速タイ152キロで3安打完封 S小川GM「上位もありえる」 : スポーツ報知 (hochi.news)


小川GM
「真っすぐの投げ分けが出来ていてすばらしい球を投げている」

ドラフト候補の専大・西舘昂汰が先発 NPB11球団28人スカウト前に4回5安打2失点 - アマ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)


各メディアの下馬評を総合して

・188cmの高身長 ・怪我歴のないタフさ
・完投能力アリ  ・まだまだ内に秘める馬力
・それでいて制球も安定

といった評価ポイントが
  ヤクルトにもマッチしているな
           感じられましたし、


「2位指名ならマジで美味いよな…」


と事前では思っていながらも、


今回のドラフトの場の流れ的に
1位で十分納得の指名だった
と思います。


(場の流れの詳細については
     こちらのnoteで書いています)


タイトル回収

さて、

ここで『意図が垣間見える1位入札順』
について触れていきます。


大学生投手を1位で狙う上で
今年は”東都7人衆”が最大のポイント

中でも野球ファンの間では
   細野(東洋大),常廣(青学大)
    やはり二大巨頭としてあったと思います。

   初回入札でこの2人のどちらかに入札する

そんな予想をしていた
ヤクルトファンも多くいたと思いますが、

実際に入札したのは武内(国学院大)


更にハズレ1位
   細野が残っている状況でも
       指名したのは西舘昂(専修大)

ロマンより"実"を明確に狙った指名?


細野,常廣のような超剛腕タイプよりも


武内,西舘のような

高い馬力は持ちつつも
  タフで一定の制球力も兼ね備えた

         本質が“実”にあるタイプ


に 優先して入札していったところから、

ヤクルトの

「堅実に先発として
     期待できる投手を指名したい」

という意図が感じられるなと思いました。


細野や常廣をヤクルトが指名していたら
中継ぎになっていそう
というのは
なんとなく予想がつきます。


中継ぎ不足も感じている早坂としては

「別に常廣クローザーでもええなあ」

とは思いつつも、


武内西舘
リリーフでも戦える馬力はある投手。


ヤクルト・細野,常廣

   先発:リリーフ=5:5(4:6)   とすると、


ヤクルト・武内,西舘昂

      先発:リリーフ=8:2

       くらいを見込めるんじゃないか

と思います。



同じような理由で、
   もし下村(青学大)が残っていたら
       下村に行っていたかもしれません。

繰り返しになりますが

東都7人衆は誰に行っても
     一定以上の馬力がある
ので、

それなら

馬力と制球を兼ね備えた
先発として”実”のある投手を指名したいよね

って意図が感じられる ということでした。

この“実”を重視した指名
2位以降もされているなという印象です。

というのを踏まえて、第3弾に続く。

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