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写真・動画の撮影や絵を描く事は今後意味のないものとなる!?【長文】

どうも はじめです(^^)/

今日はニュースからの学びという事で(^^;)

先日アメリカのAdobe社から「AdobeFirefly」というアプリが正式に発表されました。

このFireflyがどんなアプリなのか?
アドビのホームページからの抜粋が一番分かりやすいので以下に示します。

生成AIは人工知能(AI)の一種で、テキストや入力情報からすばらしいコンテンツを作り出すことができるテクノロジーです。これまで生成AIについては、AI画像や画像生成が主に取り上げられてきましたが、このテクノロジーは、テキスト入力から静止画像を生成するだけにとどまらず、さらに多くの用途に活用できます。ほんの数語と適切な生成AIさえあれば、誰でもビデオや文書、デジタルエクスペリエンス、さらにリッチ画像やアートまで作成することができます。また画像生成AIは「クリエイティブな素材」の作成にも活用でき、ブラシやベクター、テクスチャを作成してコンテンツのデザイン要素として使用できます。

以下のアドビのページ「生成 AI とは」から抜粋

今IT界隈では生成AIは花盛りで、このニュースを見ても「ふーん、アドビもやってるんだ」位にしか思っていなかったのですが、次のインプレスにあるスパタ齋藤さんのページを見て「こりゃすごい」と思ってしまった(^^;)

テレビを見ている方ならご存じの方がいらっしゃるかもしれませんが、タレントのフワちゃんがやってるGooglePixelのCMを見たことありますか?

あのCMに「消しゴムツール」なるものを押していて、スマホで撮影した写真に自分が写って欲しくないものがあればその存在そのものを消去できるというもの。

「なるほどクリック一発でいらねーもん消せたら便利じゃね?」

と思った方もいたと思います。

Fireflyもその延長かな位に思っていたら、なんと自分が撮影した写真の「外側」も勝手に作ってくれるとな(驚)

正確には「俺が撮った写真もうちょっとカッコよくしたいからもう少し外側うまい事作ってくんない?」と指示しなければいけないのだが、それさえすればFireflyが作ってくれる!

当然だが自分が撮影した写真には写したものしか写っていないのだが、アドビがAdobeStockという自社のフォトストックサービスで学習させた数十万枚の写真からいい感じの風景をつぎ足ししてくれるようだ。

もうこうなってくると「写真を撮る」とか「絵を描く」とかに一体何の意味があるのかと思ってしまう。また、賢明な読者はもうお気づきだろうが、この生成された写真を連続させれば動画となる。もう汗だくになって動画の撮影に行く必要さえなくなってくるのだ。

AIの進化はすごい!


しかし全てを悲観する必要もありません。

Fireflyの例でいけば、最終的に生成されるものはアドビが
「これはいいものだ」
と判断した画像を元に作られたものです。
この「これはいいものだ」以外のいいものを作ればいいのです。それはとても難しい事ではありますが、そもそも芸術的なものってそれがいつの時代も核心の命題です。

「これまでにない価値を作る」

逆に言うと今まで音楽や絵画、写真等の芸術に関わって来た人達がさぼっていた事なのかもしれません。AIの時代が来てそのさぼりが継続出来なくなったと考えるべきでしょう。

音楽業界なんかは特にそう思います。
初音ミク等の自動音楽生成AIが出てきてからというもの、似たような曲ばっかり出てきてましたから、正直うんざりしていた所です。パソコンやタブレットにアプリをインストールし、音楽を「いかにも風」に自動生成してクリエイター面する人が多すぎるなーと個人的には思っていました。
そういった人達が淘汰されるだけでもAI時代の到来に意味はあったと考えています。

先日BS朝日の「ベストヒットUSA」でキャロルキングさんがピアノ弾き語りでどでかい野外コンサートで歌っている大昔のビデオが流れていましたが、今の流行曲の100万倍は感動しました。

飛び切り美人でもなく、ピアノが超絶うまい訳でもありません。それでも感動するのはやはり彼女の歌が「人間くさい」からなのでしょう。AIが社会に浸透していけばいくほどこの「人間くささ」がとても重要になってくると思います。

写真も、絵画も、動画も、文章も

「どれ位人間くさいか」

もっと正確に言えば

「どれ位そのクリエイターらしいか」

はこれからの大事な要素です。

私も含めて皆さん頑張りましょう(^^)/

ではではー






#ニュースからの学び

揃えておきたいレンズがあと少々😊😊😊😊