お金に困らないように生きるには

『密教が教える ここに気づけばもうお金には困らない』種市勝覚さん著

今日は仕事でした。心を込めて働いてきました。仕事が終わってから、河原町で買い物などをして帰って来て、今ブログを書いています。私の至福の時間です。

先日、次男とブックオフに行きました。
「予算1500円までで本を買ってあげると言ってくれたので、フランス語検定の問題集と『密教が教える知恵 ここに気づけばもうお金には困らない』という本を買ってもらいました。

この本を選んだのは、「お金に困らないようになりたいなぁ」と思ったからです。お金のブロックを外したいなと。

でもこの本、お金のことだけが書かれているのではなく、生き方というか人としての在り方というか、とても深いことが書かれている素晴らしい本でした。

著者の種市さんは空海密教阿闍梨であり、密教風水カウンセラーとして活躍されています。

本を読んで学んだこと思ったことをまとめたいと思います。


お金は「喜び」を交換するもの

そもそもお金ってなんだと思いますか?

種市さんは、「お金とは『価値』に対する対価として支払われる交換ツール」とおっしゃっています。

では、「価値」とは何か?それは「喜び・感謝」の感情です。つまりお金とは「喜び」の感情に支払われるものです。「喜び」を交換するものです。

たとえば、レストランで食事をしたとします。美味しい料理を食べられたら、「美味しかったな。幸せだな」と、喜びを感じます。その対価として、お金を支払うのです。

また種市さんは、こうもおっしゃっています。「お金持ちとは『喜び』をたくさん集められる人、人も喜び自分も喜ぶ、人と自分をたくさん喜ばせられる人といってもいいでしょう」

「喜び」をたくさん集められる人。そんな人に私もなりたいと思いました。


仕事とは手伝ってほしい人を助けること

お金を得るためには仕事をしなければいけません。でもその仕事で得るお金を「時間に対して支払われるもの」と誤解している人がたくさんいると、種市さんはおっしゃっています。

そうではなくて、「仕事とは『手伝って』『助けて』という人に手を貸すこと、人を助けて喜ばせること」なのだそうです。

これ、すごく納得です。私は介護補助の仕事をしていますが、職員さんや利用者さんの役に立ちたいと思って毎回働いてます。手伝いたい。助けたいといつも思っています。その対価としてお金をいただいています。報酬以上の仕事をしたいと思って働いています。

「足りないからもっと欲しい」ではなく。「もっと喜んでもらいたい」のもっとが大切なのだそうです。


「生気」のお金「殺気」のお金

お金とは
①やってくる
②とどまる
③離れていく
の3つの状態で循環しています。

私たちはよく「自分のお金」という言い方をしますが、お金は流れていくものであり、一時的には自分の物であるかもしれませんが、本来「自分のお金」というのは、そもそも存在しないのだそうです。

「お金をやり取りする段階で、どんな『意識』をのせるのか。『喜び』や幸福の感情をのせるのか、『苦労』や『犠牲』『代償』をのせるのか。それによって流れてくるものは違ってきます。」

「『喜び』や『幸福』は密教風水では『生気』といいます。一方、『苦労』や『犠牲』『代償』は殺気です」

「『生気』のお金は『生気』になって循環します。『殺気』のお金は『殺気』になって循環します。

「お金をもらうときも、貯めるときも、出すときも、いつも『喜び』の『意識』をもって『生気』のお金を循環させることが大切なのです」

なるほどなあと思いました。「生気」のお金と「殺気」のお金があるということを初めて知りました。

財布の中を見て、「これだけしかない」と思うのは「殺気」であり、「これだけもある」と思うのは「生気」だそうです。「殺気」のお金は「殺気」のお金になってしか巡ってこないそうです。意識を変えようと思いました。


自分には無限の価値があると気づくこと

「密教の教えってなんなのだろう?」と思われた方も多いと思います。種市さんは、こうおっしゃっています。

「けっきょくのところ、密教の教えはあらゆるものの中に愛と豊かさがあるということに気づきなさい、ということなのです」

「それは私たち一人ひとりが無限の存在であることにほかなりません」

「自分が『無限の存在』だと気づいたら、それだけで無限の『富』がそこに眠っていることに気づきます」

深いですよね?そしてシンプルですよね?

よく「自分にはなんの価値もない」という人がいます。でもそうではないのです。一人ひとりがみな価値を持っているのです。そのことに気づき、自分を認めることがとても大切なのです。

お金持ちになりたい、金運を開きたいと思っている人はどうすればいいのでしょう?種市さんのおっしゃっていることをまとめてみます。

①喜びの感情をのせてお金を循環させること。
②人を助けて喜ばせるという思いを持って働くこと。
③「殺気」のお金ではなく「生気」のお金を循環させること。
④自分を認めること。

⑤自分を制限している縛り、たとえば「照れ」や「恥」や「ちょっと怖い」などに飛び込んでみること。

なるほど~と思いましたこのブログの冒頭で、この本は自分自身の生き方や在り方にも気付きを与えてくれると書きましたが、とても多くのことを考えさせられました。

本当にいい本でした。次男、ありがとう!学んだだけにとどまらずに、「喜び」を与えられる生き方をしていきます。そして豊かにいきます。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました

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