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「和製英語」けっち

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Photo by Pedro Lastra on Unsplash

ここ数年英語を勉強しているのですが、英語を勉強すればするほど、「発音」への意識が高まってきます。先日もシティーの発音について、面白い話を聞きました。

それは、僕たちが当たり前な顔をして連発連呼している「シティー」という単語。これが、英語のネイティブが聞いたら

「クソっぽい」

という意味にしか聞こえないそうです。僕らが本来言いたい「都市」の発音は、スィティ。なんだ、シティーもスイティも変わらないじゃないか!と思ったあなた。でも、変わらないじゃないか、と思っているのは日本人だけの感覚で、実際にネイティブ外国人の耳には

「アイム リブ イン トーキョー シティー」が、「私、東京っていうクソっぽいところに住んでます」という意味になってしまうわけです。また、これは前にも書いたかもしれませんが、エレクションというのは「選挙」ですけれども、もしこの「レ」の発音を間違えてしまうと「勃起」という意味になってしまいます。

真面目そうな男子学生が「僕の興味はアメリカの大統領選挙です」とインテリをアピールしている絵を思い浮かべてみてください。でも、彼はLとRの発音を意識しなかったせいで、

「僕の興味はアメリカ大統領の勃起です」と朗らかに宣言しているのかもしれないのです。

和製英語というと、ついつい「Yシャツは日本で通じるけど、海外では通じないよ?」的な、ことかと僕も思っていましたが、そんなレベルではなく、「シティー」レベルで実は間違っていること。シティーがクソっぽい、というところから、エレクションが勃起になってしまうというくらい深刻な事態になっている点を、国際社会に生きる我々はちょっと意識しないといけませんね。


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