頭の中のお喋りを止めていこう

どうやって頭の中でお喋りする思考グセを止められるのか。「考えない練習」という本にこうあった。

「自分の感覚に対して能動的になる練習」

これを繰り返すことで思考のノイズに囚われず「いまココ」を認識して心が充足感を覚えるようになっていくそうだ。

思考のノイズに囚われていると、目の前の事が少ししか認識できず、意識の多くは思考に費やしてしまっている。そんな時に受け身で「見ている」ような状態から、集中して能動的に「見る」練習を積み重ねていくこと。

これを瞑想で練習をする。瞑想中に考えが浮かんできたら、今の呼吸に意識を戻し集中していく。こうやって思考を止めて「いまココ」に集中するのだ。「いまココ」の感覚に身を委ねる心地よさがあります。これは快楽による気持ちよさではなく、情報処理を止めて感覚そのものの中にとどまっている、精神統一している心地よさです。これを「念が込められている状態」と仏道的に言います。

ネガティブな考え事は刺激的で、意識が持っていかれてしまう。そして考え事の多くは過去の記憶であり、それが現実を掌握した時に人は呆けてしまうと考えられます。

瞑想で思考を止めて呼吸に集中する練習をし、現実では五感に意識を向け集中力を高める。こうやって「いまココ」の感覚を味わう心地よさ感じていけるようにしていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?