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自分の匂いはそうでもないが嫁さんの匂いは好きだな

「あー今日は右脇の下の具合が最高やわぁ!」

嫁さんのセリフだが「なんのこっちゃ?」なんだよ…

「自分の脇の下の匂いを嗅いで“最高!”とか言ってるのは君くらいやぞ…」
と言うと…

「じゃあnoteで訊いてみなよ!」と…

というわけでこんな投稿をしている…
昔から大概普通ではないと思っていたが、なかなかイカれている嫁さんなのである。

 人に言わないまでも、そんなことが普通であるかのように思っていることがなかなかで…

匂いフェチ的なヤツとか性癖みたいなモンはホント人それぞれであるし、その深みもみんな違うモノであろうことは想像出来るし、各々楽しいモノであるのも容認出来る。

夫婦となると距離感が近過ぎる…
俺が大好きなモノでも嫁さんの苦手なモノもあるし、その逆も存在していることをふたりとも知っている。

ところがジャンルが“匂い”とかになると漠然としている感じもあるのだが、嫁さんも俺が変態であることはとっくに見抜いているためか…

「今日は右脇が丁度いい感じなのよ!
左は匂いがたちすぎているから右がいいのよ!」

と力説している。

まあそうまで私の大切な人が言うのなら仕方がない…
俺は指輪の交換くらい厳かに両方交互に嗅ぐしかないじゃんか…
2度左右往復してコメントを発する。

「ん〜…確かに左はキツめだね…右はけっこう緩くて俺にはわからないよ」
と、今後の夫婦のコミュニケーションの余白を確保するようなことを言って終わらせた。

あと何年あなたの脇の下を嗅ぐことが出来るのかな?なんて思うと少し寂しく感じるところもあるんだけど…

おおっぴらにではなくて、嫁さんの寝ている間に時折匂いを感じさせてもらえばいいや…なんて考える俺は多分変態なんだろうね。

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