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未来の私に残す日記。

おはようございます!
GW皆さんはどうお過ごしですか?
私は普段の休日とあまり大差なしです(笑)

それでも、長めの連休というだけで心も体も
かなりリラックス状態。

やっぱり自分のための時間が沢山あるのは、
精神的な余裕が生まれやすく無理せず過ごせますね。

さて、今日は久々にグッときた本のご紹介。
この本を読めば日記を書きたくなること間違いなし!!!

手帳にはスケジュールや仕事のことだけ書いているって方も、きっと日々の出来事を綴りたくなるはずです。


「伝える準備」

著者は藤井貴彦さん。
News everyでキャスターを務めており、
現在はNews  Zeroのメインキャスターさん。

私は普段テレビを見ないのであまり詳しくは知らないのですが、コロナ禍では励ましの言葉や慰めの言葉、現状をしっかり伝えてくれる藤井アナに大変お世話になった記憶です。

X(当時はTwitterでしたね)でもお見かけすることが多々あり、色んな言葉で希望をもらいました。

そんな藤井さんの本を手に取った時、「人柄が溢れた素敵なカバーだな」というのが私の第一印象でした。

クリーム色のカバーに金の箔押しが上品


読むまえから、これは作成に携わったすべての人が思いを込めたに違いないというのが伝わってきて、絶対に素敵な作品だという事が分かりました。

こーゆー時の私の直感は外れたことがないのです。


◉この本で学ぶこと

啓発本で私が大切にしているのは、その本で
どんな事をインプットできるのか?
どんな気づきが得られるのか?ということ。

藤井さんの本では下記をインプットできます🔽

①自分の感情をうまく記録するコツ
②言葉の引き出しを増やす方法

私は以前からミニ日記を手帳に書いていて、
日々の印象に残った感情や出来事を記録していますが、似たような言葉を多用しているため、
「この内容前にも書いたことある気がするなー」ってことがよくあります。

その度に自分の人生がものすごく単調な気がしてしまい、本当はもっと思ったことや感じたことがあったはずなのに、的確な表現が思いつかず悔しくなることもしばしば。

日記を書いていると、そんなもどかしい気持ちを抱える方多いんじゃないでしょうか?

藤井さんの本では、そんなもどかしさをどうすれば解消できるか?
日常の日記が物語になる書き方を伝授してくださいます。


◉言葉の引き出しを増やす方法

言葉の引き出しを増やす=語彙力のレベルアップと思ってください。

日記・ブログ・SNS・社用メールなど日々の暮らしで文字を綴る機会はありますが、その度に私を苦しめるのが語彙力の低さです。

こんなに読書しているのに一向に伸びない語彙力(笑)

どうしてこんなに成長しないのか?
それは私が話をするときの癖にあると
藤井さんの綴る方法を読んで気づきました。

藤井さんが言葉を書くとき大切にしていること🔽

①言葉を寝かせる
②ポジティブ言葉に変換する
③5行におさめる

他にも色々とあるのですが、本書の内容をすべて
伝えるわけにもいかないので抜粋しました。


①言葉を寝かせる

藤井さんは、伝えたいと思った言葉を一度書き出したら、すぐには発信せず翌日に再度書いた文に目を通すそう。

書いたときは最善だと思った表現も時間を置くと
感じ方が変わるし、それよりも良い表現がもっと
浮かんでくるようです。

私は考えるのがとにかく苦手なのと、簡潔に素早く相手に伝えたいという気持ちから大事な言葉を省く癖があります。

そのため、ちょっとしたニュアンスの違いが生まれ失礼な言葉になることがあったり、、、。

気をつけてはいるのですが、気ばかり焦って
発する前に一泊置く、発信する前に寝かせるということが抜け落ちぎみ。
流石の隠れコミュ症。


まずは書いてから寝かせるという癖を身につけたいところです。

②ポジティブな言葉に変換する

日記には、ムカついたことやストレスだったこと
自分への否定的な言葉だったり、ネガティブな表現を書くことも大切だと聞いたことがあります。

ネガティブな言葉を書くことで、負の感情を手放すというイメージで私もよく書いていました。
悪口や愚痴を書くとスッキリしますしね。


藤井さんは、書いた言葉は手放すというより
内に溜まっていくというイメージなようで、
ネガティブな言葉を綴ると、それが癖になり
書くことだけでなく声に出す言葉もネガティブに
なりやすいと感じるようです。

確かに、自分の話す言葉で思考も変わるとよく聞きます。
そう考えるとポジティブ思考って自分で意識して身につける必要があるのかもしれません。

ただ、ネガティブなことを綴ることで心の平穏を保っている方もいると思うので、ここは人それぞれですね。


私は悪口なんかを書くとますます相手を許せなくなるので(笑)
ポジティブに変換したり、不安を書き出すくらいで心地よく書けるかもと思いました。

どちらにせよ、大事なのは変換するという作業です。

思い浮かんだことをそのまま書くのではなく、他にどう書き換えられるか?
どんな表現なら不快にならないのか?
そんな風に変換する作業を繰り返すことで、
綺麗な言葉や詩的な表現なんかが増えていく。
自分の納得のいく文が書けるのかもしれません。

書いていて胸が痛むなら、無理に暴力的な言葉を書く必要はないのです。


③5行におさめる

書けるスペースが決まっていると、どうやって書けば書きたいことを簡潔に収められるのか?
書き残したいことの本質は何なのか?
言葉と向き合う時間が自然と増えていきます。

私は現在3行ほど(と言ってもすごい小スペース)のミニ日記を書いていますが、スペースなさ過ぎて、思ったことの半分も書けていません。

もはや日記というよりインデックス(笑)


藤井さんは、限られた枠内にその日大切に感じた感情を書かなければならない為、思いつきでサッとは書かずじっくり考えて言葉を探しているようです。

タイトルにある「伝える準備」とは、テレビの向こうにいる視聴者だけではなく、未来の自分に向けているとも綴っていました。


未来の自分が今日を振り返ったとき、今の私が伝えられることって何だろう?
そこにフォーカスしながら言葉を精査していくと、きっと私が本当に残したかった感情に出会えるのかも。

日記は私の人生、価値観、成長、『私』という人間の記録なんですね。


◉最後に

私のブログで藤井さんの本に興味を持ってくれていたら嬉しいです。


この本のおかげで、私は日記をもっと楽しむ工夫をしようと思えた。
自分の未来にときめきを感じたし、過去の経験が愛しくなった。
辛いことも幸せなことも記録していきたい。

何より、藤井さんのお人柄が溢れていて、ついついほっこりした気持ちで読めました。

私よりも長い時間を駆け抜け、自分と向き合い続けたカッコいい大人。
なのにどこか可愛らしい一面もあるようです(笑)

久々にこんな大人になりたい!
一日一日を楽しめるようになりたい!と思わせてくれる1冊でした。


X(旧Twitter)もはじめました✍🏻
手帳の書き方やデコの楽しみ方、日常の出来事などを発信してます:)

https://x.com/ichihito_toiro/status/1766061534269329426

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