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「オールナイトニッポンJAM」爆誕!今までなかった「過去ラジオのサブスク」

6月22日は、2005年にGLAYがライブDVD「GLAY DOME TOUR 2005 WHITE ROAD in TOKYO DOME」を発売した日です!

はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」と「スキ」ありがとうございます!

私のnoteでは毎回、大好きなGLAYとラジオ(特に市町村単位のコミュニティFMを大切に)を語っています。
今回は「ラジオ番組のアーカイブ」についてがテーマです。

【「オールナイトニッポンJAM」爆誕】

昨日の記事で「ラジオ沼」について書いたが、同じ日にラジオ界に激震が。

「オールナイトニッポンJAM」爆誕!
オールナイトンッポン(以後:ANN)歴代の放送が定額でいつでも聞けるサービルが始まった。

【「オールナイトニッポンJAM」のアプリのインストールすることで、ユーザーはニッポン放送が配信するポッドキャストコンテンツを無料で聴取できるほか、30日間500円のプレミアムプランへの加入で、オールナイトニッポンの過去から現在にわたっての人気番組をマスター音源で聴くことが出来る。オールナイトニッポンの象徴でもあるテーマ曲「ビタースウィート・サンバ」にのせたトークの他、各種人気コーナーが当時のままによみがえる。

2000年以降の ANN人気番組、秘蔵マスター音源から続々と蔵出し!
サービススタート時の番組ラインアップとして、オードリー、Creepy Nuts、乃木坂46など現在放送中の人気番組のほか、くりぃむしちゅー、宮藤官九郎、四千頭身をはじめとする過去の人気番組計30タイトル(6月20日時点)が初回放送分から順次聴取可能となる(*一部番組を除く)。
現在、サービスの更なる充実に役立てるため、専用ホームページから、「リスナーがもう一度聴きたいオールナイトニッポン」のアンケートも実施中である。】

https://news.1242.com/article/367929

【「オールナイトニッポン」とは?】

深夜ラジオの王道ブランド「オールナイトニッポン」を改めて。
ニッポン放送で55年の歴史がある。

月曜から土曜まで夜中の25時(深夜1時~3時)現在のパーソナリティは、

月曜:Creepy Nuts
火曜:星野源
水曜:乃木坂46
木曜:ナインティナイン
金曜:霜降り明星
土曜:オードリー

番組表を見ると、それ以外にも「オールナイトニッポン」とつく番組がある。

・22時~24時「オールナイトニッポンMUSIC 10」
・22時~24時「オールナイトニッポンGOLD」
・24時~25時「オールナイトX(クロス)」
・27時~28時半「オールナイトニッポン0(ゼロ)」
・23時半~25時「サタデースペシャル」

レギュラーもあるが、週替わりパーソナリティなど流動的な部分も。また地上派ではなく「ポッドキャスト」専門で聴くことができる「オールナイトニッポンPODCAST」シリーズも6組のパーソナリティが担当(全員お笑い芸人さん)

そういえばGLAYのJIROさんは、ポッドキャストで「佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)」を聞いていると語っていた(GLAYモバイルサイトや自身のラジオ内で)

まだまだあるかもしれない。調べて分かったradikoのWEB記事の現在のANN紹介文を読むと、

【1967年10月2日に放送開始され、現在に至るまで全国的に絶大な人気を誇るニッポン放送の看板番組の一つ。2022年10月には放送開始55周年を迎え、ニッポン放送の番組の中では『テレフォン人生相談』(1965年1月〜)に次ぐ長寿番組です。

当初からターゲットを若者層に絞り、海外ミュージシャンのロックや日本のフォークソングまで、時代の最先端を走る音楽を取り上げてきました。若者に向けた自由なスタイルが受け入れられ、TBSラジオ『パックインミュージック』(1967年〜1982年)、文化放送『セイ!ヤング』(1969年〜1994年)とともに、深夜放送の全盛期を支える人気番組に成長。

開始当初のパーソナリティは糸居五郎さんや斉藤安弘さん、亀淵昭信さんらニッポン放送のアナウンサーやディレクターが務めていました。1970年代に入ると、個性的なタレントや歌手を起用するようになり、次第に音楽番組からトーク番組へとシフト。過去にはタモリさんやビートたけしさん、福山雅治さんら豪華な面々もパーソナリティを担当し、数々の伝説を作りました。現在も『オールナイトニッポン』では個性豊かなパーソナリティたちが毎夜リスナーの心を捉え、日々進化を続けています。】

https://news.radiko.jp/article/edit/2210/


【個人的に思う画期的な理由】

個人的な思いのため真逆な方もいると思うが、どうかご了承を願う。

【昔のANN番組を定額で聴くことができる】

リスナーは純粋に嬉しいのでは。
いわゆる「許可がない音源」ではなく「公式」サービスとして堂々と楽しめる。radikoもなくラジオで聞いていたあの番組の第1回が楽しめるようになるというのだから。

「radiko」のサービスが開始して12年。当初は一部で批判もあったが、オールドメディアだった「ラジオ」の人気を復活させる大きな要因になったと感じる。

radikoができるまでは「聞き逃したら最後」だった(一部、オンデマンド放送でトークのみ翌週まで配信の番組もある)今は限られた時間内ではあるが、一週間遡ってきくことができるようになったのは凄い。

しかもラジオ本体がなくても「スマホ」や「PC」で気軽に聴くことができる。

さらに「radikoプレミアム」会員になると、全国各地のラジオ局の放送がリアルタイムと1週間遡って楽しめるタイムフリー機能。有料ではあるが月額385円(2022年6月現在)で全国のラジオ局の番組を聴ける。

今回の「ANN JAM」は、当時聴いていたリスナーにとっては時間があっても足りない(現在の放送を聴きながら過去の番組を聴く)
当時は聴いていなかった途中からのリスナーにとっても、加入することで思い出に追いつくことが可能だ。


【番組を未来に遺せる】

「ラジオ」は「音声」=物として残らない。もちろん何かしら録音をして「個人で楽しむ」方法はあった。
ただ一般的には再放送はないし「放送日」や「その瞬間」が終わればなくなってしまう(それがラジオの良さでもあるし、最近ではWEBニュースなどで良くも悪くも後日、話題になることも)

個人的にはその「リアルタイム」で「同じ時間の共有」できる点がラジオが好きな理由の1つでもある。今はSNSやハッシュタグを利用して、リアルタイムでなくとも感想を交換できリスナーで繋がれるようになった。

これをマイナスにとらえる意見もあるけれど、ポジティブに考えると、書籍やCDアルバムのように未来へ残すことができるということ。
ラジオは放送で紹介しない限りはテレビ番組のようにクレジットがあるわけではないし、パーソナリティさんやスタッフさん、何よりリスナーにとっても1つの放送へのエネルギーが「保存」できるのは利点ではないだろうか。

【「ラジオ」界の「新たな扉」に】

以前の記事でGLAY自身がつくったサブスクについて書いた。

サブスクは会員が継続して加入することで利益があると聞く。「オールナイトニッポンJAM」の発想は、55年の歴史があってこそ成立するコンテンツだと思う。

権利関係など大変なこともあると思うが、今回の実現は今後ニッポン放送に限らず、ほかのラジオ局にも広がる「新たな可能性」を秘めているのではないだろうか。そういう意味で今後が楽しみだ。


【普段から「コミュニティFM」を】

それは私がnoteを始めた理由の1つでもある。

市町村単位の小さなラジオ局・コミュニティFM(○○エフエムなど)は全国に約340局あり、地震や豪雨など災害時などに「より細かい」エリアの情報を届けることができるといわれているそれが最大の役割でもある)

以前の記事で書いたが、制度ができてから今年で30年の歴史が。今でも開局は増え続けている(残念ながら閉局もある)

実際にコミュニティFMを聴いてみると、地域の新情報を知れたり独自のユニークな番組が存在していて驚くだろう(逆にそうでない番組もあるかもしれない)

コミュニティFMは大手に比べると、その地域にあることが広く認知されていないラジオ局も。色々調べると、様々な問題を抱えている局は少なくないように思えた。

【「ラジオ」リスナーの「あなた」へ】

今お住いの地域や出身地のコミュニティFMに、ぜひ「ラジオ好きパワー」をぶつけてみていただけないだろうか。

プロの芸人さんやミュージシャンなど有名人がパーソナリティの番組もあるが、多くは一般のパーソナリティ。
様々な生活がある中でも、きっと試行錯誤して1人1人が使命感や愛をこめて番組を作っているはず。聞き逃しサービスはないが再放送をしている番組も多い。

もし「あなた」がリクエストやメッセージだけでも参加してみたら、きっと誰かの力になる。何より自分がいざというときに助かるかもしれない。

ラジオで地元や住んでいる地域を応援できるなら素晴らしいと思う。どうか一度、お住いの地域のコミュニティFMをきいてみることをお薦めしたい。

いつでもコミュニティFMは「あなた」の力を待っているから。

以前の記事で。アプリやインターネットでコミュニティラジオを聴く方法をまとめた。

リトルトゥースたちが「ひなあい」ヒット祈願キャンペーンで静岡の「コミュニティFM」を訪れたときに書いた以前の記事はこちら。

【GLAY「つづれ織り~so far and yet so close~」】

今日のGLAYの1曲は「つづれ織り~so far and yet so close~」
2005年1月19日発売のバラッドベストアルバム「WHITE ROAD -Ballad Best Singles-」に初めて収録された新曲。

冒頭で触れたライブでも披露。以前の記事でも書いた伝説の「白いジャケット」を置いていった瞬間の映像が記録されている。
このライブはセットリストも王道の楽曲が多いのでGLAYを観たことがなくても作品として楽しめるのではないだろうか。

タイトルの「so far and yet so close」には「近いようで遠い」というような意味が。リリース当時から名曲と名高く、このご時世になる前はイントロが流れるだけで歓声が上がった。

MVはファンから写真を募集して約3000枚の写真をストップモーションの技法で繋ぎ合わせ一つの物語に構成(赤い服を着てこのポーズなど指定が)
最初は演出表現に驚いたが、今観ると新鮮に思える。

個人的にはDVDデザインも額に入れて飾りたくなるくらい好き(U2など数多くの有名アーティストの写真を手がけている世界的なフォトグラファーのケビン・ウェステンバーグ氏が撮影)


ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。

第55話【「オールナイトニッポンJAM」爆誕!今までなかった「過去ラジオのサブスク」】

<おまけ>
今年の4月29日から毎日GLAYとラジオ(コミュニティFM含む)について書いています。もしお時間ありましたら。




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