【VRC】TopazChatの設定【OBS】

はじめに

 VRChatのワールド内に映像や音楽を出力する方法はいくつかありますが、今回取り上げるのは主に低遅延を売りにするサービスである「TopazChat」です。

TopazChatとは

 TopazChatはよしたか氏が運営する「個人運営サービス」です。

TopazChatは音声や映像を1秒程度の低遅延でVRChatワールド内に配信する個人運営のサービスです。 このBoothでは配信される音声や映像を視聴するためのVRChatワールドギミックを配布しています。 - PC/Quest両対応です。Questでは3~5秒程度の遅延が発生します。 - VRChat SDK3でのみ動作します。VRChat SDK2では動作しません。 個人利用では無償でご利用いただけます。法人利用はご相談ください。

https://booth.pm/ja/items/1752066

 旧来iwasyncと呼ばれるTwitch等のサービスを中継する形では数十秒のラグが存在し、双方向性が取りづらかった物を誤差数秒まで短縮させてくれる画期的なサービスです。(VRCと同じサーバーにサーバープログラムがあるらしい……)
 ワールド内にプレイヤーを設置し、OBSに簡単な設定をするだけなので最近では利用者が多く、日本人のクラブワールドではこちらを使用する事が多い印象です。

TopazChatの設定

 Boothから引用すると、


# 音声のみ配信する場合
TopazChat Streamerを使用すると、ストリームキーを入れてワンクリックで配信できます。
ダウンロード方法や使い方は以下のURLで確認してください。
https://tyounanmoti.booth.pm/items/1756789

# 映像も配信する場合 映像の配信は映像2Mbps、音声320kbpsの上限ビットレートで試験運用しています。予告なく停止したり、不安定な視聴になったりする可能性があります。

OBS等の動画配信ソフトを使用して、下記の設定で配信開始してください。
- サーバー: rtmp://topaz.chat/live
- ストリームキー: プレイヤーの中央に表示されている文字列
- ビットレート: 映像2000kbps以下、音声320kbps以下 OBSであれば、下記の設定をすると遅延時間が最短になります。

- 映像
- フレームレート: 60fps
- 出力
- エンコーダ: NVENC
- プリセット: Max Performance
- Profile: High - Look-ahead: OFF
- 心理視覚チューニング: OFF
- 最大 B フレーム: 0
x264のzerolatencyチューンや、NVENCのLow Latencyプリセットを使用するとVRChat内で映像が描画されないようです。

引用ここまで


 特に映像を使わない場合は映像ビットレートは1000kbps程度で良いと思います。ただ音声ビットレートは下げないほうが良いので320kbpsでいいでしょう。



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