秘匿 それから


自分で作るスープ類、本当に美味しい。直近は酸辣湯とか春キャベツのスープとかたまねぎのポタージュを作ったのだけど、一生スープ生活で良いと思ったもん。スープとか出汁が飲める店、コーヒースタンド並に増えてくれないかな……。
ポタージュとかは咀嚼しなくて良いのも特大加点ですね(終わっている採点基準)
怠惰が過ぎて自分ひとりの家の食事って次に食べるものを迷ったり適切に咀嚼したりですらやりたくないことが多いので、"ディストピア飯"上等です。


ほんの少し前に「現実的なことは書かないのですか」という旨の質問を受けたことがあって、それは例えばわたし自身のごく身近な周辺のことかもしれないし、ニュースで見聞きする話題についてなのかもしれないけど、少し迷って「"現実"のことばのポジション(※)がXさんと違うかもしれませんが、自分の作品はほとんど現実です」といったことを返した。

わたしは詩歌、というか、もっと大げさに言うと文学にはからだは必要ないと思っているので、そう返したのが正解(というのはXさんにとってではなく、自分の意識に反していないか)だったのか、まだわからない。からだというのは現実そのものだから、わたしもそんなことばかり書いているけど、でも本当は必要ないと思っていて……
まあ自分でもなんかよく分かってはいません。
けど信頼してもらえるものを書きたいです。わたし自体ではなくて、書くものを信頼してもらえたらとてもうれしい。


(※)"現実"は現実だけでもう勘弁してほしいので、そういう現実のことをいうのであれば確かに現実的なことは書いていないし書かないと思う。
わたしは10代のころ、学校、家庭、友だち、恋愛、それにいじわるで怖いことや、残酷なことなど現実としかいいようのない現実を忘れさせてくれる物語が好きだった。自分もそういうものを書きたいと思っている。


最近は夜の空き時間に占いをやっています。

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