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わたしごと、みんなごと

講師の真紀ちゃん(あえてそう呼ぶ)に初めてお会いしたのは2020年の3月に行われた県が主催するあるセミナー。

それまでの私は「まちづくり」というキーワードで行われていた学びの場になるべくたくさん参加して、自分の暮らしから不安をなくすには?ということをひたすらに考えていたと思います。それにはきっと、まちの仕組みそのものを理解する必要があると。

まきちゃんのお話はそれまで教わったどの考え方とも違い、与えられるものではなく「気づき自分から行動すること」にこそ意味がある。というものでした。



大切なのは「気づく」こと。


真紀ちゃんのお話は、それまで私が考えても考えても考えても答えが出なかった疑問に「なるほど!」と、膝を叩いてしまうような内容でした。例えば、どうしてお金が必要なの?とか、お金を払って買っているものの本質は何だろう、とか。また、仕事はつらく厳しいもの?それに耐えるから対価が発生すの?楽しかったら仕事じゃないの?、とか。幸せとか豊かさって、どうやってはかるの?何が誰が基準なのかな?、とか。
答えが出た私は、ぼんやりとやるべきことが思い浮かんだ。でも、一人で行動するのはこわい…。
なんとなくうやむやな気分で緊急性も低くて、やっぱりなんとなくこれまでの常識がこの先も続くかも、と心しおれていた矢先に、新型コロナウィルスが世界に恐怖を与え、
あの時真紀ちゃんが言っていた言葉をまた、思い出す。

大切なのは「気づく」こと。



たくさんの理解と協力をいただきながら、先日、やっと真紀ちゃんに増田に来てもらう機会をえた。町並みの保存と活用や、空き家空き店舗問題、町民の高齢化、若者の町離れなど、私たちの抱えている不安を解消する手段として、真紀ちゃんのお話にヒントはないか。そう願いながらの小さな小さな勉強会。


どうしたらいいか、私にはまだ、はっきりは見えていない。でも、私はもううやむやにしたり、見てみないフリはしない。気づいたから行動する。
真紀ちゃんの町の取り組みに絶対ヒントがある。良いところはじゃんじゃん真似て、一歩でも、半歩でも足を出そうと思う。

一緒に歩んでくれる仲間をこれからも増やしながら。



真紀ちゃん淳ちゃん、お忙しい中本当に本当にありがとうございました。また絶対きてね!

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