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HAPPY PRIDE!

昨日は東京レインボープライド(TRP)の初日でした。

COVID-19の影響で毎年恒例の代々木公園でのイベントは中止。

その代わりにデジタルで行った初の取り組み、

#おうちでプライド  が行われました。

初日の視聴人数がなんと24万4560名を記録!

これはどういう数字かというと、

昨年2日間の動員数20万人を、わずか1日で達成した数字です。

個人的に胸が熱くなったのは、この数字の中にいる人たちのことです。

「地方で誰にもばれないよう、息をひそめて生きている人たち。」

「海外に住んでいて、日本のことを気にかけてくれている人たち。」

今回のデジタル版の実施により、

これまでパレードにアクセスすることができなかった人たちも、

気軽に参加することができるようになりました。

これは本当に良かったと思います。

また、環境のためにも良かったと思います。

これまで、2日間のイベントのためだけに用意されてきた巨大ブースは、

サステナビリティの観点からも考え直したほうが良い露出の仕方でした。

企業の認知向上を主たる目的としたパレードへの企業参加は、

「パレードの目的=LGBTの可視化」という意味でも、

見直しが必要な段階に来ていたので、

今回のデジタルプライドで出た結果(数字)は

企業がパレードに参加する意義を再考する良いきっかけになったと

思います。

今回のデジタルプライドを機にこれからのLGBTプライドは、

オンラインとオフラインで機能を上手に使い分けて進化していくことで

もっと面白くもっと社会還元性のあるイベントになるんじゃないかと

思います。

日本だけではなく、海外とも連携することで面白く視点が広がります。

海外セレブリティの参加や「ル・ポールのドラァグショー」などの

人気番組とのコラボも可能です!

 最後に、ドイツのKai Stänicke監督が4年前に作った

素敵なムービーを紹介します。

自分が小さかった頃、世界はこう見えていたなぁと。

よかったらご覧になってください。

それでは、HAPPY PRIDE!




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