見出し画像

夜寝る前に、嬉しかったこと、楽しかったことを5つ書く

私は朝起きたら、「今日やること」を6つ小さなノートの左半分に書いています。なぜ6つかというと、いつも入っている、クラブハウスのモデレーターの方が、「6つがいい」と言っていたからです。それ以上だと多すぎるし、それ以下だと少なすぎるそうです。これ、なかなかいいです。やらなければいけない用事が、サクサクと出来て、時間に余裕ができます。そんな余裕に時間に、本を読んだり、ブログを書いたりできるようになりました。

そして、夜寝る前に、小さなノートの右側に、「今日嬉しかったこと」「楽しかったこと」を5つ書いています。なぜ5つかというと、以前読んだ洋書の「Fareless Living」という本にそう書いてあったからです。

嬉しかったこと。楽しかったこと。「友達とおいしいお店にランチに行った」「誕生日プレゼントをもらった」「好きだった人に告白された」・・・そんな特別なことでも、もちろんいいのですが、特別なことが何もなかった日でも、探せば、嬉しかったこと、楽しかったことは必ずあります。

「よく眠れた」「いつもより30分早く起きれた」「朝ごはんが美味しかった」「見上げた空が、きれいだった」「本を読んだら、素敵な言葉があった」「家族で食卓を囲むことができた」・・・些細なことでもいいそうです。探してみたら、意外にあります。寝る前に振り返って、嬉しかったことや楽しかったことを思い出して書き留めると、「あー、今日もいい一日だったなあ」と、ハッピーな気持ちで眠ることができます。本当におすすめです。騙されたと思って(私は騙しませんが)是非やってみてください!

私は、統合失調症という病気です。統合失調症の診断をされるまでは、鬱病と、医師から言われました。病気になるまで、子育て、家事、お寺の仕事(元夫が僧侶だったので)そして、児童英会話講師の仕事と、毎日、アクセル全開で、走り続けていました。立ち止まる時間がありませんでした。多忙と睡眠不足と、実家の家族の悩みとで、ある日、脳の中が、まるで炭酸水がシュワッと噴き出すように真っ白になって、何も考えられなくなりました。その瞬間は、何故か、私は嬉しかったです。「もう何も考えなくていいんだ」「休むことができるんだ」と思ったからです。

その後は、幻聴や幻覚、妄想などで苦しみました。幼かった息子たちは、不安だったと思います。壊れていく私を見て、怖くて悲しかったと思います。元夫には、ずいぶんと迷惑をかけてしまいました、実家の両親にも心配をかけてしまいました。本当にたくさんの人たちを巻き込んでしまいました。後悔して、自分を責めた時期もありました。

でも、今は自分を責めることはやめました。それは、何も生み出さないから。「今」を大切に生きようと思いました。感謝して生きようと思いました。頂いたご縁に感謝しながら、一生懸命に生きる。「これから私が、幸せに生きていくことが、迷惑をかけた家族にとっても幸せなことなのではないだろうか?」と思っています。病気の経緯や、私が前向きに生きていけるようになるまでを書いた本を出版したいと思っています。

「感謝しなさい」という言葉は、もう聞き飽きたかもしれません。でも、やっぱり感謝って大切だと思います。それは、他者に向けてだけでなく、自分自身に対しても。私たちの心と体は、毎日本当に頑張ってくれています。

人に感謝! 自分に感謝! 生かされていることに感謝!

そして、私は最後までこのブログを読んで下さった方に感謝します。ありがとうございました。

暮島葉月


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?