眠る馬鹿
各駅の電車で出荷する僕達の
心蝕む穏やかな朝
軽快なノイズ背中打たれているよ
布団にこびり付いたシミのような私を
引っぺがすオカルト歯車の大元
たまには快速気怠げな乗り換え
エナドリの人とかあだ名が付いている
生き続けていればきっと
もしかしなくてもきっと
また巡り合う日々の中でそんな明日を願っている
あなたの現実の私が輪郭を忘れていても
各駅の電車で帰宅する僕達の
心切り込む最後の電車
軽率な仮眠背中預けているよ
便座にこびり付いたクソのような私が
垂れ流す溜息ちりつもで返り血
たまには外食終わらない二日酔い
ゴミ捨てサボり出すこの部屋が全てさ
生き続けてもきっと
もうどうせ何も
また柔らかい苦痛に這ってでも耐えている
私の現実の私が頑張り方を忘れていても
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