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ライブ全記録全集(未完成版)


これは2021年から2022年にかけて
「はぐぱぱ」こと、ぼくが訪れた
ライブ、舞台の観覧記録である





ご注意)
作中、敬称はあったりなかったりします。
また紹介順は、ライブの演奏順ではございません。
いち観覧客の感想を交えていますが、残念ながら
箇条書きで、全員を網羅してはおりません。
人により感想文章量に差がございます。
そのあたり、ご了承ください。


2021年


始まりの日


3月13日

四日市 ドレミファといろは 居酒屋とっち

「周年大宴会」


グッナイ小形

ガリザベン

蠣崎未来

片山尚志
(片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ)

and more …



グッナイ小形さんと初顔合せ。

数日前、小形さんがYouTubeで配信してる

グッナイレディオショーにて

四日市に来ることを知る。


当日、会場へ向かう。

間もなくというところで、会場の

ビルから飛び出してきた、1人の男。

小形さんだった。

想像してたより、ずっと、背が高かった。

「小形さんですか?」声をかけ、名乗る。

ぼくは緊張していて、ろくに話もできず

「今日、楽しみです」くらいしか言えず。

握手。小形さんはというとお礼を返すも

どこか落ち着かない様子。

開演まで散歩してくるようだ。


ガリザベンさんや蠣崎さん、

片山さんもこの時がお初。


2022年の暮れに片山さんと再会しても

お互い忘れていても仕方ないよね。



みなの音楽に幕が降り

会場が落ち着いてから

小形さんと再び会話。


共通の知り合いがいることを確認。

あの子が今も生きていることに

ぼくは心底、安心した。



そんな夜。



素敵な音楽や空間があることを知った。

そして再会を願ってやまなかった。



11月5日

名古屋吹上 鑪ら場


グッナイ小形

藤山拓

legeens


legeens(リージンズ)さん。

名古屋の学生と言っていた

ガールズバンド。心地好い

ローファイな曲をやる。


藤山さんの歌唱に衝撃を受ける。

飛び抜けて清々しい夏草のような演奏

この人、面白くないわけがない。

言い知れぬ確信をもって彼の歌を聴く。

小形さんも隣で聴いてくれた。


小形さんの歌に涙する。

前回もそうだった。

きっと少年時代を思い出すからだ。

呪いのような30年前の夏の日。

「月」を冠した名前の娘との出会い。

なにもかも消されてしまったあの娘と

一緒にいるようで。

解放されるような、許されるような。

涙はそうして溢れていく。




ふと見ると、客席の女性も

目をおさえている。きっと

この人にも、この人の景色があり

魂に響くのだろう。


幕後、小形さんと話す。そして

レディオショーでお馴染み

masa hayaさんと邂逅。

小形さんが紹介してくれた。

彼女は、客席で涙流していた人だった。



12月3日

名古屋新栄 HUNNY BUNNY

「あのときの景色に」


グッナイ小形

ショーウエムラ(アフターアワーズ)


バチバチに火花散らす二人。

熱いステージだった。


相変わらず、小形さんの歌で

ぼくやmasa hayaさんは泣く。


エガちゃんとはこの時

はじめましてだったのかな?

写真が残っていた。


ライブ後帰りしな、店の外で

のうじょうりえさんに遭遇する。

ハニバニの入り口へ案内した。

ちゃんと曲を聴きたいなと願う。




26日

四日市 ドレミファといろは 居酒屋とっち

「今年のアレ、今年のウチに」


グッナイ小形

谷澤ウッドストック

原田茶飯事

藤山拓

菅野創一朗

西島衛(ザ・シックスブリッツ)

ひらいあやこ(いとまとあやこ)

and more …


ヤバすぎるメンツ。そして大雪。

良くこれだけ集まった。


最も印象的だったのは

かすれ声の茶飯事さん。そこに寄り添い

サポートする藤山さんの優しさ。

茶飯事さんのライブは

絶対に本調子を聴きに行くと誓う。


なかなか話かけるのが苦手なぼくは

小形さんと話したりしたあと

皆さんにさよならと手を振り

会場をあとにした。




 2022年

1月29日

四日市ドレミファといろは

「夜久一 よだかリリースツアー」


グッナイ小形

たけうちなおや

佐藤守晃

蠣崎未来

夜久一


蠣崎さん、とっても艶やか

夜の色が似合うギターとその音色。

たけうちさんと佐藤さんの

味わい深い曲が響き続く。

夜久一さん、音の重なりが気持ちいい。




2月4日

名古屋新栄 HUNNY BUNNY

「東名阪ツアー」


グッナイ小形

ガリザベン

藤山拓


別名「メガネ!眼鏡!めがね!ツアー」


ガリザベンさん

すごくいい。超いい。泣く。

藤山さんは破天荒を地でいってる。

みんなこのまま突っ走ってほしい。




16日

東京代々木 代々木lodge

「国でも建てるつもりなのか レコ発」


グッナイ小形

佳納子

甲斐大河

後藤匠

阿部浩二


小形さんのレコ発に行きたい。

それが実現する。

佳納子さんの歌、月の詩が響く。

また聴きたく思う。

甲斐くん、若くしても情感が深く

声量も十分。とてもいい。

また会う気がする。

スパイシーなMCと軽妙な音楽をやる

後藤匠さん。一等でも五等賞!

その気持ちすごくよくわかる。

阿部浩二さん、力強いロックを感じた。

パワーに圧倒される。


ライブ後会場外にて

「丁度いい」MVに出演された面々、

尖サクラさんや島田さんと言葉を交わす。

とても嬉しかった。


やりたいことは思うだけじゃなくて

行動に移せば実現できると実感する。


このあたりから2022年は

月1回は、必ず小形さんの

ライブへ行こうと決める。




3月29日

東京下北沢 DY CUBE

「お前の心はまるみえだ!」


グッナイ小形

のうじょうりえ

堀孝輔(みずすまし)

山本狼煙


堀さん、バンドの音とはまた違う

弾き語りで聴かせてくれた。とてもいい。

山本さん、怒りをぶつけるような曲

それもまた音楽。カッコいい。

また、のうじょうさんに会えた。

こんどは目の前で曲が聴けて嬉しい。

ライブ後に、高円寺へ電車で移動。

小形さんと、のうじょうさんは自転車で

下北沢から高円寺へ。

路上で2人の歌を聴けて、超嬉しい。

翌朝の新宿発のバスまで時間があった。

中央線沿いを歩き、新宿まで行く。




4月15日

名古屋吹上 鑪ら場


グッナイ小形

フウジン(ワッペリン)

じゃっく(イヌガヨ)

川沿クタ子


鑪ら場の2階、スピーカー前にて聴いた

フウジンさんのパワーに圧倒。

マイマイとか動物大好きなの超推せる。

川沿さん、バイオリンのような

ヘッドのギターがカッコいい。

忘れ物した喫茶店へは

物販を引き取りに行けたのだろうか。

歌はもの静かな風景が心落ち着かせる。

じゃっくさん、関西の空気全開の

サービス精神溢れる音楽をした。楽しい。




24日

四日市 ドレミファといろは 居酒屋とっち

「合同周年大宴会」


ガリザベン

西島衛(ザ・シックスブリッツ)

菅野創一朗

フウジン(ワッペリン)

いとまとあやこ

曲がる

and more …


菅野さんに声かけたのは、確かこの日から。

フウジンさんにも10日もたたず再会。

 近郊に暮らしてるので、四日市での

ライブは行きやすい。ありがたい。




5月7日

四日市ドレミふぁといろは

「いつも春のよう」


菅野創一朗

曲がる

岡ちゃん

サンレンプス

本城タカヒロ


菅野さん四日市に来るというので、行く。

曲がるさん時事を入れた曲カッコいい。

岡ちゃん、生活の側にある歌の風合い。

とてもよい。




11日

名古屋吹上 鑪ら場


内藤重人

藤山拓

Menow

大河内大祐


曲を知り、内藤さんに会いたくなる。

奏でられるピアノ素晴らしい。

歌も内面と向き合い続けてきた

言葉の軌跡を感じる。

大河内さんとても照れ屋さんだけれど

隠さない明け透けさが好感触。

Menow さん、優しい曲が多い。

秋の色調を感じさせる歌も素敵だ。

藤山さんはだいぶ変なのかもしれない。

勿論、称賛の意味で再認識する。

曲の透明度が高くて大好きです。

帰りの別れしな、内藤さんは

「グッナイ」と言ってくれた。

それがなんだかすごく嬉しかった。

また聴きたいと思う。




18日

名古屋新栄 HUNNY BUNNY

「唄うばかり」


菅野創一朗

おこめとミズキ


菅野さん目当てではあったものの

おこめさんとミズキさんのハーモニーが

超絶気持ち良かった。お酒飲みたかった!


29日

東京下北沢 げによい

「最高の夜vol.3」


グッナイ小形

伊集院香織(みるきーうぇい)


茨城の実家帰りに予告なしで行く。

母からもらったギターを持参していた。

会場入りは、小形さんと同じタイミング。

伊集院さん、カッコよくてかわいかった。


 


 


6月9日

東京新高円寺 STAXFRED

「ONE MAN LIVE 」


グッナイ小形


また予告なしで行く。

軽く呆れられているかもしれない。

ワンマン。たっぷり聴く。



18日

名古屋新栄 HUNNY BUNNY

「Music Around Me」

グッナイ小形

小野雄大


バッチバチに火花散る。

アンコール二人での

「異端児の城」が楽しかった。

エガちゃんと3人の写真を撮る。

すごく楽しそう。



25日

京都木屋町 DEWEY

「不思議な夜のこと」


藤山拓

菅野創一朗

山下凡情


菅野さん藤山さん二人出るってことで

京都まで遠征。最後に藤山さんは持参した

「おばあちゃんからの手紙」で即興演奏。

他の2人にも同じ歌詞で無茶振りする。

それが形になっていくのも楽しかった。

これはnoteにまとめています。

完全版も非公開だけど残しています。


 


7月2日

東京五反田 BAR PISTOL

「月と月」


グッナイ小形

佳納子


佳納子さんと再会。たっぷり聴けて嬉しい。

小形さんとのエピソードも嬉しかった。



8日

名古屋上前津 Music Bar BOB


菅野創一朗

刹澤尚志

and more…


一番手の菅野さん、良かった。

フロアーがイケイケすぎたのか

この日の水は私には合わず、

最後まで見られなかった。

途中退席。申し訳ない。



10日

名古屋新栄 HUNNY BUNNY


原田茶飯事

渡猛(ロクディム)

名古屋淳(ロクディム)


茶飯事さん待望の美声。

そして予備知識ゼロで

即興芝居を体感。

楽しさの新しい扉を開く。

帰りに偶然、渡さんとご一緒し

深夜バス出発の停車場まで

短い、奇跡的な案内を体験する。

こちらもnoteにまとめています。


ただこの時点では別府へ行くことなど

夢にも思っていない。



12日

名古屋吹上 鑪ら場


藤山拓

西島衛(ザ・シックスブリッツ)

いとまとあやこ

佐古勇気


西島さんにやっと声かけ。優しい人でした。

佐古さんの曲は、小形さんがよく歌っていて

「あれ?この曲、カバー?」みたいな声も…

ご本人の曲ですよ~!素晴らしかった。

いとまさんの鍵盤奏法、超エレガントだった。

あやこさん色っぽい歌声、美しくて好き。



16日

東京渋谷 Nostyle

「汽水域vol.1」


グッナイ小形

KES

夜ハ短シ

汽-yuge-


 小形さんのバンドライブ

「速度」配信リリース記念。

佐古さんのバンドKESと

山口さんのバンド夜ハ短シ

爆音とその完成度にやられる。

数日間、放心する。

しばらく何も書けなくなるほど。

言葉が出てこなかった。

それほど素晴らしく衝撃だった。



8月18日

名古屋吹上 鑪ら場


のうじょうりえ

鈴木実貴子

zzzpeaker


のうじょうさん、じんわりと染み込む歌。

また名古屋に来てくれて嬉しい。

zzzpeakerさん、独特の世界観

光の演出がすごく良かった。

最後、完全にノーマークで

無知な私の頭を実貴子さんが

完璧に打ち抜いていく。

歌が無敵になる瞬間を目撃。

この日以来、YouTubeで

鈴木実貴子ズに浸かっている。

ぶち当たるMVが、ことごとくすごくいい。

苛烈な歌が多いと思われがちだが

それが心情だし、本能で音楽してる。

最高にカッコいい。

バンドライブも行きたい。




20日

東京五反田 BAR PISTOL

「夏のグッデイ」


グッナイ小形

谷澤ウッドストック


小形さんの奥様、尖さんがいらしてた。

少しお話しした。

小形さんへの愛がとても強くて

夫婦の姿として羨ましくもあった。

谷澤さんとも、初めてちゃんとお話できた。

2人ともリラックスした演奏。

楽しく、暑い夜だった。



26日

名古屋今池 TOKUZO

「原田茶飯事 橇リリースツアー」

原田茶飯事と橇

The Shiawase


バンドセットの茶飯事さん。

きらびやかなステージ。

メンバーもキレッキレ。

席が遠かったのが惜しい。

この日の名演はいくつか

YouTubeにて確認できる。

ロクディムの名古屋さんがいらしていて

声をかけてくれた。超嬉しかった。

大須演芸場、絶対に行くと決める。





9月2日

名古屋尼ケ坂 食堂酒場ケケ

「たけうち&すがのバースデーイベント」


菅野創一朗

オーベンデン・ジェームス

PAPERMOON

曲がる


PAPERMOONさん

控えめだけれど味のある音楽。

ジェームスさん

即興「ケケ」の歌すごく良かった。

曲がるさんと菅野さんの演奏はお互いへ

助平演出する応酬が超楽しかった。



3日

名古屋新栄 Rolling Man

「おまえとおまえに雨宿りtour」


原田茶飯事

前川サチコ

DJ ABE


初のRolling Man 。

前川さんの、こどもをつぶさによく見て

できたであろう曲に、憧憬が浮かび涙。

茶飯事さんは盛り上げが、ピカイチ。

ずっと聴いていたいと思わせる。

今日も美声でほっとする。




5日

名古屋新栄 Rolling Man

「PLUG IN THE MIND」


内藤重人

タカハシリツ

名切翔輝

佐藤達生


内藤さんにお誘いいただき

1日おいてのRolling Man。

受付でビックリされた。そりゃそうか。

重人さんの響き、とてもカッコいい。

静かで繊細だけど、心の重いところの

澱を濾すように、ワインのように芳醇。

タカハシさん、初対面でグイグイくる

観客はタカハシさんのリピーターが大部分

完全にアウェイの感ではあったけれども、

楽しそうな笑顔に救われる。

ワンマンにも行ってみよう。

佐藤さん、脳みそゆらすの好き。

ぼくが脳みそゆらそうとすると

調子悪くなりそうになる。

控えめにしました。ごめんなさいね。




7日

名古屋新栄 Rolling Man

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」


西島衛(ザ・シックスブリッツ)

登山正文

りこ

刹澤尚志


西島さんにお誘いいただき

またまた、1日おいてのRolling Man。

流石におかしい。流石におかしい。

りこさん、声の大きさ。歌い方、好き。

登山さん、刹澤さん、2人とも

ユーモアあふれる曲とステージが魅力的。

西島さん、今度バンドで名古屋来るみたい。

12月は予定を空けておこう。




8日

東京新高円寺 STAXFRED

「ONEMAN LIVE 」


グッナイ小形


昼のバスで移動。

またも、予告なしで高円寺へ。

ピアノ伴奏の曲が聴けた。嬉しい。

また明日!と別れる。

夜行バスで名古屋に帰る。




9日

名古屋吹上 鑪ら場


グッナイ小形

佐藤守晃

近田崇仁(はいからさん)

小豆原一朗(クオーツ星)


連日でも、小形さんは変わらず歌うし

それを聴いて泣いたりしている。

近田さんカラッと明るいステージが素敵。

佐藤さんの音楽は、聴くたびによくなる。

小豆原さん、軽快な音楽が心地よい。




21日

東京下北沢 げによい

「最高の夜vol.9」


グッナイ小形

のうじょうりえ


高円寺の二人がたっぷり歌う。

いつもより近くで歌を聴く。


心は見えないからこそ、知りたいし

感じたいのだ。それを言葉に残すことは

喜び、望み、そのものだった。

満たされていく夜。ありがとう。




22日

京都木屋町 DEWEY

「胸が騒いでしまう帰り道」


藤山拓

ショーウエムラ(アフターアワーズ)

山本夜更

CHAN(ステエションズ)


電車降りる駅を間違え、少し遅れる。

藤山さんの隣の席へ、そっと座る。

告知なしで行ったので3度見くらいされる。

驚く顔を見るのは楽しい。

山本さん、短い歌が多くて、ほっこりする。

ショーウエムラさんは、切れ味が増してた。

カッコいい歌を歌うなぁ。

藤山さんの台風10号を聴けて良かった。




23日

大阪 Corner Stone BAR

「旅する個展

 SHIAWASE JOHN

 BOTANICAL COLLECTION」


ガリザベン

仲本直輝


Webで「しあわせジョン」という漫画を

見かけて好きになった。原画展示もする

というので、一路大阪まで。

ガリザベンさんのホームグラウンドらしく

ギャラリーには馴染み客が多い様子。

サブスクに曲を出さない理由とか

いろいろ話が聞けた。


歌に涙する客もいたが

こちらも同じように涙した。


幕後ガリさんに伝えた

「ずっと歌っててくださいね」の言葉に

「当たり前やん!」と即答してくれた。

力強い。とても嬉しかった。




10月2日

京都山科 カフェのちオンガクシツ

「あの昼の風景vol.4」


グッナイ小形

谷澤ウッドストック

佐古勇気

槇平れん


別名「京都のグッデイ」

佐古さんもいて、行かない理由がない。

昼からのライブ。京都は人が多かった。

楽器に満たされた素晴らしい会場。

谷澤さんとお話して、近藤芳正さんの話を

聞いた。興味深い話が多かった。

ラストは皆でハートランドを歌った。

幸せな夕暮れだった。




21日

名古屋新栄スペースエース

ぜんぶ新曲ワンマン「みっけ」


タカハシリツ

ミキヒト


この日のためにたくさん作曲された歌たち。

たっぷりと歌い、そして熱烈に奏でていた。

太陽みたいな笑顔で歌う人だと感じた。

ラッキーなことにボンカレーをもらえた。




28日

名古屋池下GURU×GURU

「one man live」


谷澤ウッドストック


谷澤さんの歌をじっくり聴けた。

おやじキャンプ飯の情景や人の顔が

目の奧に浮かぶ。焚き火がよく似合う。

燻されたような味わいの歌が響く。




29日

名古屋大須 大須演芸場

「大須六笑」ロクディム


 六人フルメンバーでの笑激。

待ってました!腹抱えて笑う。

翌週の別府ツーデイズチケットを

無事、渡さんからゲットする




11月5日

別府ビーコンプラザ

「ロクディムにわか 1日目」

6日 別府ビーコンプラザ

「ロクディムにわか+2日目」

ロクディム

熊谷拓明

原田茶飯事

「別府湯巡り紀行」にまとめています


13日

新高円寺STAXFRED

「秋のグッデイ」


グッナイ小形

谷澤ウッドストック


玄関の外で写真とってたら

小形さんが出てきた。

またいる!みたいに笑ってくれてた。

また会えてこちらも嬉しいよ。

谷澤さんともお話できた。近くまた

お会いできたら、と、だけ告げて別れる。

彼は10日とたたずに

ぼくと再会することを知らない。



18日 愛知大須 ie gorico

「矢場町モンドセレクション」


原田茶飯事

佐藤守晃


佐藤守晃さんが、ますます良くなる。

聴くたびに発見やイメージを投下される。

謎に満ちた人間性も興味深い。

そして、ぼくの見た中では

過去一番と思われるほどの茶飯事さん。

コンパクトでありつつも心の奥深くにまで

花束をそっと届けるような熱唱。素晴らしい。

店主さんの計らいで、店を変え

二次会たるライブのおかわり開催。

バーテンさんの誕生日でお祝いをした。

演者の二人の演奏、さらに輝く。

心から思ったことを、お二人へ伝える

「ずっと聴いてきて良かった」

贅沢すぎる夜。嬉しさと祝祭の夜。


初対面の女性が隣で泥酔していたので

おうちの側という場所までお送りする。

あんな橋のたもとでお別れして

本当に良かったのか、今となっては

少し心配になる。




22日

京都木屋町 UrBANGUILD

インスタレーションライヴ

「また、ね。」


近藤芳正 

JUMPEITAINAKA

谷澤ウッドストック


舞台があることを聞いていたので

こっそり予約していた舞台。あとから

ソウルドアウトしたと知る。


舞台前に西島衛さんのやってるカレー屋

「寺町大丈夫」へも行く。

バターチキンカレー美味しかった。


舞台の会場は退廃的な雰囲気かつ

人が集うべく温められた素敵な空間。



情熱とか探求心はいつまでも純粋で

3人の少年のような幼心が

この舞台の全てのようだった。

ぼくは、ぼくのままでいて、

ぼくの純粋さを大切にしていたい。


 閉幕後、人が引いてから

ゆっくり演者の皆さんと

1人1人とお話できた。

お三方と写真撮れたのは

良い思い出です。




12月2日

名古屋吹上 鑪ら場


藤山拓

たけうちなおや

HoSoBoSo

近田崇仁(はいからさん)


(銭湯 出口湯)

ライブ前に時間があると

銭湯行くのが定番になった。

オールバックの声の低いお兄さんが

湯船で話しかけてきた。

藤山拓に似ているなぁ。

いや、この人は…うーん

本人だよなぁ。

知らない人のていで話している。

うん、では。歩調を合わせて

言葉を交わしていこう

7時から用事があるからと

ぼくは先にあがる。

面白かったけど何が目的だったのか。

ひょっとして私を騙している…?

そして会場へ。

たけうちさんの歌が優しい。

素直で回りくどくないから

しみじみ、安心する。

藤山さん、銭湯でぼくと遭遇したと

ステージから話を振られた

「知らなかった~!」

と、言うのもわざとらしいので正直に。

逆ドッキリみたいになってしまったね。

すごくショック受けて動揺している。

マジでごめんね。超楽しかった。

HoSoBoSoさん、演奏開始が

トイレから出るタイミングでした。

申し訳ない。

ただ、お名前は以前から良く見かけ、

Spotifyのオススメから曲は

いくつか存じ上げていた。

声の清涼感は例えると、藤山さんが

初夏の高原なら、彼は早春の土手。

素朴でありながら、あまりに美しい。

近田さん、2回目でしたが

いい笑顔がさらに良く似合う。

歌うこと、音楽を楽しむことを

愛してやまない。そんな演奏。

最近猫と暮らしはじめたらしい。推せる。





5日

名古屋 金山ブラジルコーヒー


ザ・シックスブリッツ

イロマキトリドリ

片山尚志
(片山ブレイカーズ&ザ☆ロケンローパーティ)


仕事帰りに立ち寄れる場所なのに

初めて訪れた、金山ブラジルコーヒー。

こんな素敵な場所があったなんて。

今回のブッキングは、皆さん京都から。


イロマキトリドリさん、バンドの音に

負けない歌唱。熱いパフォーマンス。

何より本人たちがライブを楽しんでいた。

煌めきのようなサウンド。


片山さん、前回はいつ会ったのか

当日は思い出せなかった。

この振り返りで、やっと思い出せた。

再会と、歌をまた聴けた。嬉しかった。


ザ・シックスブリッツ

西島さんのソロは何度も聴いてきた。

バンドサウンド、ずっと聴きたかった。

想像していたより、ずっとパワフルで

パーカッション、コーラス、駆け引き

どれも素晴らしかった。

メンバー各々が相手を尊重している様子

温かみあるなぁと感じる。




12月に入り、ぼくは来年すべき

とある目標をたてた。

そして、2023年のライブ観覧は、

目標達成できるまで制限することを

この数日で決定しつつあった。

そのため、別れがとても

センチメンタルな気持ちになった。


金山駅でブラジルコーヒー飲食の伝票を

持ったまま店を出ていたことに気付き

急ぎ戻って清算する。危うい。

無銭飲食やらかすとこだった。





9日

名古屋 池下GURU×GURU


グッナイ小形

稲垣俊夫


稲垣さん、柔らかい歌声に

熱い魂が見え隠れする。

ギターサウンドとハーモニカが

じんわりと胸に響く。


小形さん。

しばらく会えなくなる。

寂しさもあったのかもしれないが

心に刻み付けられる時間だった。


「丁度いい」で涙が溢れた。

止まらなかった。


あの子が、高円寺に巡り着いて

小形さんに会えて、本当に良かった。

友人と共にあり、カメラに生業を委ね

歌が生まれ、本当に良かった。


安堵や安心という言葉では、とても

言い尽くせない。奇妙な多幸感。


これまでのライブに繋がる、

ぼくの「今」の「はじまり」は

あの子がもたらしてくれたものだ。



11年前。

彼女がツイッターで呼び掛け

ぼくはその声に応えた。そして翌年2月

1度だけ彼女へ会いに東北へ行った。


情けない話だ。


恥ずかしい話だ。


石巻の改札であの子と顔を会わせたら

ぼくは見透かされているようで

何も言えなくなってしまった。



あの子が、高円寺に巡り着いて

小形さんに会えて、本当に良かった。

友人と共にあり、カメラに生業を委ね

歌が生まれ、本当に良かった。


心から

生きててくれて、ありがとね。

そう感じた。


良かった

と、ありがとう、の感情ばかりが

頭の中に溢れ、それは涙になっていた。


ここにいられることは

嬉しいってことなんだろう。


嬉しくて泣くのは

きっと祝福なのだろう。



小形さんは、来年パパになる。


自分のことのように嬉しい。


終わりに佐古勇気さんのカバー

「ショートホープとまがったピース」


今の小形さん、そのままのような歌。

何度か聴いてきたけれど、この夜は

特別に響いた。涙は温かかった。



ここにいられることは

嬉しいってことなんだろう。


嬉しくて泣くのは

きっと祝福なのだろう。



さようならの時間は来る。



「家庭を大切に、そして、自分も大切に」

と、小形さんへ伝えてバイバイする。

どうか、元気で。また、会いに行くから。



帰り道、ぼくと同じように

グッナイ小形さんを敬愛してやまない

masa hayaさんとお話する。


彼女には何でも話せてしまいそうになる

ぼくの今後の目標のことを伝えると

「ライブ行ったら誰と話せばいいの」と

少しゴチられた。けれど、別れしな

「死なないでね」

と、握手。

力強い握手。

温かい握手。


生きて、また会いましょう。


それは実際、とても

簡単なのかもしれない。

ただ生きて会うだけならば。


今年はあと少し。駆け抜けよう。





10日

浅草東洋館「浅草六笑 1日目」

11日

浅草東洋館「浅草六笑 2日目」

ロクディム

時期未定ですが「東京の散歩」にまとめます




12日 

名古屋尼ケ坂 食堂酒場ケケ


菅野創一朗

飯(タナ·カミオ/ノビ)

DEFROCK(ターキン)


菅野創一朗さん、淑やかに

上品さを纏った歌に感じる。

何か変わったことでもあったのか?

後で聞いた話だが、パフォーマンスに

お灸を据えられたこともあったらしい。

実は、菅野さんの新譜のレコ発

9/30に大阪へ行きたかった。

費用が捻出できず叶わず。

ご挨拶が暮れになってしまった。

新譜をゲット。OUが超気持ちいい。


飯さん、お初でした。

繊細な歌詞を、思い切り歌う。

伸びやかで大きな声。染み入る。


DEFROCK (ターキン)さん with DJ骸骨さん

ヒップホップ、ラップは久しぶり。

「チャンネルロック」

「骸骨の目から百足」

間近でノリにのれたのは嬉しかった。



幕後、菅野さん、たけうちさんと

月曜なのに(あけて火曜日)

3時まで飲んでしまった。

歩いて名古屋駅まで行き始発で帰る。

その日は在宅で仕事した。



17日

名古屋尼ケ坂 食堂酒場ケケ


藤山拓

ふるかわののこ

甲斐大河


甲斐くんは、初めて見た時より

層の厚い音楽になっていた。

しびれる歌声に声量は健在。

益々よくなってた。すごい。


ふるかわののこさん、お初。

歌詞の、そこかしこに

多感な乙女の片鱗がある。

押し付けがましくない。

嫌らしさもない。

歌いたいから歌うような。

これが堪らなくかわいい。


個人的なことだが、来年の目標「富士山」が

歌詞に出てきた時は心がキュっとした。


藤山拓さん、出だしから

飲み過ぎていた。わかってた。

けれども、彼は怪物。悲しきモンスター。

どんなに酔っていても、ステージは

彼のものだ。誰にも止められない。

新曲や「刺青」を聴けたのが嬉しかった。

これからも、どこまでも

思うまま音楽を奏でていてほしい。




18日

四日市 ドレミファといろは 居酒屋とっち


西島衛(ザ・シックスブリッツ)

藤山拓

雰囲気

岡沢じゅん

ふるかわののこ

甲斐大河

and more…


昼の都合つかずに途中から。

とっちで受付をすませ、

ドレミファといろはへ入る。

岡沢さんは持ち時間たっぷりで

3曲のみの演奏だった様子。

愛おしい性格をしている。

小形さんと長野で対バンしたことを聞くと

お互い「初めて会った気がしないね」

と、少し照れくさく話したりした。


とっちへ戻り

西島さん。やはりソロもまた良い。

「本」「until morning」

「ニーチェ ニーチェ ミラーボール」

1年を振り替えれば

スモーキーなライブハウスには

琥珀色の時間ばかりがあった。

歌は懐かしむように

慈しむように響く。


再び、ドレミファといろは

藤山さん。

しっかりとした足取り。

お酒、ちょっと我慢したのかな。偉い。

歌もギターも彼におまかせ。成すがまま。

突き抜けて、客席にて演奏し踊りだす。

みんなでゲラゲラ笑いあう。

みんなと踊り出す。


岡沢さんはカウンターの椅子で

「(くてん)」と寝てしまった。

自由だな。


とっちへ戻る。

途中からなので

あっという間に最後の演者。

雰囲気(ゴウさん)

ドレミファといろはのマスターでもある。

夜がまわる、オレンジ道路

夕暮れをずっと遊ぶような

そこにいる皆が、子供になったような

そんな歌を。


繋げてくれてありがとう。


歌と音楽に感謝。



29日 名古屋吹上 鑪ら場

鈴木実貴子ズ(2人編成)


最後の夜。最高の時間。

実貴子さんのライブは、今回で2度目。

ぼくは、にわか中のにわかだ。

だからこそ率直に、感じたままを書ける。

「ゆるめ」のライブと謳っていたが

歌い出せば魂込めて身を粉にして歌う。

それが実貴子さんのらしさに思う。


不安を不安と言わなければ

得体の知れないものに

いつまでも見られているような

居心地の悪さ。

それが時には焦りだったりもする。 

だけども、歌にして、歌って、演奏して

自分が、自分で楽しいと実感していく。

それをつぶさに観察して、認識して

人に伝えられるとは好運である。


心を見据えて抽出した言葉を

歌にすることは、最強なのだと思う。

エネルギーはその分しんどいだろう。


激情に近い言葉も歌も感情も

この世界に生まれでる瞬間に

立ち会える場所、ライブハウス。

音楽を体に浴び、共有する時間。

それは祝福にあふれた場所であり

集う人びとの幸いなのだと感じる。



ドラムの「ズ」こと高橋さん


実貴子さんとともに、普段「鑪ら場」で

スタッフとして働いている。

今回も受付をしてくれた。

何度も通ったためか、ぼくを

「はぐぱぱ」と覚えていてくださっていた。

特徴的な名前だからと。

それでも、誰かに知っていてもらえたことは

とても嬉しいことだ。


終わりのライブが

彼女と彼による演奏で

本当に良かった。








これが、ぼくのライブの全て。



また会える日まで




みんな、美しく歌うのだ。
















話はこれで終わりです。


こんなつたなく、長い文章。おわりまで


読んでくださり、ありがとうございます。










それでは いつかまた















後説)今回の記事に関して

写真、追加要素のある内容は
後日上げるかもしれないし
上げないかもしれません。

また、はじめにも伝えたとおり
作中の名称については
敬称があったりなかったり
紹介順もバラバラです。

お名前のなかった人も
正直いるかと思います。

いち観客の独り言です。
お目こぼしいただけたら幸いです。










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