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ホワイト企業に勤めて。通期時間を数分にして。家事を全自動化するとどうなるのか?

こんにちはHachi Eitoと申します。

最近は心理学のマンガばかり作ってたので、久しぶりにnote記事を更新します。

この記事では、自由時間を極限まで作ったサラリーマン(私)の今の心理状態を解説します。

まず、そもそも、なぜ自由時間を作ることにしたのか?

ハーバードビジネススクールのウィランズ氏らによって報告された有名な大規研究が発端です。

文献 Whillans AV et al. Buying time promotes happiness. PNAS. 2017; 114: 8523-7.

この研究の結果を一言でいうと、時間を買うと幸せになるということです。

そこで、わたしは時間を買うと本当に幸せになるのか検証することにしました。

まず時間を買うためにはお金が必要ですし、仕事が大変すぎると本末転倒です。
そこで、そこそこ待遇のいいホワイト企業に転職することにしました。

たまたまうまくいって、転職活動1社目で目当てのホワイト企業に入ることができました。今は1週間に35時間ぐらいしか働いていません。

それから、引っ越して通勤時間を大幅に減らしました。満員電車でストレスがたまったり、車で渋滞にまきこまれる心配もないです。

ここぐらいから、毎日の自由時間が確実に増えました。心のゆとりもできました。

それだけじゃ飽き足らず、家を全自動化することにしました。
・ロボット掃除機導入
・カーテン、エアコン、ライトの自動化
・食洗機導入
・乾燥機付き洗濯機の導入 など

ほぼ家事はしなくてよくなりました。

結果、仕事のある日でも、自由時間が6〜7時間できました。サラリーマンのなかではトップクラスだと思います。

「やったー」といいたいところですが、実際、大幅に幸福度が上がったかといわれると、そうでもありません。

どうやら、自由時間が多いといいのは間違いありませんが、”多すぎる”と逆効果みたいです。

プリンストン大学ウォートンスルクールのシャリフ氏らは最近の研究で、自由時間が5時間以上あると逆に幸福度が下がるといっています。
文献 Sharif MA et al. Having too little or too much time is linked to lower subjective well-being. J Pers Soc Psychol. 2021; 121:933-47.

納得しました。

同氏によると、自由時間が多くなりすぎると受動的な時間(動画をみたり、ベッドの上でゴロゴロする時間)が増えることが幸福度を下げる原因のようです。

たしかに最近のわたしはYouTubeをみて過ごす時間がかなり増えていました。

時間がありすぎると、note執筆や心理学マンガ作りも、「ま、後でいいか」とサボってしまいます。

動画をみて時間を浪費するよりか何か作ってるほうが健全かと思うので、今後は自由時間をもっと創作活動にあてていきたいです。

また、せっかくコロナも落ち着いてきたので、友達とも遊びにいきたいと思います。

みなさんも自由な時間を作って、有意義な時間をお過ごしください。

有意義かはわかりませんが、よかったら私のマンガも読んでいただければ幸いです。今7巻まで出ています。


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