偏質的俳句鑑賞-第百九十四回 高速路出て凩(こがらし)のめじろ押し-上谷昌憲『俳句表現辞典』

高速道路に乗っている時は気が付かないけれど、降りた瞬間から街路樹がなびいたりして凩が感じられる。
凩というものは風だけれど、単純なものではない。
寒さや風景と組み合わさって実感があるものなのだ。だから、高速道路を降りた瞬間に風が「凩」に変化して、「めじろ押し」になるのである。
次回も良ければ読んでください。

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