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日本の夏がハンパない

何やかやと指示や決まりが多すぎる日本について昨日の記事では愚痴りましたが、公共の注意喚起が役立つ、と言うか、むしろ必要なのは、日本の夏の暑さでしょうね。

何かに集中したり、頑張らなきゃって思ってたりすると忘れるので、知らせてあげないといけません。

夏の暑さについては、日本にお住まいの方々にしてみれば「今さら何を」でしょうが、私自身のための備忘録として特記しておきたいと思います。(まぁ、そういうアカウントなんで)

ヨーロッパに長く住んだ私には、日本の夏はもう無理です。
なんでも、昨日、群馬県伊勢崎市では気温 40.2 度を観測したとのこと。

ちなみに、お風呂のお湯の適温は42度らしいです。でも、入浴時って裸だし、それも肩から下しか浸からないですよね。サウナはいろいろありますが、大体 80℃あたりでしょうか。でも、これは湿度が低く(5~10%程度)保たれています。

日本の夏のように、暑い上に湿度が高い状態(それも、ほぼ一日中)というのは、南方の国でもあまりないんじゃないでしょうか。

その一方で、今日の日経新聞の見出しは「酷暑の首都圏、我慢の夏に」。

ちょっとまて。
この暑さで我慢しちゃだめでしょう。マジで体調を壊します。

日本の夏は熱中症と夏季ウツのダブル・パンチ

熱中症の怖さについては、今となっては日本の「外の人」になっている私が言うまでもないですが、ほんとに怖いので、皆さん気を付けて頂きたいです。

あと、夏に起こる季節性の「夏季ウツ」という鬱症状もあるとのこと。

暑さや湿度はもちろんですが、日光に当たりすぎるのもよくないとか。現在、日射量の少ない北欧に住んでいる私にとっては、ちょっと盲点をつかれた気がします。

夏季ウツは、夏バテと同様、暑さもいけないし冷房で冷えすぎるのもいけない。その上、日に当たりすぎるのも駄目。それなら、夜、涼しくなってからイベントしたり仕事したりすればいいかと言うと、それも睡眠不足や生活サイクルの乱れにつながるのでNGです。

ようするに、心身の状態に気を付けて無理をしない、と言うことに尽きると思います。加えて、過信は禁物です。

私は夏生まれなので、寒さよりは暑さのほうに耐性があると思っていましたが、歳をとるにつれて体質が変わりました。

というかですね、日本の夏に耐えるのって、誰にとっても並大抵のことじゃないですよ。

私は明日、日本を離れるんですが、正直なところ、ホッとしています。

ここ1週間すんごい暑くて、個人的にはもう限界だったので、帰国を1週間早くしておけば良かったかなとも思いましたが、ある意味、「これが日本の夏の現実である(そして、まだ序の口)」と思い知る、よいリマインダーになったと肯定的にとっています。(でないとやってられない)

気象庁によると、来週は雨模様で、酷暑もいったんやわらぐとのこと。とはいえ、油断は大敵です。
皆さん、ご自愛ください。

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