東京の吉祥寺で薄毛治療院を経営しております。発毛技能士です。

今回のテーマは、シャンプーの中でも【湯シャンについて】です。

というのも、当店に来店されたお客様の中からこんな質問を頂きました。

湯シャンが合わない薄毛の患者様が湯シャンのみ生活を実践した結果

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Tさん
「先生、私インターネットで湯シャンが良いって書いてあったから始めてみたんだけどどうかな？」

私
「うん。Tさんの場合は、やらない方がよいかな。1週間も続けると痒みがひどくなる可能性があるよ。」

Tさん
「え！？そうなんですか？」

私
「残念ながら、Tさんの場合は、湯シャンではなく1日1回しっかりと洗った方が良いですよ。実際に頭皮をマイクロスコープ診断してみましょうか。」

実際に撮ったお写真がこちら（無断転載禁止です。）

Tさん
「この白いの・・・なんですか？」

私
「この白い塊は全て、頭皮から分泌された皮脂だよ。分泌が多すぎて頭皮がギトギト状態になってしまっているね…。」

私
「このままだと、頭皮の痒みと炎症の原因になり最悪、脂漏性脱毛症になってしまいます。」

Tさん
「今日からしっかりシャンプーして洗います…。」

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湯シャンには合う合わないがある

結論からお伝えすると、湯シャンは合う人と合わない人がいます。

湯シャンに向いている頭皮の人が実践すると、頭皮のバリア機能が保たれ、外からの刺激から毛根や皮膚を守る働きを強くする効果があります。

しかし、合わない人が、湯シャンのみ生活を行ってしまうと、「頭皮はギトギト・髪はベトベト・臭いもする」といった三重苦になってしまうことも…。

まずは自分が合っているかどうか知る必要があります。

湯シャンが合う人の特徴とは

＜湯シャンが合う人の特徴＞

１．極度の乾燥肌
２．シャンプーした後、頭皮が常につっぱる感じがする。
３．高齢

以上となります。

湯シャンが合う人は、皮脂の分泌が少ない人のみなのです。

このような人は、シャンプー剤に含まれる合成界面活性剤が皮脂を取り過ぎてしまい、極度の乾燥を引き起こしがちです。

皮脂の少ない人は、37~40℃のお湯のみで十分に洗い流すことが可能です。

頭皮の洗い方は下記にまとめておきました。

湯シャンがNGな人

＜湯シャンがNGな人の特徴＞

１．皮脂性の頭皮
２．夕方におでこを触るとべたつく人
３．ヘアワックスなどを使用する人
４．脂っこい食事が多い人

以上となります。

私も湯シャンが合わない頭皮です。おそらくほとんどの人はこちらのタイプではないでしょうか？

このタイプの人が、湯シャン生活を続けてしまうと、頭皮の痛み・炎症に繋がり、薄毛を進行させる原因となります。

自分の頭皮のタイプで湯シャンを行うか判断しよう

湯シャンはメリットもありますが、デメリットも存在します。

そのため、自分の頭皮に湯シャンが合っているか、客観的に判断してみましょう。

最近では、本やインターネットで湯シャンを推奨する人も少なからずいますが、頭皮を清潔に保つことが大切です。

シャンプーも品質を選べば、基本的には害は少ないです。

ぜひ、参考にして下さいね。

より詳しく湯シャンについて知りたい人は「【湯シャンは合わない人にはNG】お湯だけシャンプーのメリット・デメリットとは？」をご覧ください。

シャンプーの正しいやり方は動画でも解説しています。

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