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「未開の議場 2023」メンバー紹介-原啓太-

みなさんこんばんは、萩島商店街青年部、ハマカワフミエです。

本日、「未開の議場 2023」の予告編PVが公開されました!
先日「撮影をしました」と言っていたのは、このこと。
函波窓監督のもと、舞台作品の予告編とは思えない仕上がりのPVになっています。
ぜひご覧ください!

さて、メンバー紹介です!
今日は、先日クラファンによる命名コンペを経て「亀島銀次」の名を得たばかりのあのカメの生みの親、原啓太です!
作中ではNPO日留教育協会職員、森雄太を演じます。
それでは、どうぞ!


超ファンタジー、超シュール、そして目が死んでる。どうしてこうなったの!?笑


・お名前(由来や名前に関するエピソードなどもあわせて)

原啓太(はらけいた)
英語名:Keita Jimmy Hara
モンゴル語:Кейта Хара
アメリカ生まれなので、真ん中にあるジミーは一応本物のミドルネームです。
モンゴル語で書くと苗字が「葉っぱ」みたいですよね。Xapa!

かなり昔ですがケイタという名前、あまり好きになれない時期がありました。19歳の時、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルの頂上での出来事なのですが、ショップの店員さんにパスポートの提示を求められたので見せたところ
「Keitaはお前の名前か?」と聞かれました。「そうだ」と答えると、その人は急に笑顔になりフロアにいた他の店員さんたちに何やら話しだして、気づいたら全員歓喜に沸いていました。何事?と思ったのですが、みなさんセネガルをはじめとするアフリカ諸国出身の方々で、アフリカの一部地域ではKeitaという名前が一般的にあるそうです。「君はブラザーだ!」と祝福され、一緒に喜んだのがとても良い思い出です。もちろんそれ以来、自分の名前が大好きです。

・出身地(地元、幼少期を長く過ごした場所などでのエピソードをひとつお願いします)

アメリカのニュージャージー州生まれで、9歳の頃に札幌へ引っ越しました。
引っ越したばかりの頃、公園でひとり遊んでいたら、年上の男の子がぼくのところにやって来ました。その子に「チョコあげるけど投げろよ」と言われたので、そのチョコレートをもらって食べ、それから空になった箱を思いっきり投げました。そしたら、その男の子にものすごく驚かれました。「投げる」は北海道の方言で「捨てる」という意味らしく、まさか目の前で文字通りぶん投げられるとは思ってもみなかったみたいです。しかもそのチョコレート、公園で落ちていたものだったらしく「落ちてたチョコ食ったから、お前死ぬよ」と言われました。
日本語の方言、というものを初めて肌で感じた瞬間でした。
というか、あまりに理不尽だと思います。何故チョコをくれた?
チョコを食べたことを悔やみながら、死に絶望した帰り道でした。

ぼくは今もなお健在です。

・影響を受けた一作(舞台演劇作品、映画、ドラマのいずれかでひとつお願いします。どんな影響を受けたかも、お願いします。語りたい方は長くてもOKです!)

映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」
子どもの頃から、なぜだかあの可愛さと恐ろしさに惹かれてました。10代の頃は、狂ったように観てました。
多分、数百回は観ました。哀しい美しさとチャームがあるのが、たまらないんです。

・自分を構成する好きなものたち、3つ(ジャンル不問!公序良俗に反しない限りなんでもかまいません。それを好きになったきっかけ、どんなところが好きかなども教えてください。)

①ひとり時間
ひとりの時間が好きです。美術館や映画館に行ったり、旅に出てみたり。何もしないのもいいですね。自分のための時間をつくるのって大切ですよね。ちなみに、割とどこにでも行けちゃうタイプです。遊園地に行ったこともあります、ひとりで。結構楽しめました。こうやって書くと、可哀想な人みたいですね。

②ジム
コロナが始まるちょうど前にジムに通い始めました。あの雰囲気の中で筋トレをするのが好きなようです。もちろんジムに行くのが面倒くさくなることもあります。ジム行こうか行くまいか、一日中駄々をこねて終わる日もあります。なので、効率良くトレーニングはできていないです。それでも筋トレ後はスッキリするし、筋肉痛にはニヤつきながら苦しみます。プロテインって聞くと、テンションあがっちゃいます。

③バックパッカー
旅するのが好きです。主に20代の頃、バックパッカーとして色んな国を旅しました。バックパック一つに生活の全てを詰めこむ、という考え方にロマンを感じます。海外に行く機会はめっきり減ってしまいましたが、その代わり国内を旅することが増えました。国内でも知らない世界が広がっているのは面白いですよね。

・演劇関係以外でやってみたい/やってみたかった職業
(現在進行形の将来の夢的なことでも、昔の夢でもOKです!)

学生に戻りたいと地味に思うことがあります。次はもう少し真面目に勉強します。


・「未開の議場2023」の自分の役について思うこと

森雄太と原啓太。まず名前がよく似ています。オンラインの時も今回も「森くん」と呼ばれることがあります。自分が森なのか原なのか分からなくなる時もあります。実はぼくが生まれた時、本当は「ユウタ」という名前にしようとしていた、と親から聞いたことがあります。カルマの仕業ですか?
森雄太の境遇について、シンパシーを感じる部分はとても多いです。馴染むことが、彼にとっては辛いことなのかもしれません。にしても、発想・行動が極端すぎるようにも感じます。エクストリーム。でも彼とは、今回また出会いなおせたらと思っております。それから「世界は思ってるより優しいんだよ」と伝えてあげたくなります。多分、聞いてくれないだろうけど。
ぼくたち萩島商店街青年部では、公演に向けてみんなで役割分担をしながら仕事をしているのですが、とある時、台本を読み返してみたら、自分の挙動が森くんと近しいことをしていてゾッとした記憶があります。台本が予知書かと思いました。奇想天外なのは、お互い様なのかもしれません。

・「未開の議場2023」の、フライヤーで自分の両隣にいるひとについて思うこと(キャスト向け)

〈安藤理樹くん〉
りっくんにできないことはないんじゃないか、というくらいに多才なんです。現代的な雰囲気もクール。多才がために、たくさん仕事を抱えさせちゃって申し訳ない!と思いながらも、りっくんが持っているスキルにはやはり敵わない。優しくて、温厚な人柄も居心地良いなぁと思っています。

〈ハマカワフミエさん〉
ハマカワさんは、知識とボキャブラリーの玉手箱みたい!あと、引き出しもたくさん持っていて、とても豊かだなぁと思います。芯の強さだったり、本質を見抜く力もあるような気がしていて、その片鱗が見えた時は「ワオ!」と感じてしまいます。ハマカワさんの中にある深層世界が興味深いです。

りっくんともハマカワさんとも、オンライン版での共演が初めてだったので、今回こうやって実際に同じ舞台に立てることが純粋に嬉しいです。二人とも、言葉の紡ぎ方が美しいんです。(日本語が流暢!)こんなにキラキラしている同世代の俳優と一緒に作品に臨めるなんて、とても刺激的だしエキサイティング!

・萩島銀座商店街で商いをするとしたら、なにをやりますか?
(メンバーの誰の店でバイトしたいとか、こんな売り場構成にしたいとか、早く寝たいから7時に閉めるとか、どんな切り口から書いてもらっても大丈夫です!)

コアな旅行会社。珍しい国への一風変わったツアーを行うところで、トメニア含む周辺国のツアーもあり。色んな国籍のスタッフが働いていて楽しい職場。ただし萩島の人には需要がなく、逆に県外からの申し込みが多そう。

・これを読んでくださってる方に、ひとことお願いします。

オンラインで上演した時は、みんなバラバラでした。バラバラながらも必死に繋がろうとしました。それがやっと今回、劇場という空間でぼくたちは「再会」を果たします。あとは、来てくださる観客のみなさまも加わることで、この「未開の議場2023」も一つになるんだと信じております。

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