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意識高い学生だった僕は、この仕事を選んだ。

まず、はじめに誤解がないようにお伝えすると「意識高い学生」は褒め言葉ではない。
※ただし、個人的には好き。

一般的には、『ちょこっと背伸びしてあたかも世の中のことを知っている風の学生』がその言葉に値する。

今から10年ほど前、僕はまさにそれだったし、むしろ自分のことを「意識が高すぎる学生」と揶揄していた。


身長と反比例する意識の高さを持つ僕は大学時代、幸運なことにさまざまな国に訪れる機会があった。

イギリス、ザンビア、ガーナ、台湾、ロシア、ベトナム、ラオス、タイ、カンボジア。

水戸ユニ正装で遺跡へ。

親に援助をいただいたこともあったが、基本的にはインターンシップや奨学金、アルバイト代を使って海外へ行っていた。

どの国に行っても、新しい刺激があり、本当にたくさんのことを勉強させてもらった。

その中で、最も強烈に感じたことが1つあった。

『若さ』である。

僕は先進国よりも発展途上国に興味があり、最長の滞在はアフリカのガーナ。

大学の春休みを利用して2ヶ月間滞在した。

ガーナでサッカーチーム作った。

とにかく、若い。

そしてエネルギーに満ち溢れている。

どこに行っても渋谷池袋新宿状態。

滞在期間中、「将来、発展途上国を支援する」という意欲が自分の中で相対的に下がっていったことを感じた。

彼らは自分たちの力で成長するだろうと思った。

※あくまで「自分の中で」あって、途上国支援は外交的には必要なものだと感じている。


一方で脳裏に浮かんだのは地元だった。

シャッターが閉まった商店街。

閉校になってしまう小中学校。

子供がいなくて開催されなくなってしまった夏祭り。

少子高齢化の課題を抱える地元、
同じ課題を抱える日本全体に何か貢献できないだろうかと考えた。

ただ、残念ながら自分は天才ではないので、画期的な製品やシステムを作ることは出来ない。

スティーブ・ジョブズにはなれない。

文系就職のもどかしさを感じながら、就活をしている時に現職の社員と出会った。

自分の思いを吐露していく中でこう言ってくれた。


「人材の適正配置は社会を変える」

もしかしたら、新卒採用のための売り文句だっかもしれないが、当時の僕には刺さった。

確かに人口を今後増やすためには移民の受け入れなどの手法を取らなければならない。

ただ、働いている方々が転職によって、給与が大きく上がったり、仕事をやりがいに感じることが多くなったり、ワークライフバランスが整って余暇への時間が増えたら・・・・。

社会や地域をより良く出来るのではないかと思った。

人口が減少してしまっても、生産性を高めることで国力を下げずに済むのではないか、と考えた。

他にも理由はあったが、こうして意識が高すぎた僕は新卒のファーストキャリアとして『転職エージェント』で働くことを決意した。


新卒入社して、もう8年経つがこの気持ちは変わらないし、見えてくる世界が広がったことでより顧客、社会へ貢献したいと考えている。


唯一の心残りは地元への貢献だ。

職場の都合上、首都圏に生活の拠点を移してしまっている。

この心残りがあるからこそ、

地元に貢献しようとしてくれている
My ラブリー スウィートハート「水戸ホーリーホック」様(急に表現が偏差値5)への感謝が止まらない。


その心の埋め合わせをするため、一歩でも自分の『推し』を前に進めるため、明日も僕は茨城のスタジアムへと向かうのだ。

2024年シーズンもよろしくお願いします。

HAYATO

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