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INTJ: 弱みは創造力で補完する


INTJとは?

MBTIと呼ばれる性格診断テストによって、分類される性格タイプの一つ。

INTJ は、内向型 (Introverted)、直観型 (Intuitive)、思考型 (Thinking)、判断型 (Judging) の頭文字を取ったもので、その性格といえば以下のようなものです。

この上なく孤独、そして最も希少で戦略に長けている性格タイプのひとつで、建築家型の人達自身、これをすべて痛いほど感じています。全人口のわずか2%を占めていて、特に女性が珍しく、全人口のたった0.8%です。自分と同じ考えを持ち、その飽くなき知的追求心や、まるでチェス試合のような駆け引きについていける人を見つけるのに苦労することが多いのです。想像力が豊かな一方で決断力があり、野心に溢れている反面、引っ込み思案で、驚くほど好奇心がありますが、エネルギーを浪費しません。


INTJは、戦略的で分析力に長け、ビジョンを実現する能力が高いとされているパーソナリティタイプです。しかし、どんなに強力な能力を持っていても弱みや課題が存在します。INTJは一般的に短所よりも長所が取り上げられていますが、短所もとても多いというのが実状です。感情的な側面や社交的なスキルの不足がその一例です。しかし、INTJはその弱みを創造力を活用して補完する能力が高いのです。本記事では、INTJが自身の弱みをどのように克服するかご紹介します。

繊細なメンタル

INTJは一般的に無感情というイメージがありますが、むしろ繊細な心の持ち主です。これは多くのINTJが自覚していることだと思いますが、この繊細さをどうにかして補おうとするのもINTJの性質です。Niという繊細な感覚を持っているからこそ悩みやすいのですが、INTJは悩んでいる自分をあまり良いことだとは思いません。

INTJに限ったことではありませんが、悩みやすい性格を治すためには、悩まない状態を意図的に作ることが重要です。そもそも繊細さというのは、「どこからを問題にするか」という線引きがどの辺りにあるかということだと思います。繊細であればあるほど、小さなことでも問題だと感じてしまい、鈍感であるほどスルーできる問題のスケールが大きくなります。

だからこそ繊細である人はできるだけ、鈍感になれる状況や環境を意図的に創り出すべきでしょう。趣味に熱中することや、運動して汗をかくことなど、考えない時間を創り出す方法は沢山あります。

また、おすすめしたいのは悩んでいるときほど健康的な生活を送るということです。幾ら残業時間が多くても、睡眠時間と食習慣が乱れなければうつ病にならないという研究結果もあるようです。

コミュニケーション能力

INTJはその性格上、人と会話する機会が少ないと言えます。人に興味がないわけではありませんが、中身のない人や会話には興味がありません。そのため、できるだけ社交辞令的な会話もしたくありませんが、社会生活を送る上で必要であることは理解しているため、割り切って必要最低限の会話はできる人は多いはずです。

しかし、E型や社交的なパーソナリティに比べて、人との距離を縮める能力は低いと言えます。もしもINTJがコミュケーション能力を高める場合、創造力を使って、外付け的にコミュニケーション能力を構築すべきだと思います。

具体的には学術論文や統計的に正しいとされているアプローチを取り入れるべきです。性格を変えずとも、対人関係を良くする方法は沢山あります。服装や髪型、挨拶や、トラブル時の対処フロー、質問を多くするなどなど。効果的なコミュニケーションの取り方や人から好かれる方法を学び、機会的に実践することをお勧めします。

臨機応変な対処能力

INTJは時に頑固で柔軟性に欠けることがあります。それはINTJが計画的であるが故に、計画から外れたことを好まないという側面があるからです。また想定外のアクシデントにはややパニック気味になることもあります。そのくらい想定外が苦手です。INTJの場合、臨機応変な対処能力を身につけるよりも先を読む力で対処する方が得策だと思います。Ni特有の能力ですが、INTJにはリスクや危険を嗅ぎ分ける嗅覚が備わっています。それを年齢や経験を重ねるにつれて高まるもので、徐々に予測の精度も向上します。仕事においてもこれを応用して、怒られるミスと、なんとかなるミスを嗅ぎ分けられるようになり、重要度に応じて力を分配するということができます。INTJは臨機応変な対処能力を身につけるよりも、想像力を働かせてリスクを避けることに意識を割いた方が自身の成長につながると考えています。

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