いこ|母のEnd Of Lifeに

アルコホリックとイネイブラーまた身体障害者である両親の元に生まれた一人娘。幼少期から負…

いこ|母のEnd Of Lifeに

アルコホリックとイネイブラーまた身体障害者である両親の元に生まれた一人娘。幼少期から負い続けた心の傷と格闘する半生を生きる。ヤングケアラーから脱落してメンヘラな青年期を過ごし結婚後も浮ついた人生を続けてきたが、40歳を迎えた2023年母がステージ4のがんとなり通い介護生活に突入。

最近の記事

母の居ぬ間の洗濯とインナーチャイルド通い介護ワーク

こんにちは!いこです。久しぶりに記事を0から書きました。前回までの投稿は、以前ブログで公開していた過去記事。最後の記事を書いたのは今年の1月でしたので、4ヵ月近くぶりの0→1執筆でした。ちなみに、3月末から始まったnoteへのお引越しは、前回の記事をもちまして完了。 実はこの3月末を過ぎた辺りから、母は体調を崩し出し、4月半ばにはついに入院を余儀なくされてしまいました。5月頭先日には、お陰様で退院することもできたのですが、以前のような元気さはまだ取り戻せていません。とはいえ

    • 腸閉塞(イレウス)の母の食事とQOL|ストーマ(人工肛門)造設から半年-お正月を通り抜け

      2024年1月23日 2024年が明けまして、気づけば半月以上が経っておりました。遅くなりましたが、ブログ更新のスタートを切ることも出来ましたので新年のご挨拶を……本年もどうぞよろしくお願いいたします! 新年のスタートも遅かったのですが、それ以前からブログの更新は途絶えており、気づけば3ヵ月もの時間が過ぎておりました。この間の大腸がんステージ4の母の健康状態はと申しますと、お陰様で抗がん剤の効果が出ているようで腫瘍マーカーの値は下がっています。 だからといって副作用が深

      • 母のEOL(人生最終段階)にQOL向上に努める娘はライフシフトで今を生きて

        2023年10月19日 最近ブログを書くことが遠のいていますが、私は元気です! 母も抗がん剤の副作用による肌の痒みに多少煩わされてはおりますが、お陰様で体調は安定しており、元気です! ブログを書く手が進まないのは、私に何やら心境の変化のような(はっきりと認識できていないのですが……)が起こっている最中のようで、そのために何を書いていいのかポカーンとした期間を過ごしていたからなのですが、久しぶりにそのポカーンがポッカーンと吹っ切れたというか(パッカーンと開ききった感じでは

        • 「母に食べさせたい!」想いは-重みから解放された今|退院後の日々ごはん

          2023年9月23日 気づけば9月も後半。暑すぎた夏はついに過ぎ去って、一気に秋の気配に。日中も爽やかな風が、母の家の中にも吹き込んでくるようになりました。 そうは言っても、地域や日によってはまだまだ暑いので油断できませんね。皆さまもどうぞ、ご自愛ください。 猛暑だったこの夏、私は通い介護(通い同居)のため、この初夏にがんザバイバーとなった母の家に入り浸っていました(この夏の始まりのお話しは初回記事でお読みいただけます。まだでしたら是非ご一読ください)。 母の家で快適

        母の居ぬ間の洗濯とインナーチャイルド通い介護ワーク

          小さな母(がんサバイバー)とその娘の歩み|母と手を繋ぎ-自分でできるが自信に繋がる

          2023年8月22日 この初夏、大腸がんでステージ4と宣告された母は、その翌日に入院。(ここまでのことは初回記事で詳しくお話ししています。まだでしたら読んでみてくださいね。) ストーマ造設のための手術と術前術後の療養とリハビリのため、40日余りの入院を余儀なくされ、帰宅後はやはり完全にフレイル。足腰がかなり弱っていて一人で歩くのは危なっかしいほどに筋力が衰えていました。 そんな母を助けるべく立ち上がったのが、母の一人娘であるこの私。 私はこの時から、ケアラー(もう若く

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          母娘の通い同居生活にバテまして……寝不足解消のため時間割変更しました。

          2023年8月8日 母が最初の入院を終えてからのおよそ2週間を、母の家に泊まり込み、母の生活リズムに合わせ、母とべったりの通い介護(というより通い同居生活)をしていました。その間、母のケアをエンジョイしている新たな自分に出会うなどうれしいことも。 ですがその反面、軟弱者のために暑さのせいもありちょっと息切れ……。 また、自分の時間のあまりの無さに僅かながら不満も感じ始め……。 (以前投稿した『通い介護が始まり―――ケアラーの負担を考える|家族の健康と調和』は、この2週

          母娘の通い同居生活にバテまして……寝不足解消のため時間割変更しました。

          母がステージ4のがんだと宣告されたあの日と余命|がん家族の気持ち

          2023年7月24日 今回は、私ががん家族となったあの日、そして翌日、母が入院した日のことを振り返り、綴ってみたいと思います。 考えもしなかった「ステージ4」と宣告され母がステージ4のがんだと宣告されたのは、今から62日前のこと。 その一週間前に行われた大腸内視鏡検査の直後すでに、がんであることは間違いない旨を伝えられていたので、私も母も母が大腸がんであることは組織検査の結果を聞く前からすでに分かっていました。 ですが、まさかそのがんが「ステージ4」だなんて考えもしな

          母がステージ4のがんだと宣告されたあの日と余命|がん家族の気持ち

          通い介護が始まり-ケアラーの負担を考える|家族の健康と調和

          2023年7月23日 母の生活を守る私の不調和現在母は入院中。 せっかくですからこのまとまったお休みの間に、母が40日間に及ぶ入院を終えてから先日再び化学療法(抗がん剤治療)のために入院するまでの2週間余りの期間のことを、じっくり振り返ってみたいと思います。 (母のがん宣告から手術後までのことはこちらに綴っています。よかったら読んでみてくださいね。) というのも、こんな風に落ち着いてブログを綴る時間など、この度の母との密着ライフの中では、1秒たりとも作ることができませ

          通い介護が始まり-ケアラーの負担を考える|家族の健康と調和

          通い介護の始まりでケアラー人生が幕を開け-どうなる?自分本位の私の人生

          2023年7月22日 母が退院して2週間ちょっとが経ちました。母はこの初夏、大腸がんでステージ4と宣告され、その翌日に入院。手術を受けたもののがんは摘出できませんでした。 ストーマ(人工肛門)は予定通り造設され(ここまでのことは前回お話ししていますので、よかったらご一読ください。)、手術後、母の生活は一変。 それに伴い、私の生活も一変しました。 もちろん母の飼い猫ねこの生活も―――その話はまた別の機会に。 Time is life母が退院してからまだ3週間も経ってい

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          母が大腸がんステージ4だと宣告され-書き始めた『母のEnd Of Lifeに』

          この記事を書いているのは2023年6月、大の病院嫌いだった母が急遽入院することになったあの日からかれこれ4週間が経とうという、梅雨時のとあるひとり時間。 朝からしとしとと雨が降り続き少し肌寒いですが、母から預かった猫の〝ねこ〟(〝いこ〟に合わせここでは〝ねこ〟とします)の温もりに癒されながら綴っています。 親の仇のように病院を毛嫌いしていた母を、念願かなってついにこの春、病院へと連れて行くことができ、やっと必要な医療を母に受けてもらうこともできるし母の健康上のことを相談で

          母が大腸がんステージ4だと宣告され-書き始めた『母のEnd Of Lifeに』