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CEO日記 2023年8月17日「半期棚卸し」

今日は、専修大学文学部ジャーナリズム学科からインターンに来ている学生二人に、半期棚卸しをしてもらいました。

私は民間に移る前、棚卸しという言葉を聞いたことがあっても、実際にどういう意義があり、何をするのかまったく想像することができませんでした。

棚卸しとは、簡単に言えば在庫の調査です。弊社の場合、自社で書籍を発行しており、自社と営業代行の倉庫に在庫を保管しています。今回は、自社倉庫に保管している書籍の棚卸しを行いました。

インターンにも説明したのですが、棚卸しは単に在庫の数量を数えることが目的ではありません。在庫の状況から自社の棚卸資産(書籍原価×数量)を正確に把握することが目的になります。詳しくは書きませんが、棚卸資産の状況は決算に直結します。

さて、弊社の自社倉庫に保管している書籍は、13タイトルになります。それらタイトルが、冊数バラバラで箱に入っていたり、包装材でキャラメル状に巻かれたりしています。13タイトルの在庫をすべて合わせると、(私としては残念ですが)相当な量になります。

棚卸しをやったことがある方はわかると思いますが、棚卸しは肉体労働です。そして、書籍は想像以上に重いのです。40冊入りの段ボールはゆうに十数キロあるでしょう。

夏真っ盛りの中、インターンの二人は黙々と作業して、きっちりと在庫の状況を確認してくれました。二人には感謝しかありません。

インターンの二人が社会人になるのは数年先ですが、出版を含む製造業や販売業だと棚卸し作業は必須です。

二人が社会人になって、「棚卸しやるぞ!」と上司から声がかかった時、今日の作業を思い起こしてくれれば嬉しいですね。

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