「違いを認め合える会」Crossroads

「言語化の魔力」 樺沢紫苑先生著

「違いを認め合える会」Crossroads

昨日は美容院に行ってから、爆睡してしまいました。やっぱり3am起きは早すぎるのかな?日頃の睡眠負債を埋めるように昨日は爆睡しました。

今日は、「違いを認め合える会」Crossroadsの集まりの日。私のカウンセラーの上倉妙さんと共同で、この会を主宰しています。毎月第3日曜日に、妙さんの家で集まっています。今日は、妙さんが、タコスを作ってくださって、みんなで食事ながらおしゃべりをしました。

滋賀県のお友だち、高槻のお友だち、妙さんのお宅の近くのお友だちと、何度かCrossroadsに来て下さっている方に加えて、今日は、亀岡からご家族で初参加してくださった方がいました。4歳と1歳の男の子を連れて、ご夫婦で参加してくださいました。

実は、初参加の方がおられるというので、私は若干緊張していました。
「どんな方だろう?」
「楽しんで下さるかな?」
と、不安だったのです。

でもでも、初参加のご夫婦は、とても素敵な方でした。奥さんは、ニュージーランドに留学されていたそうで、ご主人は、世界一周したことがあるそうです。子供さんたちもとてもかわいくて。話も弾んで、とても楽しかったです。タコスも美味しかったです。

妙さんの場を盛り上げる力というか、話を引き出す力というのには、いつも感心させられます。みなさん喜んでくださって、とても良かったです。


コントロール感で悩みは消える

今、樺沢紫苑先生の「言葉にすれば『悩み』は消える 言語化の魔力」という本を読んでいます。とても勉強になります。

例えば、労働環境が劣悪で、ストレスが多い仕事をしているとします。そんなブラック企業に勤めて、「うつ」を発症する人もいるし、発症しない人もいます。その違いは「コントロール感」の有無だと樺沢先生はおっしゃいます。

「コントロールできていない」とは、「やりたくないことをやらされている状態」のことです。同じように忙しい労働環境に置かれても、「コントロール感」さえ持てていれば、「楽しい」「充実している」と感じることができるのだそうです。

同じ仕事を同じ時間していても、それをコントロールできているという感覚があれば、ストレスは減り、気分は楽になる。反対にコントロールできないという感覚だと、ストレスは増え、気分は辛く、苦しくなるのです。

悩みの根本原因を取り除かなくても、コントロール感があれば、「何とかなる」という感覚が湧き、実際に行動に移す精神的な余裕も生まれると、樺沢先生は書いておられます。

「コントロール不能な悩み」は諦める。「コントロール可能な悩み」ならば、その可能領域を徐々に増やして、「対処法」「TO DO」をひたすら行動に移せば、かなり深刻な悩みでも徐々に解消できると、樺沢先生はおっしゃっています。

私は、今ダイエットに取り組んでいます。向精神薬の副作用で、体重がすごく増えてしまいました。「太っている自分が嫌」というのは、コントロール可能な悩み事です。そのための「対処法」「TO DO」として、食事に気をつけて、運動するように心がけています。少しずつですが体重が落ちてきました。コントロール感を持つというのは、なるほど大切なことだと思いました。


コントロール感を取り戻す3つの言葉

言葉は、感情を変えます。「コントロール感を取り戻す3つの言葉」を樺沢先生は紹介されています。

1 なんとかなるさ
「何とかなるさ」は非常に楽観的な言葉です。それは不安を減少させ、安心につながります。逆に悲観的な言葉は不安を増強させます。

2 できる!
「無理」と思っていても、追い込まれたときは、「できる!」と声に出して言ってみる。「私はできる!」「自分はできる!」「やればできる!」「絶対にできる!」。そして、「できた!」「完成した!」「うまくいった!」時の自分をイメージするのです。

「無理」と言えば、脳のブレーカーはオフになる。「できる!」と言えば、脳はドーパミンという応援団を呼んで、脳のパフォーマンスを上げてくれます。

3 やれることを、やれる範囲でやっていく

達成できそうもない「高い目標」は、百害あって一利なしです。私たちは、「できる」ことしかできません。「やれることを、やれる範囲でやっていく」しかないのです。「やれないことを無理してやる」を続けるとメンタルを病むか、スポーツなどではケガをしてしまいます。


頑張りすぎる私に響いた3つの言葉

見かけと違い、意外と心配性な私。そして大きな悩み、小さな悩みを日々抱えています。そんな私にとって、樺沢先生が書いておられるこの「コントロール感を取り戻す3つの言葉」はすごく参考になりました。

特に、「やれることを、やれる範囲でやっていく」という言葉が響きました。そうなのです。無理をする必要はないのです。自分にやれることを、やれる範囲でやっていけばいいのです。

それで、人がどういう評価しようと、その評価は、相手の問題です。

高い壁、低い壁。大きな悩み、小さな悩み。それらがあっても、自分がコントロールできるかどうかに振り分けて、自分にできる「対処法」と「TO DO」を考えて、一歩ずつ取り組んでいけばいいのだなあと思いました。

無理をする必要はないけれど、「自分には無理!」と言って、チャンスの芽を摘むことはしたくないなと思いました。3つの言葉、さっそく取り入れます。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?