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今のわたしは年末ジャンボだって当たるかも。


今朝、テレビを見ていたら「年末ジャンボが販売開始になった」というニュースが流れてきた。

20代の頃、夫とふたりで年末ジャンボを買ったことがある。たしか2万円分ほど購入し、1万円ちょっと当たった。わたしなりの算出方法で、購入してから抽選までのわくわくを金額にすると約1万円になると思うので、元は取ったという計算になる。だがまあ、プラスではない。わたしだって大人だから、宝くじの期待値は低いという知識くらいはある。その一回で「宝くじはもういいかな」と思い、その後は手を出してこなかった。

でも、今朝のニュースを見た瞬間、わたしは思った。


今のわたしは毎日トイレ掃除をしているから、当たるかもしれない(真剣)。


以前、トイレ掃除をはじめてからいいことが立て続けに起こっているという記事を書いた。

あれから1ヶ月以上。実はその効果は衰えるどころか、ますます高まってきている。ついに、人生でこんなこと一度起こるかどうか、と思うような幸運なできごとまで起こった。間違いなく、今のわたしはツイている。宝くじ、当たるかもしれない。

さてしかし。世の中で「毎日トイレ掃除をしている人」はわたしだけだけではない。その人たちはわたしの強力なライバルになるかもしれないので、人口の何%くらいが該当するのか調べてみたい。宝くじ売り場で出口調査でもしてみたいものだなあと思ったがさすがに不審者になる可能性があるため、ネット検索してみたら、こんなデータが見つかった。

この調査によると、ほとんど毎日自宅のトイレ掃除をする人は18.5%

結構多いな…。

3%くらいかと思っていたが、世の中の人はわたしの想像よりはるかにきれい好きなようである。ただわたしは自宅のみならず外出先でもトイレを拭いているので、そうなってくるとライバルはぐっと減るだろう。もし1万円ほど買ったとすれば…4等の5万円くらいは当たるかもしれない。なんだか非常に現実的に思えてくる。

しかしどうだろうか。5万円当たったとして、どれほど喜べるだろうか。うれしいのは間違いない。でも結構すぐにしぼんでしまう喜びな気もする。努力で手にしたものではないし。であれば、このわたしが今持っている「たぶん5万円当たるだけの運」を、もうすこしとっておいて、ほかのここぞという場面でキャリーオーバー的に受け取るのもいい気がしてきた。

しあわせな頭の中である。「今のわたしなら買えば当たる」と本気で信じているし、買わなかったとしてもその分の運を貯められると思っている。もしも買って外れたら?やはりその分の運は貯まるわけだし、そのお金は公共事業に使われるわけだから社会貢献になったと思おう。どの結果もなかなかいいな。この世にトイレがある限り、わたしがトイレを磨き続ける限り、自分はツイてると信じて努力を積み重ねていく限り、毎日運はあたらしく生まれ、貯まってゆき、わたしはきっと幸運を手にできる。

30うん歳秋、なんだかトイレ掃除に生き方を変えてもらっている。これはもう、一過性のマイブームとは違う。年末ジャンボを買うかどうかは、トイレを磨きながらもうすこし検討しようと思う。


おわり

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