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眼瞼皮膚弛緩症(がんけんひふしかんしょう)の手術をしました

「ついに眼瞼下垂か?」と思う症状に悩まされる

 まぶたが重たい。
 おでこの筋肉を使わないと、目が完全に開かない。
 二重だったのに、何もしないとまぶたがかぶさって一重になってしまう。

 実はこんな状態が数年間続いていた。仕方なく、アイプチを使って、たるんだまぶたを無理やり押し上げていたのだが、それもここ1年間でついに限界に。アイプチをしても目尻のほうまで押し上げることができなくなるほどたるんでしまい、左目は3分の1くらいまでまぶたがかぶさった状態になってしまったのだ。
 こうなってくると美的要素だけではなく、機能的にも不便になってくる。元々小さくてつぶらな目を、おでこの筋肉を使って無理やり押し上げなくちゃならないのだから。

「眼瞼下垂」とは?

 いろいろ調べてみると、どうやら眼瞼下垂ではないかという自己判断に行きついた。眼瞼下垂とは以下のような症状を指す。

眼瞼とはまぶたのことを指します。「眼瞼下垂」とは、上まぶたが下がってしまう状態です。片側の場合と両側の場合があり、上まぶたの下がり具合によって、「軽度」「中等度」「重度」に大別されます。上まぶたが虹彩(茶目の部分)を超えると軽度、瞳孔(瞳)までかかっていると中等度、瞳孔の下まできていると重度と判断されます。

出典:まぶたが下がる「眼瞼下垂」とは 原因と治療、手術について | NHK健康チャンネル

※画像はNHK健康チャンネルより

 眼瞼下垂の主たる原因は、「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」と呼ばれる、上まぶたを収縮させる筋肉と、上まぶたをつないでいる「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」の異常である。加齢によって挙筋腱膜が薄くなり、伸びてしまうと眼瞼下垂が起こってしまう。眼瞼下垂になると、私が冒頭で挙げた症状以外に、「視界が狭くなった」「目が小さくなった」「目が疲れやすくなった」といった不快な症状が起こる。

 眼瞼下垂は若いうちからなる人もいれば、先天的に眼瞼下垂の人もいる。私の場合は明らかに後天的で、主たる原因は「加齢」と「コンタクト」だ。まあ、還暦が目の前なのだから、そうなっても致し方あるまい。とはいえ、機能面で生活にも支障が出てきたし、肌が弱い私はアイプチでまぶたがかぶれて真っ赤になってしまう不具合も。眼瞼下垂の手術は保険適用にもなるというし、いくつかのクリニックでカウンセリングを受けることにした。

 私の主訴は以下の4つである。

①切開をしたくない
②ダウンタイムが長いのはイヤ
③「いかにも手術しました」という顔になりたくない
④自費でもいいので仕上がりをキレイに

 これらの主訴を掲げ、カウンセリングに挑んだ。

 ここから先はクリニックの名前、術前の写真も掲載するので鍵をかけさせていただくので、ご了承願いたい。
★本記事の内容が今発売中の「女性セブン」で紹介されました。

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