見出し画像

リフレクティング ー 「没入」して聞く

勉強会の記録
2024年2月24日(土)
13:00-17:00
場所:幡ケ谷社会教育館 和室

したこと

チェックイン

それぞれの近況報告・今の状態などを1人ずつお話

トーキングサークル

こちらのすいめいさんのツイートを読んで、それぞれに感じた事を、言葉にして重ねてみました。


マインドフルネス瞑想をしてみる

今この瞬間に集中するオープンダイアローグと、「今、この時に意識を持っていき、気づき、そのままをうけいれる」マインドフルネスとは共通点があると思い、試しに皆でマインドフルネス瞑想をしてみて、それぞれに感じた事をお話ししてみました。

こちらの動画を使わせていただきました。
五感ひとつずつにフォーカスしていき、今ここに意識を持ってくる、ファイブ・センスと呼ばれる瞑想だそうです。


リフレクティングの練習

桜子さんによる「職場にオープンダイアローグ」報告

職場にオープンダイアローグを取り入れようとされているクラスメイトの桜子さんから報告をいただき、それぞれに感じた事をリフレクティングのようにお話させていただきました。

チェックアウト

今日のこの会はそれぞれにとってどうだったか、1人ずつお話。


個人的な感想

内容も対話的に決める

この日は自分が主催者で、初めて長時間の練習会だったし、練習会を初めてご一緒する方もいらっしゃるかもしれなかったので、ちゃんとしなくては!と思い、内容やタイムスケジュールを考えて行ったのですが‥
人が集まる時間など、やはり計画通りにはいかないもの。

また、内容も私の関心があるものに勝手に決めてしまっていたのですが、皆の関心や気分と逸れてしまっていたかもしれない。

同じことを学んだクラスメイトとの練習会なのだから、皆もアイデアを出してくれるので、その場で相談しながら、もっと対話的に、即興的に、内容を決めれば良かったと思いました。

そういえば講座で講師のお二人(森川すいめいさんと小澤いぶきさん)は、皆のお話を聞きながら、その日にやるワークを決めておられたなぁと。

「何も準備しないこと」が対話を助けます

森川すいめい『オープンダイアローグ 私たちはこうしている』p97

とはいえ、それをするにはある程度自分の中にやることの案がないとできないと思うので、この日はいくつかの案が自分の中に蓄積され、良い経験になりました。

「没入」して聞く


リフレクティングの練習で、この日初めて分かった気がする事がありました。

講座ですいめいさんが
リフレクティングに慣れていない頃やったのは、話されたことをなぞる事だった。
それはガラス細工のように見えてるよ、と伝わる。
でもそのままだとそれで終わるから、そこに感想をプラスする。

というようなことを仰っていたので、
この日は話者の方のお話を、写すぞ!と気合を入れて集中してお聞きし、話された事をなぞるようにリフレクティングしてみました。

そうしたら、何だか今までにない感覚になりました。

講座ですいめいさんが、「没入」するように聞く、と仰っていたんですが、初めて意味が分かった気がしました。

すごく集中して聞くと、自分がなくなって、その人のお話だけがある状態になる。
それは確かに「没入」という言葉がぴったりだと思いました。
また、自分がないので、もちろん判断や批判などが出てくる隙間はありません。
それが出てくる時は、没入して聞けていないのですね。

ただ話者の方の感情の動きと共に揺れ動く。
すいめいさんが仰っていた「共鳴する」とは、こういう事でしょうか。

そして、リフレクティングには高い記憶力がいると思っていたのですが、すごく集中して聞くと情景が鮮明に浮かぶので心に残りやすく、記憶力がなくても出来るのかもしれないと思いました。
すいめいさんは「ドキュメンタリー映画をみているように」という言葉を使われていました。

話者の方からは「すごく沁みた。ジャッジされないってこういう事だなぁって思った」との感想をいただきました。

集中できたのは、何気にマインドフルネス瞑想が効いていたのか?

時間がなくて一回しか出来ませんでしたが、リフレクティングの練習またやりたいです。

桜子さんの報告

桜子さんは職場において対話を取り入れることを、会社の中でお一人で頑張られておられるそうです。
頼りないかもしれないけど、仲間がいることを忘れないでね。

皆さんありがとうございました。

(1期生 あゆみ)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?