心がつながった時間

よろずや小うめさんの朗読と阿部ひろ江さんのミニライブ

この週末は、とても楽して温かな時間を過ごしました。

まず土曜日。昼過ぎに、私が大好きな友達が家に来てくれました。彼女とは、ピアサンクスの活動を通じて知り合いました。

彼女のご実家が、私の嫁ぎ先のお寺から、車で1時間ほど。そんなこともあって、なんだか親しみを感じて、去年CrossroadsのBBQに誘ったら来てくれて。それから仲良くなりました。

プライベートなことで、色々と大変なことを抱えている彼女。でも前向きに、本当に頑張っていて。そんな彼女のチャレンジを私は心から応援しています。とにかく人柄が素晴らしいのです。出逢えて、仲良くなれて、本当に良かったです。

そんな彼女と私は、二条駅近くの「絵本館むむむ」さんであった。よろずや小うめさんの朗読と、世界で歌っているシンガーソングライターの阿部ひろ江さんのミニライブのイベントに行ってきました。二条駅でもう一人の友達も合流。3人で行ってきました。

「絵本館むむむ」さんは、京町家のとても素敵な雰囲気のところでした。

イベントは、小うめさんが、宮沢賢治の絵本を朗読して、ひろ江さんが賢治の詩を曲に乗せて歌うというもの。とても素敵なイベントでした。

朗読を生で聞くのは初めて。小うめさんが作り出す世界観に引き込まれました。「よだかの星」という作品が、あんなに悲しいお話だったと初めて知りました。すごく良かったです。

ひろ江さんの歌はいつ聞いても心に沁みます。昨日はいつもとは趣向が違って、賢治の世界を歌われたのですが、それもまた良かったです。サービスで、「YES!」という私が大好きな、オリジナル曲も歌って下さいました。ひろ江さん最高!

とにかくすごく感動しました。その感動は家に帰ってからも続いて、なかなか寝付けないほどでした。


CrossroadsのBBQ

日曜日は、CrosssroadsのBBQでした。朝9時前には妙さんの家に行きました。一緒に準備をするためです。

今回は、アメリカ人、オランダ人、フランス人と日本人の方達に私と妙さんを含めて9名が参加者でした。

心配していた雨も上がり(途中で降りだしましたが)、爽やかな天気の中で、皆さんとBBQをすることができました。

アメリカ人の女性は、高校生の時に日本(長野県)にホームステイをしたことがあるそう。日本が大好きで、仕事を辞めて、京都市内にある日本語学校に通い始めたそうです。とても素敵な女性です。

オランダ人の男性は、知り合って2年くらいになります。BBQの時はよく参加してくれます。若いのに自分でゲームのプログラミングの会社を経営しています。ジョークが大好きで、今日も面白いことをいっぱい言って、みんなを笑わせてくれました。

フランス人の男性も日本語が上手で、とても人柄がいい人。日本語はほぼ独学で学んだそうです。最近日本人の彼女ができたと言って、とても嬉しそうに彼女とのツーショット写真を見せてくれました。幸せそうな彼の姿を見て、なんだか心がほんわかしました。

日本人の参加者も皆さんとても素敵な方ばかり。阿部ひろ江さんも参加してくれたし、インターナショナル・キンダーガーデンで保母さんをされている方や、趣味でとても素敵な絵を描いている男性(滋賀県から参加してくれました)も。

いつもいっぱい手伝ってくれる友達も。彼女は本当に頼りになるのです。買い物にも車を出してくれたり、準備や洗い物を手伝ってくれて。とてもありがたいです。

そして、Crossroadsの共同主催者の妙さん。妙さんがこの場を提供してくださるから、Crossroadsを開催することができます。とても料理上手な妙さん。そのお料理を食べるのがいつもとても楽しみなのです。

参加してくださった皆さんや妙さんに心から感謝です。今回もいい会になって良かったです。


心がつながった時間

今日Crossroadsのイベントをして改めて、友達になるのに、国籍や年齢は関係ないのだなあと、改めて思いました。

20代から70代まで。国籍も色々。でも、共にとても楽しく温かな時間を過ごすことができました。

互いにリスペクトしあい共感しあい、いっぱい話して、いっぱい笑って。本当に楽しく、素晴らしい時間でした。

心がつながった、そんな時間でした。うまく言えないけれど、私たちの心は確かにつながっていたと思います。

こんな場をこんな時間を過ごすことを、若い時から私はずっと求めていました。

山寺で孤独感を感じながら暮らしていた頃の私が、こんな場や時間に出逢えていたら、発病もしなかったかもしれません。

心がつながる時間を持つことは、心の安全基地を持つということは、そのくらい大切なことなのではないでしょうか?


あらたなチャレンジ

ともかく大成功だった今回のCrossroads。次回は11月26日にビリヤニパーティーをします。インド人のビッキーさんが、ビリヤニというインドの炊き込みご飯を作って下さいます。

ビッキーさんのビリヤニは、感動もののおいしさ!たくさんの人に参加していただけるように頑張ります。

そして、Crossroads以外にもう一つの心の安全基地づくりとして、Safe Space ほっこりという会の活動も始めました。あらたなチャレンジです。

この会は、妙さん宅ではなく、一乗寺にある珈琲焙煎処桃栗さんでやります。妙さんと一緒にではなく私が主宰者となってやります。ありがたいことに手伝いを申し出てくれた人がいて、彼女に相談しながら準備を進めています。

初めての会は、10月28日(土)の5pm-7pm。阿部ひろ江さんのミニライブもあります。

カザフスタン人の女性とアメリカ人の女性も参加してくれることになりました。二人ともとても素敵な人たち。絶対に楽しい会になるはずと、今からワクワクしています。

こんな風にチャレンジしてみようと思い、行動に移せているのは、毎朝やっているゼロ秒思考のメモ書きルームのおかげです。そして、アクティブリスニングを学び実践しているおかげだとも思います。

ゼロ秒思考とアクティブリスニングの提唱者の赤羽雄二さんには心から感謝です。

毎朝ゼロ秒思考のルームを開いて下さるシモトリさんにも、アクティブリスニングのルームを開いて下さっている岩田恭子さんにも心から感謝です。

心の安全基地を持てれば、心がつながる時間を持てれば、人は安心して飛び立つことができ、強くもなれるのです。

私のチャレンジは小さなチャレンジかも知れません。社会を動かすことなんてできないのかもしれません。

でも、今私は信じています。誰もが安心して暮らせる社会をつくっていくことはとても大切なことなのだと。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。




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