生きづらさを抱える人たちへVol29

最初の一歩は、自分で踏み出さなければいけない

私は統合失調症です。18年前、34歳の時に発病しました。大好きだった児童英会話講師の仕事も辞めざるを得なくなりました。離婚も経験し、息子たちに会えない淋しさから、自殺未遂もしました。本当にどん底でした。ただ日々を無為に過ごして、自棄になり、パチンコ依存になったこともあります。

でも、今、週に二回ですが、オープン就労で働いています。趣味の英語の勉強も頑張っているし、楽しんでいます。周りの人間関係にも恵まれて、とても幸せで、充実した日々を過ごしています。

なぜ、私は変われたのでしょうか?それは一歩踏み出したからです。なりたい自分になれるように、一歩を踏み出したからです。一歩踏み出したら、たくさんの人が、本当にたくさんの人が、私を助けてくれました。そして、私はk変われたのです。

最初の一歩。それを踏み出すのには、勇気がいります。怖くさえあります。でもその一歩を踏み出さないと変われないのです。そしてその一歩を踏み出すのは、誰も手伝ってくれません。勇気を出して、怖さを乗り越えて、自分自身で、踏み出さなければいけないのです。

自棄になって、日々を無為に過ごし、パチンコ依存になっていた私は、自分自身が、大嫌いでした。「死にたい」といつも思っていました。

でも、一歩踏み出して、たくさんの人たちの良いエネルギーをもらって、自分自身も努力し続けている今の私は、自分の事が大好きです。

決勝には行けませんでしたが、全国出版オーディションにもエントリーして、敗者復活戦で、スピーチをすることもできました。少しずつですが、前進している気がしています。

「どうせ自分なんか変われないし」「だってもう年だし」と「どうせ」「だって」で、自分の可能性を縮めてしまうのは、もったいなくはないですか?

人は、幾つになっても、変われるのです。勇気を出して一歩踏み出したあなたを本当にたくさんの人が支えてくれるし、応援してくれます。

怖いけど、勇気がいるけど。踏み出してみましょうよ。失敗したとしても、何を失うというのでしょう?

今のままでいいですか?

変わりたくはないですか?

あなたは、変われるのです!

勇気を出して、その一歩を踏み出してみましょう!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?