蜂峰あかこ

But you can call me Honey. #詩 #歌詞

蜂峰あかこ

But you can call me Honey. #詩 #歌詞

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最近の記事

「Rose」

素肌の温もり 響いた吐息 心地よさの音域 あなたの鼓動を感じてたい 手に触れた脈がはやくなるたびに 高まる愛しさは嘘じゃないさ 恋人ってなんか違くない? 名前つけてもなんも変わんない 始まりからはこんなにも遠くて 生きることすらどうしても難しい とろとろになっちまって 全部忘れちゃえばいい しあわせって名付けて 僕らの興奮の色 ぎゅっとして ぱっと弾けた 確かなものは 君の甘い香りだけ 素肌の温もり 煩い吐息 そう 紛れもない希死 わたしの鼓動は必要ない 首に触れた手が

    • 「1/n」

      1人の夜にビールで乾杯 惨めな私に苦味がお似合い 身体に残ったアツさの思い出 慰めてはまた煽る安酒 あなたの前でしか付けない下着が あなたにとってはなんでもないこと わかってるから気にしないでね わかってるから気にしないで そう 私は1/n どこまでいっても1/n 言い聞かせなきゃ1/1 願ってしまう心が嫌い 手を振った笑顔と目があって笑った あなたの心が私に向いていなくても 見えないものなら知らないフリして 幸せになるの この時間だけは 2時間半が生きていく理由 2万

      • 「恋をしていて」

        今日も別々の人生を往こう 君と私の世界は 君と私だけが繋いでいる 愛してる?とかわざわざ訊かない 言葉にするのは野暮すぎるから 肩触れ合わせ 目を見つめ合い 揃った口元で答え合わせしよう 会いたい時には会いに行くから 抱きしめてキスをして それだけでいい 連絡なんて無くていいよ 気分じゃないなら話さなくていいよ ただひとつだけお願いをきいて 私にずっと恋をしていて ふわふわ笑い合うの 幸せってこういうこと 君が教えてくれたんだ だからたぶん神様 愛しているで足りてしま

        • 劣等に沈む

          死にたいなんて歌はもう世間からは阿婆擦れ 生きる意味も世界の始まりも考えるキャパシティは余っていない 失恋で枯れた心を慰める歌が流行りそして廃れ 自己肯定と驕傲と傲慢と尊大は一緒くたにされて世に蔓延した 人々の心は摩耗している 私の心もそれに違わず 「愛している」を疑いたくなどなかったが感じ取った薄っぺらさは信頼に値しない 孤独が故に自由だ 嫌になる苦味だ 期待と希望を持ったその日から裏切りと絶望の未来が見える 勝手な期待も安易な希望も抱いたあなたの自己責任 バズりたかったが

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        • 曲のない歌詞
          14本
        • 詩、叫び、慟哭。
          14本
        • 小説のようなもの
          2本

        記事

          「Hope(less)」

          生きろって歌う歌を聞いた 死にたいと無意識に言った 死にたいと歌った彼らが 唯一眩しくない光でした 涙の数だけ強くなれるなら 強くなんてなりたくはなかった 僕は強くて あいつらは弱くて あいつらが怖くて 僕はほんとに強い? 傷つけられてきた彼女が 平気な顔して笑ってみせたから 僕は泣いた 強くなりたかったよな 君は生きてた 変えられない事実 僕もそうだな 生きていたくないかな みんなが苦しい世界ならば みんな毎日死にたいのかな 生きたい奴がいない世界なら 今すぐ滅んでし

          「Hope(less)」

          「Fake Love」

          薄暗い場所が綺麗でいられる 幸せの住処 ホテル301 温もり備えた身体があれば とりあえず一夜 話はそれから 毎日通知を送ってくるなら 明日の朝にはさよならしましょ 諦めの悪いしつこい男に 構ってやるほど優しくないわ 昨日のキスすら覚えてないけど 忘れられない愛なら作れる HANDもBLOWもお手のものだから 最上級の快楽が対価 I need youもI want youも 強い鎧 壊せるほど優しくなってから言って 映画のセリフ口遊むぐらいなら 握った手のひら愛撫して

          「Fake Love」

          「だからよ」

          今日もひとり ロックだけが友達 心の檻なんて透かしたもんじゃないぜ 息してるだけで偉いなんてのは 結局のところ幻想で 息してるだけで認められるのは 生まれた瞬間ぐらいなもんだ 何してんだろうなあ ただ生きていただけなんだけどなあ そんなもんじゃ世界にしてみたら 人生からは程遠いらしい だから死んでしまいたいよな 何もかも投げ出して走り去ってしまいたい 僕が生きる予定だった未来を 惜しまれて消えたあの人にあげたい そんなこともできないんじゃ 人生なんて誰にとっても無意味だ

          「だからよ」

          「私が最強」

          憂鬱気分なお仕事帰り 窮屈スーツは脱ぎ捨て御免 靴下隠した真っ赤なネイルは 私しか知らないオタノシミ "真面目ぶってる"黒髪だってさ かきあげちゃったら イカしてんでしょ ギラギラグリッター まぶたに乗せたら リキッドライナー 跳ね上げがルール オキニの香水 吸わないタバコの 匂い潜ったら 準備はOK 小さな世界踏み出す一歩は 高々(タカタカ)ヒールと決まった相場 胸張って世界生きらんなくても 背ぇ伸ばすくらい許されるだろ I can't fly ああ だからどうした

          「私が最強」

          「Lover of …」

          LOVEとSEXは≠ カシオレなんて甘すぎる 毎日飲むなら クセになるような ジンの苦味がちょうどいい クールビューティー ぴったりなのは 年下 年上 犬系 まあでも なんだかんだでカフェオレも好き 受け付けないのは Mr.stupid イイコト好きなの? good boy キスしよう アツくてカタい身体をほぐして 指先でくすぐれば やっぱり可愛く鳴いてくれたわ 絡みついた腕も脚も 体温貪るための触手 耳元で囁いてみせよう 「それ好き そこ好き もっとして」 お菓子がな

          「Lover of …」

          「真夏の一夜」

          やあ 僕の声が あなたのそばに届いてるかな 届いてくれてたらいいな ああ 冷たいよな 人間ってやつは こんな簡単に 笑って怒って泣いて喜び生きていける わからないままの感情が 心の奥に響いて ぽつり ぽつり 降り始めた雨が ふっと傷口に染みて 痛いな 幾つもの幸せがあって あなたも隣にいたらって星空願って 伸ばしたこの手 触れられないなら あの時 ちゃんと握り返しておけばよかった 「あなたは笑ってて」 いつかそう言って励ましてくれたね まだ温もり足りないけれど

          「真夏の一夜」

          「Honey Lovely Sugar」

          ふわふわ優しい恋をした 僕と君とのsweet world cotton candy 手のひらに乗せて 飛ばないように口の中で溶かしてあげよう 誰かに与えた愛の味をね 僕にも教えて darling darling カクテルみたいに酔わせるキスを 僕らは恋より盲目だ Honey Honey Lovely Sugar 可愛い音を鳴らして 愛してるの代わりだね 気づいたときには 運命に抱かれていたんだ 眠ったはずの夜も 朝になれば目覚めてしまうから Honey Honey Lov

          「Honey Lovely Sugar」

          僕たちは

          僕たちが大人になる日は ついぞやってこなかった いつまでもあたたかい青い海の上で ふわふわと空を見上げて どこか遠くへ漂っている 僕たちがみていた夢は いつの間にか夜空に消えた 流れ星に願った想いは叶わないまま 遠い水平線が二度と赤く光らないように願う 僕たちは幸せに生きていたいだけだったんだ 黒ずんだ重たい心臓を抱えて それでも彼らのように 幸せに生きてみたかった 僕たちは大人にも 幸せにもなれなかった 6畳一間は嫌に壁が薄い 隣人の笑い声が聞こえる 大人は幸せだろ

          言葉と頭と私の話

          言葉があれば平穏だった 私の頭は言葉を餌にしているみたいだった 目からでも 耳からでも 言葉が入ってきたら大人しくしてくれた 言葉が入ってこない時は 頭が言葉を作り出す なんでもない音を拾って なんでもない思考を拾って 何倍にも増幅させる 私の頭はいつも喋っていた 私の頭にもう一人の私がいて そいつは"私"が何を思ってもずっと喋っていた 私が頭を休めたくても 頭は喋ってないと落ち着かないから どんな時でも言葉を聞くようにした 頭を黙らせるために 夜が来るのが怖かった ず

          言葉と頭と私の話

          「Falling」

          ピンヒール 刻む BPM 2じゃ割り切れない 凹凸パズル 騒ぐネオンに 眠れない日々 Sorry 煙草のにおいは嫌いなの 満たしてくれるならそれでいい 見えないものだから無くていいの 奢らせて 1杯 キツめのカクテル 愛してるフリは苦手だから 溶けていく酩酊 薄れてく夜に 全部 忘れて 楽しみましょう? Hey,sweetie 暴いて 欲望 Show you 私のSecret 壊れるほど抱きしめて 抱いて 優しい刺激なんて物足りない Let's play もっと楽しも

          「夜のポエトリー」

          眩しい光 白い月 逃げるように潜り込んだベッド 落ちることない意識と過ごす 静かな夜のポエトリー 愛の受け取り方 知らないまま 与えるだけ こぼれていく 部屋の隅の暗闇と 同化する弱い涙声 心は体温じゃ暖まらないから せめてその身体だけ 震える肩に触れた指先 丸まる背中を抱きしめて 優しいキスを降らせよう 溜まった膿は全部吐き出して 受け入れるから受け入れて 全部 想いをしずめ 蓋をする 隠したまま 何も怖くないよ 重なる手と手 違う暖かさ 愛しい夜のポエトリー 幸せ

          「夜のポエトリー」

          「ひとりラブソング」

          恋の始まりとすれ違ったんだ 知らず惹かれる想いに 嘘なんてつけなかった 伸びる影 私ひとり 変わらないままで 沈む夕陽に願った 幸せを連れていかないで あなたの声と言葉 私の傷 包み込むの その笑顔から 哀しみなんて 消えてしまえ 隣にいなくても 私のそばにある 願うしかできないから せめて愛してもいい? いつも近くにいた 優しい音が 永遠ならほらここに 大丈夫 ちゃんとあるよ 抱きしめて ふわり強く 潰れないように 光る蛍と踊った 軽やかに跳ねる身体ごと あなたの

          「ひとりラブソング」