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束の間。

束の間という曲の作詞をしたのはいつだったか。
知り合いのバンドのため。
歌を始めてから人生に色がついたと思う。
思いつくことはなんでもやった。
他のことと違って、いい結果ばかりだった。
才能があると誰にでも言われるから
いつしか
心の支えになっていった。
そして歌えない私に価値はないとも思うようになった。
恋愛においても、才能や感性は愛されても
ただの女の部分はいつも自信がなかった。
この人生に孤独はつきもので
孤独でないとほんとうの創作はできない。
だからいいんだけど、寂しかったな。
人生にはどうにもならないことがある。
私は男なのかもしれない。
こうふわふわ生きていて、女でしかないと
人からは言われるが
頭の中は表現や仕事でいっぱいだ。
恋愛はどうやっても歌に響く。
今は最悪だ。
でも最悪は、だいたいが頭で考えてることで
魂自体はいつも最善で最適な道を最速で進む。
だから今もお互いが望んで自ら苦しんでいるということになる。
私たちが頭で考えることなんて、ちっぽけだ。
だから大きな流れの中で、
頭が嫌だと感じることが起こる。
むしろ、
流れの中で起きていることを不快に感じるのは
流れに逆らって生きているからなのかもしれない。
放置すれば、
どうしようもない事態を起こすとともに
正規の道に戻される。
私は今、死に向かおうとしているが
その思いすらほんとうではない場合
また生きなければならないように
勝手に進んでいくんだろう。
私の人生の中で
確かなものは、人との繋がりとかではなく
歌だけなんだろう。
自分から生まれるものの中で
もっとも大切な、それだけなんだろう。
夜の脳みそと、朝の脳みそを比べてる。
夜はポエミーだ。朝がそうじゃないわけではないけど
なんかいろいろ、自分とは。と思います。
そういうものだから。と片付けるような色気のないことはしたくない。
いつも深く深く潜って自分を知りたい。

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