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【ドラマ『VIVANT』感想】乃木憂助の大冒険の物語

今期話題のドラマ『VIVANT』。

キャストは豪華だし、かなり好きな堺さんもいるし、至る所で話題になっているしでずっと気になっていたところ、同僚から強くオススメされてU-NEXTで視聴。
あっという間に最後まで見てしまった。面白かった……。

未視聴の方へ

  • Q)テレビで放送されているの見逃した……どこで全話見れる?

    • U-NEXTで全話配信中です。TVerでも一部の話が公開されています(2023/09/23現在)。

    • U-NEXTは「31日間無料トライアル」があるので、初契約の方はそちらを使えば無料で見ることが可能です。

    • 月額料金が高いので、VIVANTだけ見たいという方は解約を忘れないように注意してください。

  • Q)VIVANT公式サイトの登場人物紹介とか見ても大丈夫?

    • 登場人物一覧を見るのは問題ないですが、登場人物をクリックして詳細を見ようとするのはやめた方がいいです。ネタバレを踏む可能性があります。

  • Q)Wikipediaは?

    • 絶対に見てはいけません。ネタバレのオンパレ。

※ここからネタバレ満載なのでドラマ未視聴の方は注意!!!!
※1話ごとに感想を書いているので、1話見る→この記事の1話の感想だけ見る→2話見る……みたいな読み方なら大丈夫です

第1話

VIVANTとは一体…?

敵か味方か、味方か敵か――
遂に、冒険が始まる

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

まだ1話なのに色々起こってておもしろい!!

かなりスケールがデカい。そういう話だったんだ。
事前情報をなるべく排除して見始めたから、急にデカい砂漠が映って驚いた。これガチの砂漠なのか……?

車もぶっ壊しまくってるしめっちゃ金かかってそう。

誤送金問題、現実でも話題になっていたけどやっぱ怖すぎる。
絶対に当事者になりたくない。
0を一つ増やしただけで致命的なんだから、もっとチェックする人数を増やせばいいのに、って思っちゃうな。

主人公の堺さん演じる乃木は二重人格なのかな?
そして阿部寛がカッコ良すぎる。

第2話

公安の刑事・野崎(阿部寛)の助けで現地警察の追跡から逃れ、無事日本大使館へとたどり着いた乃木(堺雅人)薫(二階堂ふみ)。しかしいつまでも、止まっているわけにはいかない乃木は、130億円を取り返すべく動き出す。果たして、130億円の奪還なるか!?

また、野崎はザイール(Erkhembayar Ganbold)の残した「ヴィヴァン」という言葉に引っかかっていた。そして、明かされる「ヴィヴァン」の謎に驚愕する一同。「ヴィヴァン」をめぐる物語が遂に動き出す。

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

ナジュム、疑ってすまん。

砂漠の中ラクダに乗って移動し続けるのガチでしんどそう。
寒暖差も激しいだろうし、食事も最低限しか取れないだろうし……自分がいたらと想像しただけでゾッとする。

あととにかく野崎さんが有能すぎる。
VIVANT=別班てあれだけの情報で気づけるの凄いし、常に冷静で用意周到だ。
でも、計画が柚木さんたちに振り回されて思い通りに進まないの可哀想。
次回は柚木さん捜索から始まるのかな。

乃木の二重人格はどっちが主人格なんだろう。

第3話

日本大使・西岡(檀れい)の裏切りに気付いた乃木(堺雅人)たち。バルカ警察から逃れ日本へ脱出するには、バルカ人も決して足を踏み入れない“死の砂漠”を突破するしかなかった! 一か八か、死と隣り合わせの砂漠の横断が始まった。

しかし、薫(二階堂ふみ)を乗せたラクダから薫の姿が消えていた。そのことに気づかず、進んでいく一行。薫、そして乃木、野崎(阿部寛)の運命は?

そして、誤送金を引き起こした人物がついに正体を現す!

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

ちゃんと待ってくれるし迎えにきてくれる野崎さん聖人すぎる。
空港での去り際もカッコいい!

GPSずらしてたからセーフの件はちょっと笑ってしまった。
チンギスかなり優秀なのにそこで騙されちゃうんだ。

結局柚木さんの活躍はあんまなくてヘイトが高まったままだけど、今後大活躍したりするのだろうか。
嘘ついてたのもなんだかな。

そして日本で始まるミッションインポッシブル。
乃木が床下に隠れることができるのを知ってたのはなぜ??
別人格がなんか怪しい。
二重人格って記憶はどこまで共有されているんだろう。

第4話

システムを改ざんして誤送金を仕組んだ人物が、財務の太田(飯沼愛)だと突き止めた乃木(堺雅人)たち。野崎(阿部寛)たち公安は、太田の自宅へ急行するのだが…。

ついに誤送金事件が完結! 事件の真相が明らかになったとき、誰も予想できない、衝撃の展開が待ち受ける!

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

えええ マジか、乃木が……
たしかにCIAと友達だったりバルカに詳しすぎたりと伏線はあったけど!
別人格のFが別班で主人格っぽい方は何も知らないのか?と思ってたけどそういうわけでもないのか。
無能なフリをしてたって言ってたけど、じゃぁ砂漠で騙されて置き去りにされたのは?
Fと喧嘩してたし普通に騙された? 別班なのに?

あとなんでジャミーンはテントの人たちと写真を撮ってるんだ。
柚木さんがジャミーンに執着するのも怪しく見えてきた。
足引っ張ってたのもわざとだったのかな。

第5話

乃木(堺雅人)の正体はなんと、国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”だった! 同じく別班の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除した乃木は、次の目的のため、ある人物の元を訪れる。

一方、山本の死に違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向ける。野崎が徹底的に乃木を調べる中、衝撃の過去が明らかになっていく。それぞれの運命を繋ぐ鍵は、壮絶なる“想い”…。

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

敵だったチンギスが仲間になる展開激アツ!

乃木がタクシーの運転手に騙されて砂漠に置いてけぼりになったのは普通に油断してたんかい。

1話の乃木の間抜けに見えたシーンの真実が明らかになって驚いた。
ちゃんと優秀だこの男。
野崎さんの銃声と被せたのも狙っていた?

あのニノと一緒にいた男が乃木の親父だったのか。
なんでテロなんかやってるんだ……?
親父も乃木と同じで記憶失ってたりする?

第6話

乃木(堺雅人)は、“テント”のリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)が、幼い頃に生き別れた父だと確信し愕然とする。一方野崎(阿部寛)もまた、乃木家の家紋とテントの犯行現場に残されたマークの類似に気付き、乃木とテントの関係にたどり着いていた。“テント”の実体とは? いよいよその謎に迫っていく。

さらに、明かされるFの秘密、乃木の正体を追う野崎ら公安、そして、遂に行われるジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)の手術の行方は…怒涛の後半戦が幕を開ける!!

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

過激な制裁シーンがありますので視聴にはご注意ください」って表示されたから何!?とビビってたら箱に入った手が出てきてなんかウケた。
こういう敵のボスや幹部たちが厳粛な会議をしてる場でめちゃめちゃふざけてみたい。

乃木が言っていた2001年9月11日って9.11のアメリカ同時多発テロか。

今更だけど堺さんの演技の幅がすごい。
Fとの会話、性格の違う双子が本当に会話してるみたいだ。
乃木の甘さは後半足を引っ張りそうな予感。

ジャミーンの手術はうまくいって良かった……。
野崎さんの静かなガッツポーズが熱い。
ただ、柚木さんはこのタイミングで乃木に近づいて好意を確認するの怪しすぎる。
何を企んでいる?

ハッキングシーン、視聴者にわかりやすくするためにああいう形にしたんだろうけど、シュールギャグみたいで面白かった。

以前も思ったけど尾行がスーツなの目立ちすぎじゃ……もっと一般人ぽい格好にすればいいのに。

第7話

ブルーウォーカー・太田(飯沼愛)の協力で、テントのサーバーからある重要な情報を得ることに成功した乃木(堺雅人)たち。そんな中、乃木、黒須(松坂桃李)をはじめとする6名の“別班”精鋭部隊が、司令・櫻井(キムラ緑子)の下に集結した。目的は、テントの最終標的である日本での犯行を未然に防ぐこと。そこで乃木は別班メンバーに、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が自身の父であり、元公安の警察官だったと打ち明ける。

徐々にテントへと近付いていく乃木たち別班、そして、チンギス(Barslkhagva Batbold)と手を組み、乃木を徹底的にマークする野崎(阿部寛)たち公安。テントの真相を暴き、日本を守るのはどちらか——。

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

マジ? 流石に何か作戦があると思いたいけど……
撃たれた他の別班のメンバーは死んだのか?
ノープランでただ裏切っただけなら乃木!!!お前!!!って思っちゃう
別班でテントを追い詰めていって、日本のテロを確実に阻止してその後に会うじゃダメなのか。

ニコニコのチンギスかわいい。
こんなに癒し枠になるとは思ってなかった。

別班と公安、もうちょい協力してもいいんじゃないかなと思うけど、なんでやらないんだっけ。

あなたは鶏群の一鶴 眼光紙背に徹す

飛行機の中で乃木が野崎さんに言ってたセリフはかなり重要そう……


「鶏群の一鶴」とは、多くの凡人の中に1人だけ際立つ優れた人物がまじっていることのたとえ。「眼光紙背に徹す」とは、表面上の意味だけでなく、背後にある真意も読み取ることで、読解力が鋭いということを表している。(Yahoo!ニュースより引用)

<VIVANT>「あなたは鶏群の一鶴 眼光紙背に徹す」 乃木が野崎に伝えた意味は? 考察も大盛り上がり(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース


……って思って意味を調べてみたら既にYahooニュースがまとめていた。
普通に記事にガッツリネタバレ書いちゃっていいんだ。
視聴前に出くわさなくて良かった。

父に会いたい以外の本命の目的があるってことだよね……?

第8話

乃木(堺雅人)たち別班はテントの会合に潜入し、ノコル(二宮和也)を捕らえる。しかし、乃木は次の瞬間、別班の仲間を次々と狙撃するという衝撃の行動に出た。別班、ひいては国を裏切ってまでも乃木が果たしたい“想い”。そして訪れる父・ベキ(役所広司)との40年越しの再会...。

別班を裏切った乃木、テントのリーダー・ベキ、幹部としてベキを支えてきたノコル、それぞれの想いが絡み合い、予測不能な物語が紡がれる。

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

乃木は日本裏切ってないっぽい!? 良かった。

でも別班員を殺したり黒須を撃とうとしたり嘘発見器に引っ掛からなかったのはどういうトリックなんだろう。
乃木は実は別班とは別の組織の一員で、別班を利用したとか?
嘘発見器は二重人格を利用したのかも。

ノコルからしたら実の息子とはいえぽっと出で父親の信頼を勝ち得ている乃木はムカつくだろうな。
次回、バトルしそう。

実の息子だと分かって涙するも完全には信頼しないノゴーン・ベキ、冷静だ
流石は大規模組織のボス。

急にお金の話がたくさん出てきた ジャンルが変わった?
一度見ただけだと情報整理が難しいからもう一回見てみる。

第9話

テントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。そんな中、ベキ(役所広司)ノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示を出す。果たしてベキの真意は…。

ベキのもと、協力体制を敷くことになった“宿命の兄弟”!そして乃木が知ることとなる、父・ベキの過去と、テント誕生の秘密とは!?

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

絶体絶命……どうなる!?
乃木、やっぱ別班の任務だったか。
日本を守りたい気持ち、父に嘘をつきたくない気持ちがぐちゃぐちゃになってああいう表情になったんだ……つれーね。

株の売買で資金を稼ぐとこ、あからさますぎてめちゃくちゃ怪しまれない?
不審に思った証券会社が取引を停止させたりしないのかな。

お父さんの過去、壮絶。
テントに対するイメージがガラッと変わったな。
日本を狙うつもりは無いっていうのはマジっぽい。

フローライトの情報漏らしたのは乃木ではなさそう。
今情報漏らしたら疑われるのは自分ってわかりきってるだろうし。

別班の4人、生きてて良かった。
死んだことにされてたのは野崎さんが乃木の本当の狙いに気付いたからなんだろうな。
乃木も黒須も無事に日本に帰ってくれ〜

……柚木さんってもしかしてただの一般人?

第10話

「私は、別班の任務としてここに来ました」

乃木(堺雅人)が別班を裏切っていなかったことが判明。そして、撃たれた別班員たちは急所を外されていて、日本で生きていた。
事実を知って激昂するノコル(二宮和也)と、乃木の言葉に刀を抜くベキ(役所広司)

過酷な運命を乗り越えた親子。40年の時を超えた宿命の物語の結末は―

あらすじ|TBSテレビ 日曜劇場『VIVANT』より引用

乃木はスネイプ先生だったんだ」←面白い。

ハリーポッターの内容が大事な展開に関わってくることあるんだ。
このドラマでハリポタのネタバレくらった人いそう。かろうじて履修していて良かった。

ベキ、乃木が別班の任務で動いていたのを知ってたのか。
本当に冷静で思慮深い。
乃木の手に持っただけで重さがわかる特技がここにまでかかってくるとは。脚本うま。
そして改めて協力していくことになる展開は熱い。

黒須の「俺にだけは言って欲しかった」ってセリフもめちゃ熱い。
強く信頼してるみたいだったし、裏切られたと思ったときのダメージがかなりデカそう。
「乃木さん、なぜ…?」「嘘だ、信じたくない」と思ってしまう心の声を無理やり掻き消すための「殺す」だったんだろうか。

フローライトの情報をお漏らししたのは乃木ではなく、ゴビ。やっぱり〜
こいつは怪しさ満点で結構分かりやすかった。
寝返って即捕まってくれて何より。

野崎さんと乃木が頷き合うところ、2人の信頼が垣間見得て良かった。
野崎さんはあんだけの情報でよく気づいたな。
最初から最後まで優秀だ、この男。

空の銃を構え、乃木に撃たれて満足そうなベキ……。
どこからどこまでが彼の計画だったのだろう。
乃木と再開したときからずっとこのラストを思い描いていたのか。

そして1番悲惨な気がするノコル。
周りで支えてくれた信頼できる仲間や尊敬する父親を一気に失ったの可哀想すぎる。
今後、信頼できる仲間をまた見つけることができるといいな。

感想

怒涛の展開の連続で面白かった!!
毎回引きが強くでずっと楽しかったな……これリアルタイムで追うのめちゃくちゃ楽しそうだ。テレビを捨てちゃったことを少し後悔した。

まず、キャストが豪華で魅力的なキャラが多いのが良かった。
俳優にあまり詳しくない自分でも知っている主役クラスの方ばかり。
主役キャラの中ではやっぱり野崎さんと乃木がダントツで好き。どちらも有能だし、立場は違うが強い信頼関係が見えるところが好き。
チンギスとドラムも好き。このドラマの癒し枠だった。

堺さん演じる乃木の泣き顔やベキとのやりとりにかなりグッときた。
任務をきっちりやり遂げるの本当にカッコいい。
あと、Fが本当に隣にいるような自然な会話をするところとかどうやってるのかすごく気になる。
出演者みんな演技上手いけど、堺さんの演技が1番好きだ。

砂漠地帯のシーンとか、CGとか使ってるのかなと思っていたらガチでロケしていると知って驚いた。メイキング映像で大勢のスタッフを使って砂を巻き上げて撮影しているところはシュールで笑った。あれ参加してみたい。
車もバッコバコ壊れてたし、日本のドラマなのにNetflixみたいな金の掛け方をしていて凄い。
日本でこういうドラマが作られたの部外者なのになんか嬉しいな。

説明口調が多かったり、伏線がかなりわかりやすかったりとするところでマイナス評価をしている方もいたが、製作陣の「老若男女が楽しめる最高のドラマを作る!!」という気概を感じられて個人的にはかなり好印象。
ドラマの面白さを損なわないよう、慎重に設定したバランスになっているように感じられたし。

恋愛要素だけ少しノイズに感じたけど、シーズン2とかで重要になってくるといいな。


皇天親無く惟徳を是輔く
花を手向けるのは、まだ先にするよ


『故事俗信 ことわざ大辞典』第一版(小学館)を引くと、「皇天は天の敬称」とした上で、次のように意味を解説していました。 「大いなる天は、特別に誰とだけ親しくなるということはしない。ただ徳を行う者を援助するだけである

「皇天親無く惟徳を是輔く」ってどういう意味?『VIVANT』最終回、堺雅人の謎のセリフで憶測呼ぶ(BuzzFeed Japan) - Yahoo!ニュース

ベキたちは生きてるのか……?

焼死体は偽の死体を用意したってこと!?


シーズン2、はよやってくれ!








柚木さんはただの一般人だったんかい!!!!

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