青春のはばかり

30歳を迎えてすぐ、当時20歳の夫に出会い結婚した。3年間子供ができずに縋った不妊治療…

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30歳を迎えてすぐ、当時20歳の夫に出会い結婚した。3年間子供ができずに縋った不妊治療。150万円を費やし子を授かったが、私は特発性血小板減少性紫斑病を発症した。大量出血の中で生まれた息子は、肩甲難産で分娩損傷を負い、上腕神経が麻痺して右腕がぶらんと垂れ下がった赤ちゃんだった。

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「逆歳の差 不妊 離婚」 「不妊様」 「胚盤胞移植 何回」 「hcg 低い 妊娠継続」 「特発性血小板減少性紫斑病 妊娠」 「分娩損傷 医療ミス」 「上腕神経叢麻痺 治る」 「エルブ麻痺 将来」 「出産報告 NICU」 眠れない夜にスマートフォンを滑る指先は、ろくな言葉を綴らない。 でも、もしかしたら同じ言葉を、思いを抱えてインターネットの海をさまよっている誰かがいるかもしれないと思って、noteをはじめることにした。同じ苦しみの波に飲まれたあなたに、少しでも役に立つ話が残

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