宮野葉月

趣味で小説(主にBL、ファンタジー)を書いている者です。 ツイッター⇒宮野葉月 (@H…

宮野葉月

趣味で小説(主にBL、ファンタジー)を書いている者です。 ツイッター⇒宮野葉月 (@Haduki_Novel) https://twitter.com/Haduki_Novel?s=09

マガジン

  • 舞台感想

    観劇した舞台作品の感想を綴った記事まとめ。劇団壱劇屋東京支部の作品が多めになると思います。

  • 輝詠(BL小説)

    葛城煌さまのBL小説『非天の華』に登場する設楽輝信様の新たな恋を書かせていただきました。BL小説です!

最近の記事

『BLACK SMITH』観劇しました!

2024年5月19日㈰ 今年初舞台鑑賞です。  観てきたのはいつもの推し劇団、壱劇屋東京支部の『BLACK SMITH』。再演だそうです。観られて良かった〜! 最高でした👏  物語も殺陣も良いが、本当にキャラクター達が魅力的✨こんなにいるのにこんなに色んな登場人物たちに心を奪われるって凄いですね!  以下、あらすじです  国の最高権力者「中御門」の命令で、「貫地谷 兼光」は国1番の侍と共に酒呑童子討伐に向かった。しかし彼は酒呑童子側に寝返ったらしい。それでも主人公の「振

    • 「PICKAROON!」観劇しました

       前作品(パラデュール)の千穐楽にマチソワ両方観て途中で頭と尻の限界を迎え、「次は別の日に観劇するぞ!」と決意したのに今回もまたチームA、Bを同日に観劇した学ばないお馬鹿こと宮野葉月です。何故なのか。  本日は劇団壱劇屋東京支部の舞台「PICKAROON!(ピカルーン)」を観劇しました。 「赤ん坊が泣いたときは全力で赤ん坊に向かい合うこと」「赤ん坊を立派な大人にすること」  これらのルールを定め、天子の寝所から盗んできた赤ん坊こと御姫(おひめ)と、7人の盗賊が共に暮らす。赤

      • あけましておめでとうございます

        今年は喪中だ……と思ったら曾祖父母は喪中期間無かったのですね。 改めて、あけましておめでとうございます。ようやく社会人になりましたがまだお年玉をいただけた宮野葉月です。 昨年は念願だった自作小説の販売を実現しました。右も左も分からず、同人すら未経験の私がKindleで本を出版しました。これが1番大きなニュースでしたね。しかも大好きなイラストレーター様に表紙を描いていただいたものです。 初めて販売した本はこちら↓↓ 騙し騙され往く先は 過去に「お金かかるから舞台は絶対にハ

        • 国宝展に行ってきました

          行ったのは11月3日です。noteに書きますと言って暫く放置してしまった…… 私も審神者(ゲーム「刀剣乱舞」プレイヤー)ゆえ、Twitterで話題になっていたのはやはり天下五剣の1振り、三日月宗近でした。しかし刀だけではなく、多岐に渡る国宝を見る事ができます。 10月下旬頃、金剛力士像が見たかった父に誘われてチケットを取ってもらい、一緒に行ってきました。 金剛力士像は撮影許可が出ていたので記念にパシャリ。 おお、勇ましい。 そして見返り美人図も撮れたので記念に1枚。

        『BLACK SMITH』観劇しました!

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        • 舞台感想
          3本
        • 輝詠(BL小説)
          22本

        記事

          『永遠の昨日』(著:榎田尤利)感想

          本はこちら↓ BL小説です。 永遠の昨日 (角川文庫) まずは一言。 めちゃくちゃ泣けます! 後半は涙が止まらなくて、嗚咽を洩らしながら読みました。大切な恋人を失いたくない主人公、満の想いと、大切な恋人が幸せになってほしい主人公の恋人、浩一。互いへの恋心や愛情、優しさが温かくて、絶対に離れたくないという悲痛な思いに涙が止まりませんでした。今も書きながら思い出して視界が滲んでいます。 切なく悲しい物語ではありますが、人と人を繋ぐ物語でもあります。 辛くて堪らないけれど、そ

          『永遠の昨日』(著:榎田尤利)感想

          人生初の1日2公演観劇しました

          壱劇屋東京支部公演「五彩の神楽」第3弾『心踏音』前楽、千穐楽観劇してきました。 『心踏音』  これは男女の物語。生まれたときから目が見えない男は、声が出せない女に出逢った。女は声の代わりにステップを踏み、音を鳴らす。足音は女の声になり、女は男にとって光となった。2人にとって幸せな日常だった。  だが、光はある日突然奪われた。光を奪われた男は復讐の修羅となる。男は光を奪った者を討とうとする。 想うが故に剣を振り戦う、悲しみと愛の物語でした。 そんな物語の私の推しはこち

          人生初の1日2公演観劇しました

          Ctrl+C→Ctrl+Vでコピペができるぞ!!

          ハヅキ ハ コピペ ノ ショートカットキー ヲ オボエタ ハヅキ ノ レベル ハ 1 アガッタ はい。 知っている人は知っている、PCのショートカットキーの事です。パソコンを活用している人ならほとんど皆知っているのではなかろうか?  私は昨日知った。ちなみにパソコン使用歴は今年で5年目(+中、高校生時代に授業でちょっと)。 とりあえずWord、パワポを最低限使えるレベル。 正確に言うとコピーの方法は知っていたけどペーストは知らなかった。マウスの右クリックがあるから良いじ

          Ctrl+C→Ctrl+Vでコピペができるぞ!!

          電子図書館って知っていますか?

          もしかしたら地域によって名称が違うかもしれない。デジタルライブラリーとか。 それはさておき、皆様はご存知でしょうか? 図書館の電子版です。利用カードの代わりにアカウントを作るかIDとパスワードを発行し、インターネット上で電子書籍を借り、読み、返却できる。図書館なので基本無料です(通常のインターネット検索と同じで通信料金は発生します)。 大抵はその地域に住んでいる人、通勤・通学している人が利用対象でしょう。 全国各地の情報は知らないので、ここからは私の観測範囲(地元と勤務

          電子図書館って知っていますか?

          初めて紙本を作ってみた……はいいものの

          思った以上にデカかった、という話。 まずは見てほしい。 載せる段階で比較対象が無い事に気付いた。 厚さくらいは伝わるだろうか? 測ったら約2センチ。そして本のサイズはA5判。充分過ぎるボリュームでした。 Amazonの封を開けた私の第一印象「大活字本か?」 完全にサイズ感を間違えた気がする_| ̄|○ il||li あまり想像付かない人に言うと、『かいけつゾロリ』の本と同じくらいの面積で文庫本を2つ並べたサイズだと言うと分かりやすいかもしれない。 写真を撮ってないが、文字

          初めて紙本を作ってみた……はいいものの

          PowerPointで動画を作ってみました

           先日発売した小説『騙し騙され往く先は』の宣伝資料をPowerPointで作ろうと思い、カチカチやっていたら「これ、動画にできるのでは?」と気付いてやってみました。 結果……できちゃった BGMは無いし動画素人感満載ですが、何とか形になったかなと思います。 画像と図形貼り付けて文字打ち込んで色やフォントを変えて、それらにアニメーションを付けただけの、手順としては簡単なものですがイメージ通りに動かすのは大変でした_| ̄|○ でも何より辛かったのはタイミング調整ですかね……

          PowerPointで動画を作ってみました

          探偵VS詐欺師のBL小説発売しました

          主人公はこちら!! お相手はこちら!! 表紙はこちら!! あらすじ 前半〜中盤の対立するシーンと、後半にあるデートシーンに力を入れておりますので、敵対CPが好きな方には是非読んでいただきたい作品となっております! 健全作品ですが、敵対CP、ライバルCPが大好きな方は楽しんでいただけると思います。 商品ページはこちら Kindle版とペーパーバック版をご用意しております。Unlimitedでもお読みいただけます。 レビュー、感想等お待ちしています! https://

          探偵VS詐欺師のBL小説発売しました

          輝詠SS詰め合わせ その一

          noteで連載していた輝信様と詠心の恋『笛の音の邂逅』と『旅の終着』の番外編です ツイッターで公開した140字SSを再掲しています。お題はこちらからいただきました https://shindanmaker.com/648286  https://shindanmaker.com/375517  艶めかしい吐息が部屋に響く。詠心は酸欠で頭がぼうっとなったまま、輝信からの口吸いを受け入れていた。それは熱く長く深いもので、詠心にとって何よりも幸せな行為である。 ――いっ

          輝詠SS詰め合わせ その一

          旅の終着 終章

          詠心は輝信の屋敷で生活を始めても二、三日に一度、都を訪れている。以前程の頻度ではないが、やはりずっと建物の中に引き篭もっていられない質なのだ。部屋で書を読むよりも外を歩き回って風を感じるのを好む。 「南西の地はそろそろ紅葉が見頃になるか」  都でも見られるが、その地で知り合った友人との約束があった。以前は黙って旅に出て心配させたが、行き先を示す書き置きをして頻繁に手紙を送れば良いだろう。詠心は一度屋敷に戻った。 「お帰りなさいませ。あれ、またお出掛けですか?」 「ええ、紅

          旅の終着 終章

          (BL小説)旅の終着 最終話

           輝信の元に帰った翌日、詠心が目を覚ましたのは巳四つ――昼近くだった。初めて輝信と共寝した朝だ。 「おはようさん」  輝信は先に起きていたらしい。詠心を見下ろしている。もしやずっと寝顔を見られていたのだろうか。 「お? もっかい寝るつもりか?」  輝信は大きな手で、もぞもぞと褥に顔を埋める詠心の頭を撫でる。詠心は別に眠るつもりはない。だが身体のあちこちが痛んで起き上がるのが辛いのだ。輝信に手を借りて抱えてもらうような形でなんとか上半身を起こす。詠心は自分の脆弱さを恨んだ。

          (BL小説)旅の終着 最終話

          (BL小説)旅の終着 第七話

          ―設楽様の為に生きよう。私はあの御方と共に生きるのだ―  もう決めたのだ。七瀬を巡って詠心は心の中でそう強く誓った。  七瀬を去る前に数年ぶりに髭を剃り、髪の毛先を切りそろえて梳かし、身なりを整えた。一度生家へと赴き、初めて冠までも身につけて詠心は手紙の主の元へ向かった。手紙を寄越した張本人であり、斎主である異母兄と御簾越しに対面する為だ。  詠心自身も母の死後に知った事だが、詠心の父は先代の斎主であった。だが詠心は父を見た事も無ければ、母からその話を聞いた事も無い。母が

          (BL小説)旅の終着 第七話

          (BL小説)旅の終着 第六話

          ―熱いな―  唇を吸われながら、他人事であるかのように詠心は思った。想像していた、ぬるりとした生ぬるい気持ち悪さは無い。ただ灼けるような熱さが唇から頬、そして脳にまで伝染していった。  口づけの最中、輝信の手が詠心の胸元に滑り込む。その瞬間、詠心は反射的に輝信を突き飛ばした。しかしすぐさま我に返り、輝信に向き直る。 「も、申し訳ありませぬ! 驚いてしまっただけで御座います。決して貴方様を拒絶したわけでは……」 「そうかい。まあ、そうだよなあ」  輝信はあからさまに落胆した

          (BL小説)旅の終着 第六話