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新しい発見

日々江の島で写真を写していると、どうしても見慣れた風景にマンネリを感じてしまうことがあります。
そういう時は日頃撮り慣れたカメラやレンズ以外の物を持ち出して撮ってみたり、オートでしか撮ることのできないコンデジでノイズやブレのある写真を撮ったり、誰かと一緒に江の島に行き、どこが気に入っている場所なのか、いつもどのコースで歩いているのか、カメラを持っている人には何に惹かれて写したのか聞いて新しい発見探しをしています。

そして最近、国外から日本に遊びに来てくれた友人と江の島へ行きました。
すばな通りでたこせんべいを買って食べて、浜辺の風景を眺めてから、いざ江の島へ向かうと休日だったので大勢の人で賑わっているいつもの江の島。

日本人で江の島がどういう場所かざっくりでも知っている人は多いかと思いますが、全く無知の友人は初めての江の島に感動の連続でした。
普段なら素通りするお土産屋さんに入ってみたり、持参していたフィルムカメラで写真を写したりと、今まで多くの人と江の島に来ましたが、その中でも1番喜び、感動をして楽しんでいる。

観光に来た時間が遅かったので、まずは目的の飲食店へと行き和のスイーツを食べて、一休みをして、参拝巡りに向かう時も楽しそうにしている。
そしてフィルムカメラで撮影をしたり、絶景スポットにある有料の双眼鏡で風景を見て嬉しそうにしている姿を見て
『通い慣れた道、見慣れた風景だと思っていた江の島でこんなにも幸せになれる場所があったとは!』
と気付かされた。
カメラも軽さを意識した機材で行ったり、スマホでサッと撮っていたが、フィルムカメラでじっくりファインダーの中を覗きここぞをいう瞬間にシャッターを押して「カシャーン」と響く音も良い。

江の島の説明で一緒に行ったはずが、自分の方がここまで気付かされ感銘を感じる経験は初めてだった。

今までデジタルカメラで写していた江の島も、じっくりとフィルムカメラで写したくなる貴重な日を経験させてもらえたことにただただ感謝の気持ちになりました。

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